田村純菜さん来訪

昨日(8月29日)、全国小学生陸上競技交流大会 (8月25日 5年生女子 100m)に出場し、見事優勝を果たした村上小学校5年生の田村純菜さんが 「金メダル」 とともに坂城町役場へ報告に来ていただきました。

左から:山村、田村純菜さん、塩野入コーチ

詳細は以下の坂城町ホームページ・ニュースをクリックしてください。

とにかく快挙です。 今後の活躍を大いに期待します。

追記)

田村純菜さんのお姉さんの有利奈さん(坂城中2年生)も坂城町を代表する若きアスリートですが、他にも、人命救助をしたということで千曲警察から表彰を受けています。

素晴らしい姉妹ですね。

以下、私のブログから

(中学校全国大会出場)
坂城の若きアスリート(陸上競技選手)

(人命救助)
坂城の中高生が人名救助

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第64章)

この章には重要なメッセージが多く含まれています。

1.「第一歩の重要性」 2.「無為」の大切さ 3.「終わりを慎む」 です。

いささか長文ですがお付き合いください。

 其安易持、其未兆易謀。 其脆易破、其微易散。 爲之於未有、治之於未亂。  合抱之木、生於毫末、九層之臺、起於累土、千里之行、始於足下。 爲者敗之、執者失之。 聖人無爲、故無敗。 无執、故無失。民之從事、常於幾成而敗之。 愼終如始、則無敗事。 是以聖人欲不欲、不貴難得之貨。 學不學、復衆人之所過。 以輔萬物之自然、而不敢爲。

                             

 其の安きは持し易(やす)く、其の未(いま)だ兆(きざ)さざるは謀(はか)り易し。 その脆(もろ)きは破り易く、其の微(び)なるは散じ易し。 之を未だ有らざるに爲(をさ)め、之(こえ)を未だ亂(みだ)れざるに治む。 合抱(がふほう)の木も毫末(がうまつ)より生じ、九層の臺(うてな)も累土(るいど)より起こり、千里の行(かう)も足下(そっか)より始まる。 す者は之を敗り、執(と)る者はこれを失う。 聖人は、無爲なり。 故に敗るること無し。 執ること无(な)し、故に失うこと無し。 民の事(こと)に従うや、常に幾(ほと)んど成るに於(お)いてこれを敗(やぶ)る。 終りを慎しむこと始めの如くなれば、則(すなわ)ち事を敗る無し。 是(ここ)を以って聖人は欲せざるを欲し、得難(えがた)きの貨(くわ)を貴ばず。 學ばざるを學び、衆人の過ぐる所に復(かえ)る。 以って萬物の自然を輔(たす)けて、敢えて爲さず。

                                  

 

物事の安定しているうちは維持しやすく、まだ兆しの無いような状態なら対処がしやすいものです。 また、物事がもろいうちならばこなごなにすることもできます。 かすかなうちは散逸させてしまうこともできます。 物事のまだあるのだかわからないようなうちに対応し、乱れる前に治めてしまうことが大切なのです。 ひと抱えもあるような大きな木も毛先のような芽から発達するのだし、九階建ての大きな建物も小さな積み土から作られます。 千里の道も足元の一歩から始まります。 このような小さな一歩に気づかず欲望にかられ物事を行うものは失敗します。 また、同じように何かに執着するものはそれを失います。 一方、聖人は常に無為の状態にあので、決し失敗することはないのです。  さかしらに何かに執着することが無いので物事を失うこともないのです。 ところが反対に、普通の人はあと一歩のところで失敗してしまうことが多いのです。 終わりの段階でも初心を忘れなければ失敗することはありません。 そのようなことから、聖人は欲しないということを欲し、得難い財宝などを欲せず、学ばないということを学び、普通の人の通り過ぎた道という原点に立ち返るのです。 万物の自然の生き方を補佐して何事も必要以上に手を出すことをしないのです。
                              
                   
通俗的な価値観との違いを述べていますが、正に老子の真骨頂だと思います。 鑑にしたいものです。
                             
                 
坂城町長 山村ひろし

坂城町総合防災訓練

昨日(8月26日)、坂城町総合防災訓練が村上小学校グランドで開催されました。

各自主防災会の方々を中心として約500名の皆様にご参加いただき無事終了いたしました。

以下、坂城町ホームページの記事をご覧ください。

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8月26日(日)平成24年度坂城町総合防災訓練

H24総合防災訓練01

▲初期消火訓練

8月26日(日)、村上小学校校庭を会場に、平成24年度坂城町総合防災訓練が実施されました。

総合防災訓練は、毎年9月1日の「防災の日」を含む防災週間に、南条、中之条、坂城、村上地区で順番に行っています。今年は、村上地区の皆さんを対象として実施し、自主防災会、消防団、関係団体など約500名の方が参加して、避難訓練、情報伝達訓練、自主防災会及び消防団による初期消火・救出搬送・応急手当訓練、自主防災会及び坂城町建設業災害防止協会、町建設課による水防訓練、日赤奉仕団による炊き出し訓練、郵便局・消防団による被害状況把握・火災想定訓練、消防署による建物・高所救出訓練などが行われました。

恐ろしい災害はいつ起こるかわかりません。皆さんのご家庭でも、災害時の行動を相談しておく、非常時の持ち出し品を用意しておくなど、災害に備えておきましょう。

▼各訓練の様子

H24総合防災訓練02-10 

坂城町長 山村ひろし

田村純菜さん全国大会で優勝!

先日、記載させていただいた、村上小学校5年生の田村純菜さんが先週、24日、25日に開催された第28回全国小学生陸上競技交流大会(神奈川 日産スタジアム)で見事優勝されました。 (小学校5年 女子 100M)

                                                     

記録は13.37秒(100M) で20年ぶりの大会新記録だそうです。 (今までの記録は1992年の13.39秒)

自己記録は13.66秒ほどと聞いておりましたので、この大舞台で自己記録を更新し見事全国優勝しました。

詳細は、坂城に戻られたらお聞きしますが、とりあえず、速報です。

以下、先日のブログを再掲します。 

山村 ひろし

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12/08/21 08:30

坂城の若きスプリンターに期待!

昨日(8月20日)、村上小学校5年生の田村純菜さんが来られました。

田村さんは、6月24日に松本平広域公園陸上競技場で開催された第29 回長野県小学生陸上競技大会で、5年女子100mに出場し、決勝で13秒88の好記録を出して見事優勝されましたが、今週(24日)、横浜市の日産スタジアムで開催される全国大会に出場します。

昨年の全国大会優勝記録が13秒88でしたので、田村さんの実力を発揮されれば問題なく上位入賞できると思います。 皆さんで応援しましょう。

以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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田村純菜さん表敬訪問01 

▲田村純菜さん(左)、山村町長(右)

8月20日(月)、全国小学生陸上競技大会に出場する、村上小学校5年生の田村純菜さんが、山村町長を表敬訪問されました。

田村さんは、6月24日に松本平広域公園陸上競技場で開催された第29 回長野県小学生陸上競技大会で、5年女子100mに出場し、決勝で13秒88の好記録を出して見事優勝しました。全国小学生陸上競技大会は、今週末の8月24日から横浜市の日産スタジアムで開催されます。田村さんは、全国大会で決勝に残ることを目標に、夏休みの間も厳しい練習に取り組んできました。調子も上がってきているそうで、大会での好記録が期待されます。

田村純菜さん表敬訪問02

田村純菜さん、がんばってください!

坂城町長 山村ひろし

平成24年第2回葛尾組合議会臨時会開催

昨日(8月24日)、平成24年第2回葛尾組合議会臨時会を開催いたしました。

葛尾組合(組合長:山村弘)は、ごみの焼却施設、不燃・資源ごみ処理施設並びに葬祭施設、そして葛尾霊園それぞれの施設の運営に関する事務を行う、千曲市と坂城町の一部事務組合です。

ごみ焼却施設につきましては、建設から33年が経過していることから老朽化が著しく、長野広域連合が建設を予定している千曲市のB施設が完成するまでは何としても現施設の安全な運転を継続しなくてはなりません。

今回の臨時会でも約1千万円をかけ設備の補修工事について追加補正のお願いをしたところであります。 

また、今臨時会では先日(7月22日)、千曲市議会議員選挙で選出された議員の中から新たに選出された葛尾組合議員の皆様にご参加いただきました。

新たな議員名簿は以下の通りです。(敬称略)

議長 : 宮坂重道(千曲市)、 副議長 : 中嶋登(坂城町)

坂城町議員 : 山崎正志、窪田英子、塩入弘文

千曲市議員 : 田沢佑一、中村直行、和田英幸、宮入高雄、小玉新市、小川修一、前田きみ子

千曲市から選出された議員の皆様は、今回8人中7名の方が新たに選出されました。 

ご退任された皆様には任期中の、ご支援・ご協力に厚く御礼申し上げるとともに、新たな議員の皆さま方と力を合わせ、長野広域連合による千曲市に建設予定のB施設建設の推進、現葛尾組合施設の安全運転に総力をあげ取り組む所存であります。

皆様方のご協力・ご支持を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

坂城町長 山村ひろし

公益社団法人日本工学教育協会から表彰を受ける

本日(8月22日)、公益社団法人日本工学教育協会から長年にわたり、工学教育に貢献をしたということで、「日本工学協会賞」をいただきました。

私は富士通時代から常に教育については力を入れてまいりましたが、公益社団法人日本工学教育協会では、理事として広報委員会委員長、総務財務委員会委員長、事業企画委員会委員WG主査の他、教育士委員会委員、工学教育賞選考委員会委員、また、副会長も務め、多少なりとも日本の工学・技術、ものづくり教育の推進、大学・企業間の連携の推進などを評価していただいたものと思います。

このような賞を坂城町長の立場になっていただくこと、感無量です。

坂城町長の立場としても継続して坂城町の工学教育の推進に力を入れていきたいと考えております。

坂城町長 山村ひろし

坂城の若きスプリンターに期待!

昨日(8月20日)、村上小学校5年生の田村純菜さんが来られました。

田村さんは、6月24日に松本平広域公園陸上競技場で開催された第29 回長野県小学生陸上競技大会で、5年女子100mに出場し、決勝で13秒88の好記録を出して見事優勝されましたが、今週(24日)、横浜市の日産スタジアムで開催される全国大会に出場します。

昨年の全国大会優勝記録が13秒88でしたので、田村さんの実力を発揮されれば問題なく上位入賞できると思います。 皆さんで応援しましょう。

以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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田村純菜さん表敬訪問01 

▲田村純菜さん(左)、山村町長(右)

8月20日(月)、全国小学生陸上競技大会に出場する、村上小学校5年生の田村純菜さんが、山村町長を表敬訪問されました。

田村さんは、6月24日に松本平広域公園陸上競技場で開催された第29 回長野県小学生陸上競技大会で、5年女子100mに出場し、決勝で13秒88の好記録を出して見事優勝しました。全国小学生陸上競技大会は、今週末の8月24日から横浜市の日産スタジアムで開催されます。田村さんは、全国大会で決勝に残ることを目標に、夏休みの間も厳しい練習に取り組んできました。調子も上がってきているそうで、大会での好記録が期待されます。

田村純菜さん表敬訪問02

田村純菜さん、がんばってください!

坂城町長 山村ひろし

能楽 松木千俊先生のブログ

先日、観世流名誉師範となられた松尾文子さんのお祝いの会について記述しましたが、当日、お出でいただいた松木千俊先生のブログにも掲載していただいておりましたので以下ご紹介します。 以下のサイトをクリックしてください。

http://www.matsunokai.com/private/2119/#respond

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第63章)

「爲無を爲(な)す」。 まさに老子のキーワードですね。 「爲無自然」、ことさらに余計なパフォーマンスなどせずに大自然の中、本質を極めじっと見守る。 そうすれば物事の本末、終始が見えてきます。 トラブルも始まりを見極めれば小さな火種のうちに収めることもできます。

 爲無爲、事無事、味無味。大小多少、報怨以徳。圖難於其易、爲大於其細。天下難事、必作於易、天下大事、必作於細。是以聖人終不爲大。故能成其大。夫輕諾必寡信。多易必多難。是以聖人猶難之。故終無難。

                               

 無爲を爲(な)し、無事を事(こと)とし、無味(むみ)を味わう。 小を大とし少を多とし、怨みに報ゆるに徳を以(も)ってす。 難(なん)をその易(やす)きに圖(はか)り、大を其の細(さい)に爲(をさ)む。 天下の難事(なんじ)は必ず易きより作(おこ)り、天下の大事は、必ず細より作(おこ)る。 是(ここ)を以って聖人は終(つい)に大を爲さず。 故に能(よ)く其の大を成す。 それ軽く諾(だく)するものは必ず信(まこと)寡(すくな)し。 易(い)とする多ければ必ず難きこと多し。 是ここを以って聖人は猶(な)ほこれを難しとす。 故に終(つい)に難きこと無し。

                           

 

ことさらに何かを行おうと行動したりせず、静かに見守ることに徹し、何の味もないものを味わうような境地こそ大切なのです。 小さいものを大きいものとし、少ないものを多いものとし、怨みに対してさえ徳をもって対応するのです。 そのような態度でいれば、いろいろなトラブルをまだそれが小さいうちに発見し解消することができます。 世の中の大事件は必ず小さなことから発展します。 この点からも聖人と言われている人は小さなことから慎重に対応するため、決して大きな苦労をすることなく大事業をなすことが出来るのです。 安請け合いをする人には大体、信頼を置くことが出来ません。  たやすいと思っていると困難なことが多いのです。 従って、聖人と言われる人はすべてのことを困難なこととして対応するのです。 その結果、困難なことは無くなるのです。
                               
                        
昨今の日本を取り巻く政治情勢を見るにつけ、つまらぬパフォーマンス、さかしらな行為を厳に慎み、物事の本源を常に見極め、行動したいものですね。
                                       
                   
坂城町長 山村ひろし

能楽 松尾文子名誉師範を祝う会

昨日(8月19日)、坂城町文化センターで、昨年、観世流名誉師範となられた松尾文子さんのお祝いの会があり出席しました。 (坂城町には海野義元 師範がおられますが、今回、初めての女性の名誉師範誕生です。)

朝9時から午後5時近くまで、約100名の方々が次々とお祝いの能楽(20演目以上)を披露されました。

また、こども能楽教室の皆さん(12名)も紅葉狩(仕舞)を披露しました。

本日は、坂城町の伝統文化の根強さを実感した一日でもありました。

「砧」(きぬた)を独吟される、松尾文子名誉師範

右奥は、松尾名誉師範を長年指導された、重要無形文化財総合指定保持者の松木千俊先生

坂城町長 山村ひろし