昨日(5月30日)、東京でポーランド、ツェレスティヌフ郡長のヴィトルト・クファトコフスキーさん他とお会いしました。
今回、ポーランド・シベリア孤児救出100年事業として、49名の皆さんがポーランドから来られています。
約100年前、第一次世界大戦が終結し、ロシア革命が起こり、混沌とした状態の中、シベリアでは多くのポーランド孤児が残されたままになっていました。
ポーランド政府が世界各国に救出を頼みましたが、ことごとく断られた中で、日本軍、日本政府が800名に近い、ポーランド孤児たちを救出し、日本経由ポーランドに送り届けたのです。 このポーランド孤児救出については数年前のわたくしのブログをご覧ください。 https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/archives/6782
昨日、お会いしたツェレスティブフ郡から来られた皆さんはこのシベリア孤児の関係者でありますが、坂城町とも深い関係があります。
実は、千曲市出身でポーランドで日本語学校を運営されておられる、坂本龍太朗さんの生徒さんをコロナ前までは毎年、サマースクールとして受け入れ、坂城の皆さんにホームステイをお願いしておりました。
そこで、ツェレスティヌフ郡長さんからのご要望もあり、坂城町との間で、友好協定を締結しようということになっておりました。 ところが、新型コロナの影響でお互いに行き来ができない状態となっておりました。
その後、コロナも5類に移行したこともあり、今年、10月にポーランドへお邪魔し、協定の調印を締結することになっておりました。 その中で、今回、日本へ来られたのでぜひお会いしようということになり、昨日、新宿のホテルでお会いしました。
ツェレスティヌフにある、「ポーランド・シベリア孤児記念小学校」について、これも以前のわたくしのブログをご覧ください。https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/archives/6780
今回、ツェレスティヌフ郡からは8名の方が来られていますが、皆さん、大変、お忙しい中、短時間ではありましたが種々お話ができ素晴らしかったです。
▼以下、私の左側の中央、背の高い方が、郡長のヴィトルト・クファトコフスキーさん 左から二番目は坂城町国際交流協会安島会長、右端は、坂城町企画政策課竹内課長
坂城町長 山村ひろし