春3月坂城町での種々の催し
寒い寒いと言いながらも、カレンダーを見るとはや3月4日、坂城町では早春の種々の催しが繰り広げられています。
以下、坂城町のホームページから
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3月3日(日)、「坂木宿とお雛さまをめぐるガイドツアー」が行われました。
このツアーは、坂木宿ふれあいガイドの皆さんが、坂木宿の史跡と「第8回坂城古雛まつり」を開催している坂木宿ふるさと歴史館と鉄の展示館を案内するもので、まつり期間中の毎週日曜日午前10時から開催されています。
行程は、まず坂木宿ふるさと歴史館で展示中の古雛を見学し、その歴史や当時の文化などについて説明を受けます。その後、外に出て旧北国街道沿いの宿場町であった坂木宿の旅籠の建物を見て、坂城駅前や横町通り、稲玉徳兵衛翁などの歴史に触れながら、最後に鉄の展示館で今回のまつりの目玉の一つでもある「長野県下最大級の双子の大型享保雛」などを見学しました。今日は約20名の方が参加され、皆さん坂木宿の歴史や古雛を楽しんでいらっしゃいました。
古雛まつりは、坂木宿ふるさと歴史館、鉄の展示館及び坂城駅前商店街で、4月21日(日)まで開催しています。期間中の毎週日曜日には、このガイドツアーの他に「抹茶無料接待(午前10時~午後3時)」も行っていますので、ぜひご来場ください!
3月2日(土)町内で「お茶」の催し
3月2日(土)、「お茶」の催しが町内で行われました。
文化の館では、「子ども茶の湯教室」が行われ、20名の子どもたちが参加しました。子どもたちは、まず挨拶、座り方、礼の仕方、歩き方、戸の開け閉めなどの礼儀作法を学び、お菓子の食べ方、抹茶の飲み方を習うと、先生の指導のもと実際に自分で抹茶を点ててみました。自分が点てた抹茶を飲んでみると「いっぱい混ぜると泡がたっておいしい!」などと喜び、伝統的な日本文化である「お茶」を身近に感じられたようでした。
▼子ども茶の湯教室
また、現在「第8回坂城古雛まつり」が開催されている坂木宿ふるさと歴史館では、江戸千家「内山宗市」による茶席「添釜席」が行われ、こちらでもたくさんのお客様が「お茶」を楽しんでいらっしゃいました。
▼添釜席
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坂城町長 山村ひろし
「アメリカは日本経済の復活を知っている」(浜田宏一さん)
先日、ノーベル経済学賞にもっとも近い人、といわれるイェール大学の浜田宏一さんが書いた 「アメリカは日本経済の復活を知っている」 という本を知人から紹介され読みました。
すごい本です。
私はこのような形で(一般の単行本で)、日本銀行、特に総裁の白川方明氏を真っ向から批判し、日本の長年にわたるデフレ状態が日銀の誤った金融政策にあることについて断言し、この状況を脱却するには 「充分な量的緩和によって、デフレ、需要不足。低成長から脱却する。」 ことについて明快に書かれています。
私は、以前、リーマンショック後、さらに震災後、何故、経済力の落ちた日本の円が急上昇するのかについて、当時まだご健在だった三重野元日銀総裁にお聞きしたことがありました。
その際に三重野さんは「日米欧を考えた場合、不適格な表現だが、それは『3不美人の戦い』であり、その中の日本は『比較的良い不美人』であって、そこにマネーが集まってくる」 とユーモアをこめて話されておられました。 つまりある意味ではやむを得ないと言われていました。(つまり、積極的な意味で通貨量などを増やす金融政策についてはあまり支持をしなかった)
しかしながら、浜田宏一さんによれば、「金融政策をもって対応しなかった日銀の無策に尽きる」 ということになります。
日本銀行のスタンスは一貫して反インフレであり、昨年来テーマにあがっているような「インフレ目標」という考えは排除してきたようです。
昨年、2月14日の「インフレ目標1%」も当時は画期的な取り組みだと市場が期待したのですが、その後は旧前たる施策に戻ってしまいました。
その当時、「2月14日の施策はバレンタイン・プレゼントと思われましたが、結果的には単なる 『義理チョコ』 だった。」 ことが判明しました。
浜田宏一さんの著作を読むといかにそれが必然であったと思われます。
新たな日銀総裁、副総裁が任命されようとしておりますが、新安倍政権により選ばれる人たちはすべて「脱デフレ」派のようです。
安倍首相に最も影響力を与えたと言われている浜田宏一さんの、ある意味では 「命がけ」 の著作とも読めます。
冒頭のまえがきに 「・・・教え子である日本銀行総裁、白川方明氏を正しく導くことができなかったからである。 結論からいおう。 20年もの間デフレに苦しむ日本の不況は、ほぼすべてが日銀の金融政策に由来するものである。・・」
今月半ばには日銀総裁、副総裁が任命されます。
ダイナミックな動きで我が国のデフレ脱却に期待したい。
坂城町長 山村ひろし
移動販売(イトーヨーカドー)の追加
本日(2月28日)から、移動販売 「イトーヨーカドーあんしんお届け便」 の場所が増えました。
今年に入ってから、坂城町立町の上野屋さんが閉店となりました。
そのため、買い物にご不自由な方のためイトーヨーカドーさんに移動販売の箇所を増やしていただけるようにお願いをしておりましたが、今日から、ふるさと歴史館前の駐車場を利用し、毎週木曜日午後2時半に開店していただくことになりました。
本日は2時半前から数十人の方々が来られました。
イトーヨーカドーさんの移動販売のスケジュールは以下のとおりです。
運行日程表
【平成25年2月28日以降】
イトーヨーカドーあんしんお届け便 日程表
時間 | 月曜日 | 木曜日 |
9:45~10:15 | 泉区公民館 | ~ |
10:30~10:50 | 入横尾公民館 | ~ |
11:15~11:45 | 四ツ屋公民館 | ~ |
12:15~12:45 | 御所沢区民広場 | ~ |
13:00~13:20 | 南日名公民館 | ~ |
14:30~15:00 | ~ | 坂木宿ふるさと 歴史館駐車場 |
15:00~15:20 | 月見区集会所 | ~ |
15:20~15:50 | ~ | 四ツ屋公民館 |
15:50~16:10 | 北日名公民館 | ~ |
坂城町長 山村ひろし
井原重之さんへ紺綬褒賞
昨日(2月27日)、千葉県佐倉市ご在住の井原重之さんにお出でいただき紺綬褒賞の伝達を行いました。
これは、昨年、井原さんから、坂城町鉄の展示館へ幕末の名工・細川正義作の刀一点、付属打刀拵(そろえ)一点、付属白鞘一点をご寄贈いただきましたことなどによりこのたび紺綬褒章を受けられることになりました。
宮入刀匠にもおいでいただき褒賞の伝達を行いました。
左から、宮入小左衛門行平刀匠、井原重之さん、山村
坂城町長 山村ひろし
うれしい話 (村上小学校)
本日(2月27日)、坂城町立村上小学校の子供たちからご招待を受け、「耐震工事感謝の会」 に参加しました。
村上小学校では平成24年4月から懸案であった耐震工事と大規模改修工事が行われ工事がほぼ終了しました。 (30kwの太陽光パネルなども併せて設置しました)
これで子供たちが安心して勉強のできる環境が整いました。(また、村上地区では一番大きな、災害時の避難場所ともなりました)
学期の終了を控えていることもあり、このタイミングで子供たちが坂城町と工事関係の方々を招待し感謝の会を行ってくれたのです。
子供たちに挨拶する山村、その右:宮 教育長と工事関係の方
この催しは児童会の自発的な取り組みだそうです。 嬉しいですね。
工事中は教室の移動など子供たちに大変な迷惑をおかけしたわけでこちらが御礼を言わなくてはなりません。
また、保護者の皆様には教室の移動の際に皆様でお手伝いをいただくなど大変なご足労をいただきました。 改めて感謝申し上げます。
左:子供たちにお話をされる神尾敦男校長
また、子供たちから以下のような感謝の寄せ書きをたくさんいただきました。 私共の方が感謝いっぱいです。
子供たちから寄せ書きの贈呈
坂城町長 山村ひろし
第8回坂城古雛まつり
坂城町では去る2月16日から4月21日まで 「坂木宿ふるさと歴史館」 ならびに 「鉄の展示館」 を中心にして37の会場で 「第8回坂城古雛まつり」 が開催されています。
この企画は遠山邦子さんはじめ駅前商店街のみなさんが、坂城駅前に賑わいをもたらしたいとの思いから始まりました。
第1回から5回まで ふるさと歴史館 のみで実施されてきました。
古い雛人形だけに特化したこのイベントは、冬に来町される方がほとんどいなかったなかで、今では内外から多くの人々が訪れ、坂城の冬の定番イベントとして定着してきた感がります。
また、第6回からは鉄の展示館や立町・横町の商店街や個人宅でも雛人形が飾られるようになり、イベントとしても大きく成長しました。
今回は、ふるさと歴史館で坂城町や隣の千曲市・上田市からすばらしい古雛が集まり、鉄の展示館でも北信から東信地方のとびきり上等な雛人形が彩りを添え、特に、全国的にも珍しい双子のような超大型享保雛は見る人を圧倒しています。
広報さかき3月号表紙
更に両施設には地元「さかき和布の会」の皆さんによって制作された「つるし飾り」が会場をより一層華やかに演出してくれています。
今回、雛人形を飾っている会場は全部で37カ所あり、これらすべての会場に飾られた雛人形は1,000体をはるかに超えています。
坂城古雛まつりは地元のみなさんが中心となって実施されている貴重な事業であります。
古雛まつりの取材に来られた 「3時は!ららら」 の生田明子アナウンサーと
坂城古雛まつりについて、明日(2月28日 午後3時)、SBC(信越放送)の 「3時は!ららら」 で放送される予定です。
坂城町長 山村ひろし
坂城千曲少年野球連盟鏡開き
本日(2月24日)、坂城千曲少年硬式野球連盟(会長:竹内次雄さん)の平成25年鏡開きがあり参加しました。
今日は朝から大雪でどうなることかと思いましたが、子供たちは早くから集まり会場になった中之条公民館の駐車場の雪かきなどを整然と行っていました。
式典の後、昨年と同様、リトルリーグ信越連盟副会長根津明人さんの講演がありました。
テーマは「親学と保護者の役割」という演題で約1時間お話を伺いました。
根津明人氏
同連盟関係者、保護者の方々、スポンサーの皆さん、ならびに約40名のリトルリーガー(坂城千曲リーグ)も出席し整然と式典が行われました。
小中学年の選手たちは約1時間の講演中、しっかりとメモをとっておりその真摯な態度に新たに感銘を受けました。
大雪の日でしたが、子どもたちと大変すばらしい時間を共有しました。
今年は連盟結成40周年になるそうです。
今後の「坂城千曲リーグ」チームの活躍をお祈りいたします。
坂城町長 山村ひろし
人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会
本日(2月23日)、坂城町文化センターにて、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会」 が開催されました。(主催:坂城町、坂城町教育委員会、坂城町社会福祉協議会、上田・佐久地域人権啓発活動ネットワーク協議会)
玉井先生には、昨年9月1日に開催された 「第54回更埴教育研究集会」(於:坂城中学校) でもお話をしていただきましたが、是非とも本町民集会でもお話をしていただこうと思いお願いをしてまいりました。
今回は 「発達障害などの家族への支援について」 と言うテーマでご講演をお願いしました。
玉井先生はご自身にもダウン症のお子さんがおられ、(財)日本ダウン症協会の理事長もされておられ具体事例もふんだんにお話しいただき大変分かり講演会となりました。
開会にあたり、挨拶
以下、坂城町のホームページから
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人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会
▲玉井邦夫さん(写真左)
2月23日(土)、文化センター大会議室で、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会」が開かれました。
この集会は、社会福祉、青少年、障害者、学校など各関係団体が連携を深め、町民一人ひとりが共に認め合い、共に支え合う人権感覚を養うとともに福祉に対する理解を深め、もって明るく住みよい人権・共生のまちづくりの実現をめざして開催されています。
最初に坂城町社会福祉協議会による社会福祉功労者表彰・社会福祉協助者表彰が行われ、続いて、大正大学人間学部教授の玉井邦夫さんを講師にお招きして、「発達障害などの家族への支援について」をテーマに、記念講演が行われました。講演では、発達障害児の就学前から成人期に至るまでの「こころとことばの育ちの課題」や、障害には、「個人としての障害」と「関係性としての障害」の二面性があること、「障害児を持つ保護者の気持ち」についてお話しいただきました。
▲社会福祉功労者
ボランティアグループ すみれ会(写真左)
▲社会福祉協助者
長野県労働金庫更埴支店運営委員会(写真左)
▲社会福祉協助者 小林恵美子さん(写真左)
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坂城町長 山村ひろし
「坂城の100人」第6回は 福沢諭吉です !
「坂城の100人」に福沢諭吉が登場とは、びっくりされる方が多いかもしれませんが、以前にも書いたように福沢諭吉は坂城に大いに関係があり、彼の祖先の地なのです。
文久2年(1862)幕府使節として、ヨーロッパ歴訪の際ベルリンにて。原典:福沢研究センター
平成25年 新年のご挨拶