先日(10月11日)、ポーランドの日本大使館にて、坂城町及びツェレスティヌフ郡間での「フレンドシップ協定に関する合意書」に調印いたしました。
コロナの関係で協定書の締結が延び延びになっていましたが、ようやく調印の運びとなりました。
以下、調印式でのあいさつ文を掲載させていただきます。
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ツェレスティヌフ郡と坂城町および、ツェレスティヌフ郡国際交流協会と坂城町交際交流協会でのフレンドシップ協定の締結に際しまして、一言ごあいさつ申し上げます。
会場の皆様、本日はお忙しい中フレンドシップ協定の調印式にご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。
協定のご提案をいただきたヴィドルド郡長をはじめとする郡の関係者の皆様、そして、このような記念すべき式典の場を提供いただいた宮島大使をはじめとする在ポーランド日本国大使館の皆様および、両自治体の橋渡し役を務めていただきましたワルシャワ日本語学校の坂本龍太朗先生に心より感謝申し上げます。
このように大勢の皆様に見守られ、かねてより交流を深めてまいりましたツェレスティヌフ郡及びツェレスティヌフ郡国際交流協会とのフレンドシップ協定を締結できますことはこの上ない喜ばしいことです。
日本とポーランドは地理的には遠く離れた国同士ですが、関わりは約100年以上前の第一次世界大戦終結後、シベリアに残されたポーランドの子供たちを日本に受け入れたことから始まっております。 悲しい歴史的な経過ではありますが、今日の日本とポーランドとの友好関係の礎となっていることを思うと、この関係をより良いものして、継続していくとこが私たちの責務であると考えております。
そして坂城町では2014年から坂城町国際交流協会が中心となって、ポーランドワルシャワ日本語学校のサマースクールの受け入れなどを通じて、ポーランドの皆さんとの交流を行ってきました。そのような経過を踏まえて、4者間で結ばれるフレンドシップ協定は、今後さらに深い協力関係を築き、お互いの文化、経済、教育をはじめとする様々な分野での交流を図るための」大きな一歩であると考えております。
本日の協定締結はツェレスティヌフ郡の皆様との交流や協力の実現に向けて、お互いに「絆」を深めてゆく輝かしいスタートの日であると思っております。最後になりますが、この協定関係が、相互の発展と友好関係の深化につながることを心から期待しております。
そして、本日ご臨席の皆様のご協力とご支援に改めて感謝申し上げます、
本日は誠にありがとうございます。
2024年10月11日 坂城町長 山村弘
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以下、写真の一枚目は大変お世話になった、宮島昭夫駐ポーランド全権大使。二枚目は調印する、ツェレスティヌフ郡長と山村
坂城町長 山村ひろし