昨日(7月24日)、昨年11月に亡くなられた、高倉健さん(本名小田剛一さん)の養女、小田貴(たか)さんから、坂城町に刀剣8振りと約50冊もの刀剣に関する蔵書の寄贈をいただきました。
寄贈いただいた刀剣を拝見する、宮入小左衛門行平刀匠と山村
小田貴さんと宮入刀匠のお話を伺うと、高倉健さんとのお付き合いは20年に渡り、宮入刀匠にとっては高倉さんが父親にも相当する存在だったそうです。
今回、寄贈をいただいた刀剣の中には、慶長年間に活躍した、新刀の祖とされる堀川国広の脇差も含まれ大変貴重なものが多くあります。 (高倉健さんの故郷である九州で作られたものが多い。)
坂城町 「鉄の展示館」では今年8月末から1ヶ月間程度の期間で緊急展示を行いたいと思っております。
また、できれば、来年以降、高倉健さんの寄贈品を中心に、他の絵画、写真なども加え、恒久的な展示コーナーの開設も検討したいと思っています。
素晴らしい、出会いに感謝致します。
坂城町長 山村ひろし