第37回坂城どんどん

 昨日(8月2日)、坂城町民祭り、「第37回坂城どんどん」が開催されました。

 雨の予報もあり、心配したのですが、皆様の熱意が通じ、終日絶好のコンディションで開催されました。

開会の挨拶をする山村

             

ライオンズクラブの青少年交流プログラムで米国カリフォルニアから来たパーカー君。(パーカー君はこれから一週間、私の家でホームステイします。)

 

審査員の皆さんと、左から:柳澤実行委員長(区長会長)、柳澤町議会議長、

右側:小松美羽さん、竹内希さん

            

 以下、坂城町ホームページから詳しくご覧ください。

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第37回坂城どんどん

H26坂城どんどん01

多くの皆様のご来場
誠にありがとうございました!

  

  今年は、子どもたちを中心としたダンスや太鼓、能楽教室などの恒例のステージ発表のほか、坂城町中之条出身の塚田哲夫さん率いるロックバンド「GUN-GRU-OWN ガングルオン」の凱旋公演で大いに盛り上がり、こども広場やにぎわいビアガーデンには大勢の方が詰めかけ、お祭り会場の坂城駅前は大変な賑わいとなりました。

▼ステージ発表など

H26坂城どんどん02

▼「GUN-GRU-OWN ガングルオン」の凱旋ライブ

ガングルオン

  夜の部は、千曲川坂城陣太鼓・村上小による勇壮な太鼓演奏と坂城神輿会による神輿の練り歩きの後、昨年より参加連が2連増えた「おどり流し」がスタート。「正調の部」と「パフォーマンスの部」にエントリーした各連が、息を合わせた踊りを披露し、最後にはGUN-GRU-OWN の皆さんの生演奏によるおどり流しとなりました。また、今年は、町出身の画家で坂城町特命大使の小松美羽さんと、6月まで2年間で青年海外協力隊員としてザンビアに赴任していた竹内希さんが、おどり流しの特別審査員として参加されました。

 

▼こども広場、おどり流しなど

H26坂城どんどん03

おどり流し表彰  正調の部

  • 優  勝    横町区連「壮」
  • 準優勝    八十二銀行坂城支店
  • 第3位    NEXT12

おどり流し表彰  パフォーマンスの部

  • 優  勝    6年1組は、世界で一番あついぜ!!(坂城小6-1)
  • 準優勝    ありがとう坂城小140才おめでとう!!6年2組より(坂城小6-2)
  • 第3位    笑いと喜びあふれる坂小5年連

審査員特別賞

  • 小松美羽賞    上五明区長持ち会
  • 竹内  希賞    青春に舞う華 3年3組(坂城中3-3)

特別賞

  • 3-1 Legend(坂城中3-1)
  • マチャアキ・JAPAN(坂城中3-2)
  • 坂中3年4組 lastマロンズ飛翔連(坂城中3-4)
  • 上五明区育成会子どもおどり連
  • 立町子ども連
  • 横町区連「健」
  • 月美区子ども連
  • Bg-Bb
  • 坂城高校生徒会
  • ともいきライフ月影
  • 四ツ屋 甘泉おどり連
  • 上平ことぶき会

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 坂城町長 山村ひろし

男谷燕斎の書発見!

 センセーショナルなタイトルですが、数十年間、坂城町文化センターの金庫の中に眠り忘れ去られていた、男谷燕斎の書が発見されました。

                       

 男谷燕斎については以前ご紹介しましたが、江戸後期に坂木、中之条の名代官として活躍した人物です。 (勝海舟の父、勝小吉の兄でもあります。)

 燕斎は一方で幕府の表祐筆を務めるなど書道の大家でもありました。

 そのため、坂城町には燕斎による遺墨が幾つも現存しています。

(燕斎については以下のサイトをご覧ください。)

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=30345

               

 以下、ご紹介する書は、昭和56年、県宝 「格致学校」 移転復元を記念して、坂城町ご出身の中島英雄さんからご寄贈いただいたものです。

 大切に金庫にしまっていたのは良いのですが、展示される機会もありませんでした。

                         

                 

 

                

 どうでしょうか、大胆な書ですね。 よく見るとあちこちに襖の桟(さん)のあとが見えます。

                          

上部にはっきりと桟のあとが見えますね。

                    

           

 私には、男谷燕斎が酔いに任せ、襖に一気に書き上げたように思われますが如何でしょう。

             

 さて、この書をどう読むかですが、坂城町の学芸員の皆さんとも議論をしましたが、以下のような解釈をいたしました。

                

如何でしょうか。

                

 また、私の意訳としては、以下のように考えました。

                

 「井の水で午酔を漱ぎ、身をあらため、夕の涼に座し、夏の帳(とばり)から庭を見れば、そこには老紅木がいまだ春のよそおいをとどめ、静かに佇んでいる。」

                                             

              

 現在、この書は坂城町役場町長公室に掲げてあります。

 お出での節に一度ご覧いただければ幸いです。

                                                

 坂城町長 山村ひろし

循環バスが一台新しくなりました。

 本日(8月1日)、新しく導入された循環バスに乗りました。

                    

 このバスは、22人乗り(運転手込み)で、前方と広報にLEDの行先方向幕、乗客が降りるバス停を知らせる乗降合図装置、次に停まるバス停を知らせる音声合成装置、車内でのバス停名表示機、車外スピーカーなどが搭載されており、以前のバスより格段に仕様・装備品がよくなりました。

 今日から、北回りの運行に使用されます。町内の施設に行くときやお買い物などの際にぜひご利用ください。

                       

 今日、私は鼠橋から村上小学校経由坂城町役場行のルートで利用させていただきました。

                     

 以下、出発式でのテープカット。

                             

左から:ねずこん、柳澤坂城町議会議長、山村、信州観光久保社長

循環バス新車両出発式 

                 

                        

 以下、昨日の「入魂式」の様子。

循環バス入魂式 

                      

 坂城町長 山村ひろし

「湯さん館」ではこんなことも。(ベビースイミング)

 昨日(7月30日)、びんぐし湯さん館の運動浴室で、生後6か月~3歳のお子さんと保護者の方を対象に、ベビースイミング無料体験教室が開かれました。 (次回は10月29日(水)だそうです。)

 以下、坂城町のニュースをご覧ください。

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湯さん館 ベビースイミング教室

ベビースイミング教室01-03

  7月30日(水)、びんぐし湯さん館の運動浴室で、生後6か月~3歳のお子さんとその親御さんを対象に、ベビースイミング無料体験教室が開かれました。

  ベビースイミングは、親子が水中運動の時間を共有することで、より一層のスキンシップを図ることができ、子どもに水泳能力を身につけさせることで、脳、運動機能、呼吸器系、言語能力の活性化にも効果が期待できます。

  本日は、シーバス・スイミングクラブの小山待子先生の指導のもと、子どもが水を楽しめるようなさまざまな運動が行われました。子どもたちはお母さんと一緒にプールに入るのがとてもうれしいようで、お母さんの腕に抱かれて元気よく泳いだり、水に潜っていました。

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 坂城町長 山村ひろし

教育交流事業団(上海訪問)の速報

 教育交流事業として上海実験小学校を訪問中の皆さんの様子が届きました。

 団長の村上小学校神尾校長のレポートです。

 以下、ご覧ください。  

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 (第1日目 7月28日)

               

 『空港での歓迎式典』

           

 定刻より少し早く上海浦東空港に着陸しました。預けていた荷物を受け取り入国審査も完了しました。>

 上海市実験小学校の児童や職員、嘉定区教育委員会の皆様、そしてこの度の交流事業で一番お世話になっている復旦大学の沈浩先生がお迎えに来てくださいました。>

 村上小学校の大井真結美さんが「中国での生活をとても楽しみにしてきました」と中国語で挨拶し、出迎えの皆様から温かな拍手をいただきました。

                

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実験小学校の皆さん

               

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空港の出迎え式で挨拶する大井真結美さん

              

            

 『万博跡地モールでの歓迎式典』          

               

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歓迎式典で挨拶する柳澤教育文化課長 >

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 上海万博跡地のモールで上海市嘉定区教育局主催の歓迎式典が行われました。
 上海市嘉定区教育局の歓迎の挨拶に対し、坂城町教育委員会柳澤博教育文化課長が中国語でお礼の挨拶をしました。
 また、児童代表の南条小学校丸山和真さんが同じく中国語で「中国のことをたくさん学んだりみなさんと仲良くなったりしたいです」ととても上手に話しました。 >

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歓迎式典児童挨拶をする丸山和真さん >

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上海万博跡地のモールで上海市嘉定区教育局主催の歓迎式典>

全員が中国語で自己紹介>

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 (第2日目 7月29日)>

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 『実験小学校での歓迎式典』>                >

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 実験小学校で歓迎会が行われました。村上小学校長の神尾団長は「冷暖自知」の言葉を紹介し、体験や経験を通し、自ら体得していくことが大切であると話しました。
 全員が中国語で自己紹介をした後、児童代表の坂城小学校の竹内千央さんは「皆さんと仲良く過ごしたいです」とあいさつをし、1500人を超える実験小学校の児童からとても大きな拍手をいただきました。>

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実験小学校の皆さん >

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歓迎会児童挨拶をする竹内千央さん>

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 皆さん、胸を張って上海での体験をされているようですね。頼もしい。>

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 坂城町長 山村ひろし>

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中国との教育交流事業団出発

 本日(7月28日)、朝6時、中国との教育交流事業(上海)の皆さんが坂城町役場を出発しました。

 11名の子どもたちと引率の先生方(団長は村上小学校の神尾校長先生)と柳澤教育文化課長、総勢16名で出発しました。

 若干不安そうに見送られるご家族の皆さんの声援を受け、子どもたちは元気いっぱいに出発しました。

       

 中国との教育交流事業については以下のサイトをご覧ください。

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=36792

 

 坂城町長 山村ひろし

              

長野県消防ポンプ操法大会、ラッパ吹奏大会

 昨日(7月27日)、平成26年度第56回長野県消防ポンプ操法大会ならびに第23回長野県消防ラッパ吹奏大会が大町市で開催されました。

 坂城町からは坂城町消防団第2分団がポンプ車操法の部で出場し、千曲市からは千曲市消防団第1分団が小型ポンプ操法の部で、ならびに千曲市ラッパ分団がラッパ吹奏の部で出場しました。

                      

 大いに奮闘し存分に力を発揮していたただきました。

 結果は、坂城町第2分団が8位(12チーム中)

 千曲市第1分団は10位(12チーム中)

 千曲市ラッパ分団は12位(13チーム中)

 なお、各々の優勝チームはポンプ車操法の部は富士見町、小型ポンプ操法の部は上田市、ラッパ吹奏の部は辰野町でした。

 坂城町、千曲市のチームの皆さんには来年に向けてチャレンジしていただきたいと思います。

              

坂城町消防団第2分団(ポンプ車操法)

                  

千曲市消防団第1分団(小型ポンプ操法)

                 

千曲市ラッパ分団 大雨に見舞われ太鼓、小太鼓はテントの中で演奏

               

競技終了後、坂城町消防団第2分団への激励

                       

                        

 坂城町長 山村ひろし

坂城の100人 第39回目は扇池亭澄

 坂城の100人 第39回目は扇池亭澄(ますみ)(心光寺縁阿弥上人)。

 坂城町込山の心光寺住職、縁阿弥上人です。(1778~1833)

 前回に続き、当時の坂木を代表する狂歌師です。

                          

当時、江戸の著名な文化人であった狂歌師の蜀山人(太田南畝)が序文を書いた「信上諸家人名録」の中央左側に、「狂歌、澄、号 扇池亭、坂木、心光寺」として紹介されています。

              

心光寺南側にある縁阿弥上人の筆塚。 亀型の基石の上に建てられています。

               

縁阿弥上人筆塚側面(内容は以下をご覧ください。)

建立されてから180年、判読が難しい状況になっています。

                     

 以下、今回も、「ふるさと探訪」から、塚田睦樹先生の解説を引用して掲載します。

                 

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 澄は込山の心光寺住職として朝夕仏の道を勤め、食事をすることさえ忘れるほど精進したといわれています。

 余暇には、上人の学徳を慕って教えを受けにきた弟子は百人を越えたとのことです。

 文政元年(1818)頃、住職を退いた後は、心光寺境内の観月舎(月見堂)で、池に住む蛙を友とするなどして、狂歌を盛んにつくったといいます。

 天保四年(1833)に建立された縁阿弥の筆塚の側面には、四方瀧水の書(蜀山人の門下生)に以下のように書かれている。

                        

 「扇池亭澄 心光寺縁阿弥上人

 信州坂木の人。 寤寐(ごび)ただ狂歌を以てつとめとす。平生居る所の室、反古積もりて堆し。(ほごつもりて うづたかし) 是ミナ其詠ずる所の歌屑なりとぞ。」

 (信州坂木の人。寝ても覚めてもただ狂歌を作るのを日々の勤めとしている。普段居住している部屋は、書き損じた紙片が積もってうずたかい。これは皆彼が詠んだ狂歌の屑である。)

                    

 以下、扇池亭澄の狂歌 2句を掲載します。

                  

                      

 「虫」

                   

 あき風をひくまの小野の月しろに髭のはえたる虫の鳴くらむ

                 

 (吹き荒れる秋風がおさまる間の、小野の郷の月の出に空の白む頃には、髭の生えている虫が鳴いているだろうか。小野は京都の比叡山の里か、山科の里。

                       

           

 「海辺春立」(うみべはるたつ)

                 

 人よりも春たつけさの霞まで一といふ字をひく筆の海

                           

 (筆の海は、筆で描いた海か。立春の朝、その海に一という字を引いて霞とした。海辺には人は立っていない。ただ一面に霞が立ち込めている風景。)

                       

                          

 以上、江戸後期の坂木を代表する狂歌師3名をご紹介しました。

 いわゆる「狂歌」の持つ諧謔、軽薄なイメージではなくいずれも大変哲学的な深いものを感じますね。                         

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 坂城町長 山村ひろし

老人ホーム利用者作品展

 本日(7月25日)、坂城町文化センターで平成26年度老人ホーム利用者作品展(北信地区)が開催されました。

 この作品展は、養護老人ホーム、特別養護老人ホームなどをご利用になっておられる方と施設管理者スタッフとが共同で作品を作り、年一回その作品を展示し鑑賞するものです。

 今年は北信地区の24施設から作品が提供されました。

 いずれも、力作ぞろいで、個性豊かな作品ばかりでした。

 その中から、長野県知事賞4点、理事長賞、地区部会長賞などが選ばれました。

 坂城町にある、はにしな寮の作品 「工芸品『祝!!ゆるきゃらNo.1』」が長野県知事賞に選ばれました。

 他に知事賞に選ばれたのは「高社寮」、「矢筒荘」、「いで湯の里」の施設の作品でした。

                      

長野県知事賞に選ばれた、はにしな寮の作品。上のふたを開けると絵本のように「ねずこん」が飛び出す。

                 

 今回、県知事賞に選ばれた作品は、各施設を巡回展示された後に11月以降、長野県庁ロビーに展示されることになるそうです。

                     

 坂城町長 山村ひろし

今日のゲスト。 若き女子アスリートたち。

 本日(7月24日)、坂城町役場に坂城出身の中学校、高校の若きアスリートの皆さんにお出でいただきました。

 皆さん、北信大会やインターハイに出場されます。

 以下、坂城町のニュースから

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若き女子アスリートたちの活躍に期待!

アスリート集合写真

▲【後列左から】西澤先生、笠井誉乃香さん、宮嶋英恵さん、横江美希さん、吉川楓夏さん、杉浦花音さん、南澤先生  【前列左から】小山綾菜さん、山村町長、田村純菜さん

  6月から7月にかけて、長野県中学総体やインターハイの北信越予選・県予選で上位となり、さらに上の大会への出場権を得た坂城中学校の剣道部女子団体メンバーと陸上の田村純菜さん、長野吉田高校陸上競技班の小山綾菜さんが、本日(7月24日)山村町長を表敬訪問されました。

  坂城中学校剣道部は、笠井誉乃香さん、宮嶋英恵さん、横江美希さん、吉川楓夏さん、杉浦花音さんの5名で、県中学総体の女子団体で見事3位となり、団体では23年ぶりとなる北信越大会出場を決めました。また、主将の笠井さんは、個人でも準優勝し、北信越大会のみならず全国大会への切符も手に入れました。メンバーは、「これまで指導してくださった先輩や先生、応援してくれる人たちに感謝して、一試合一試合大切に、悔いの残らないよう試合をしたい」と意気込みを語られました。

  また、陸上では、田村純菜さんが県中学総体の1年女子100mに出場し準優勝。次の北信越大会では、「練習の成果を発揮して決勝に残れるようがんばりたい」とのことでした。小山綾菜さんは、昨年リレーでインターハイに出場しましたが、今年は、北信越大会において400mで3位、400mハードルで5位となり、両種目でインターハイへ出場します。小山さんは、「最後のインターハイなので、悔いのないよう自分の走りをしたい」と話されました。

  もう一人。本日は、都合によりお越しいただけませんでしたが、松商学園に通う丸山楓さんも空手道の県大会団体組手で優勝し、インターハイへ出場します。

  厳しい練習の日々を乗り越え、長野県の代表、北信越の代表となった選手たち。大舞台でも臆すること無く、存分に力を発揮できるようがんばってください!

▼丸山楓さん

丸山楓さん 

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 坂城町長 山村ひろし