坂城町 田町区 第59回交通安全祈願祭

 昨日(2月16日)、田町区(区長:宮下啓司さん)で多くの子供たちにも参加いただき、皆さんで交通安全祈願祭を執り行いました。

 今回で実に59回目です。

 都筑製作所さんの工場前近くの細い道ですが、結構、交通量のある道の道祖神の前で坂城神社の片岡宮司さんをお招きして神事を執り行いました。

 今年は行進の先導としてハーレーダビッドソンの補助席付きの大型オートバイも披露され子供たちも大喜びでした。

 以下の写真、神事の後、十王堂の前で記念撮影など行いました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 坂本龍太朗さんの ポーランド、ウクライナと日本のつながりについて の講演会が行われました

 昨年(2024年)10月に、町とポーランドツェレスティヌフ郡と坂城町国際交流協会、ツェレスティヌフ郡国際交流協会の4者で「フレンドシップ協定に関する合意書」に調印し、その橋渡し役を務めていただいたワルシャワ日本語学校の坂本龍太朗さんが現在、国内の小中学校を中心に講演会活動を行っています。町内でも、2月13日(木)に中心市街地コミュニティセンターで、2月14日(金)には村上小学校で講演が行われました。

 2月13日(木)の講演会は、坂城町国際交流協会が主催し、一般の方も参加できる講演会と交流会の2部構成で行われ、平日の夜にもかかわらず70名を超える方が講演会に参加しました。

 講演では終始、ウクライナに対する皆さんからの支援に感謝しているということが伝えられた一方で、戦争が長期化することにより、現在もウクライナで苦しんでいる人々への関心が薄れていることを憂い、「どんな形でも関心を寄せ続けていてほしい」と訴えていました。また、坂本さんが住んでいるポーランドと日本とのつながりが深いことを、町内の㈱竹内製作所の建機が活躍している様子などの写真を使って紹介していました。

 その後の交流会では、坂本さんを囲んで、自由に意見や感想を話し合っていました。

 2月14日(金)に村上小学校で行われた講演では、坂城小学校と南条小学校ともオンラインでつないで、日本とポーランド、ウクライナの交流がいろいろな形で古くから行われていること、坂城町もフレンドシップ協定締結前からポーランドの交流が深いこと、フレンドシップ協定したこれからは皆さんがポーランドの子どもたちと交流したり、もしかしたらツェレスティヌフ郡を訪れる人がこの中にいるかもしれないなどと伝えながら、歴史上の人物やポーランドにある日本庭園、日本文化を学ぶポーランドの子どもたちの様子など、ポーランドについて紹介していました。坂本さんの講演をオフラインで聴講した村上小学校5年生は、ひと言も聞き漏らさぬかのように記録用紙にびっしりとメモを取っていました。

 また、講演最後に、坂本さんの力強い和太鼓の演奏が披露されると、児童はズドンと体に響く音に圧倒されている様子でした。演奏後、坂本さんから「今のキレイに感じた?でも、ウクライナではこの和太鼓の演奏はできないんだよ。爆撃の音に聞こえちゃうから。キレイな音に聞こえたのであれば、みんなが平和に暮らせてるってことだね!」と今の生活が当たり前ではないことを感じさせるエピソードも紹介していました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 ポーランドの坂本龍太朗さんが来町されました

 昨日(2月10日)、ポーランド在住の坂本龍太朗さんが坂城町役場へお出でになりました。 昨年10月11日に調印しました、ポーランドのツェレスティヌフ郡との友好協定締結などで大変お世話になりました。 以下、坂城町ニュースをご覧ください。

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 坂城町は昨年10月に、ポーランドツェレスティヌフ郡と坂城町国際交流協会、ツェレスティヌフ郡国際交流協会の4者で「フレンドシップ協定に関する合意書」に調印しましたが、両自治体の橋渡し役を務めていただいたワルシャワ日本語学校の坂本龍太朗さんが2月10日(月)、役場に来庁しました。

 町長から、調印式の際にお世話になったお礼とコロナ禍前に実施していた交流について触れ、「ツェレスティヌフ郡を通しての支援は引き続き坂城町国際交流協会が主体となって行っていきたい。今後はフレンドシップ協定内容にもあるように、文化的、教育的などの交流を更に深めていきたい」と述べると、坂本さんからは、「今までの支援に感謝している。残念ながらまだ戦争状態が続いているので、今は防寒用品などの物資を送っている。フレンドシップ協定により、人的な交流をより推し進めていきたい。特に未来を担っていく子どもたちどおしが国を超えてオンライン・オフラインで交流していくことの意義は大きいとツェレスティヌフ郡などは考えている」と伝えました。

 また、坂本さんは今回来日した大きな目的として、「日本では、ウクライナのニュースが少なくなっているが、まだ戦争は続いている。なので自分が出向くことで、もう一度、ウクライナの現状に目をむけてほしいと思って来日した。今後戦争が終わった後、復興を担うのは、現在小中学生くらいの子どもたちになると思っている。子どもたちは、戦時の中で辛いことも計り知れないが、笑顔になることもある。こういう子どもたちの日常をもっと知って、日本とウクライナ、ポーランドの子どもたちがお互いに「平和」について考えてほしい」とお話しました。

 坂本さんは、これから2月終わり頃まで国内の小中学校を中心に講演会などを行う予定で、町内では、2月13日(木)午後6時から坂城町国際交流協会主催で講演会が行われるほか、2月14日(金)には町内小学校でも行われます。

 2月13日(木)の講演会は、一般の方の参加も可能です。詳しくは企画政策課へお問い合わせください。

▼(左から)臼井副町長、坂城町国際交流協会 竹内敏正副会長、山村町長、坂本さん、坂城町国際交流協会 安島ふみ子会長、塚田教育長

坂城町長 山村ひろし

(公財)さかきテクノセンター30周年記念事業 Nearly ZEB 改修報告会 と 記念講演「2025新春経済講演会」が行われました

 2月4日(火)、坂城テクノセンターで「(公財)さかきテクノセンター30周年記念事業  Nearly ZEB 改修報告会」と記念講演「2025新春経済講演会」が行われました。

 (公財)さかきテクノセンターは、開館30周年を迎える坂城テクノセンターを記念し、そして、2050ゼロカーボン、カーボンニュートラルの実現に向け、センター建物のゼロエネルギー化を図り、同時に地域企業・地域全体のゼロカーボン化の推進・支援をしていくための「さかきテクノセンターZEB(※)化事業」を今年度実施し、この度完成、お披露目されました。

※ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと

 ZEB化事業による施設の主な改修箇所は、次の9点です。

  1. 天井断熱(グラスウール)、内窓・ビルサッシ(複層Low-E)設置
  2. 高効率空調設備(ビル用マルチエアコン)設置
  3. 全熱交換機システム設置
  4. 未実施箇所のLED化設置
  5. 給湯設備(太陽温水器、ヒートポンプ式エコキュート)導入
  6. 太陽光発電設備85.2kW(太陽光パネル208枚)設置
  7. 蓄電池設備18.9kWh設置
  8. コージェネシステム(ガス発電・温水吸熱)25kW導入
  9. 計測・制御 BEMSによる電力量計測および空調機・コージェネ稼働のデマンド制御、二酸化炭素濃度による自動換気(全熱交換)、照明スケジュール制御などの設置

 これにより、快適な室内環境を維持しながら、建物の年間消費一次エネルギー収支が、第三者機関の評価で82%削減されていると認証されました。

 また、このZEB化事業の完了により、町と(公財)さかきテクノセンターとの「災害時における施設使用等の協力に関する協定」も発効し、災害時には約100名程度が避難できる施設としても活用できるようになりました。

 続いて行われた記念講演では、信州大学特別特任教授・東京大学特別教授  堂免一成さんをお迎えして、「水から創るクリーンエネルギー:グリーン水素」と題して講演いただきました。

 堂免教授は、昨年(2024年)9月にイギリスの学術情報会社の「クラリベイト引用栄誉賞(Clarivate Citation Laureates)」を受賞した、将来のノーベル賞候補と注目される方です。太陽光を利用して水から水素を製造する光触媒研究の第一人者で、講演でも、教授が大学院博士課程の時に発見した水分解光触媒研究についてやその後の研究の経過、現在飯田市で進めている約5,000平米の広さに「光触媒水分解パネル」を設置し実用化に向けて更に研究を推し進めていることについてなど、とても楽しそうにお話していました。

 会場は、ほぼ満員となり、皆さん熱心に堂免教授のお話に聞き入っていました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 長野日大 近藤さん と 佐久長聖 小林さん 全国高等学校剣道選抜大会へ出場!

 1月13日(月・祝)に長野県立武道館で行われた「令和6年度全国高等学校剣道選抜大会長野県予選会」の女子団体で長野日本大学高校が、男子団体で佐久長聖高校が優勝し、それぞれ全国大会出場の切符を手にしました!

 長野日大で副将を務めた近藤美紀さん(2年生)と佐久長聖で中堅を務めた小林快吏さん(2年生)が全国大会出場の報告のため、2月3日(月)、役場に来庁されました。

 「自分が全国大会に出場するのは初めてなので、自分の力を出し切って精いっぱい頑張りたい」と抱負をお話してくれた2人、緊張もするかもしれませんが、仲間と日々練習してきた自分を信じて、思う存分戦ってきてください!

坂城町長 山村ひろし

「長野県立大学発信力ゼミ × 坂城町 × 村上義清公」 坂城町活性化の成果報告会が行われました

 先日(1月31日)、長野県立大学グローバルマネジメント学部二本松泰子教授のゼミ生の皆さんにお出でいただき、「「坂城町と村上義清公」をテーマにした大変すばらしい研究成果を発表していただきました。 ありがとうございました。 以下、坂城町ホームページよりご覧ください。

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 長野県立大学  グローバルマネジメント学部 二本松泰子教授のゼミ「発信力ゼミⅡ5組」の1年生9名は、「坂城町と村上義清公」をテーマに地域活性化の学習を進めてきました。実地踏査を行うなどして、具体的に活性化につながるための情報発信として、動画やステッカーを制作しました。その報告会が1月31日(金)、町長、教育長などが出席し役場で行われました。

 当日来庁した7名が発表した動画やステッカーはどれも、「坂城町」と初めて出会った瑞々しい世代の視点が存分に発揮されたものばかりで、町長はじめ教育長などはひとつひとつに感心しており、町長からは「インパクトのあるものや発想が面白い。これらを有効に活用していきたい。」と学生たちに感想を伝えていました。一方学生からは、「砕けすぎていると怒られるのではないか、ヒヤヒヤしたが温かく受け入れてもらい嬉しい」「この学習をきっかけに坂城町が好きになった。また坂城町を訪れたい」などの感想がありました。

 動画作品は長野県立大学発信力ゼミⅡ5組のYouTubeからご覧になれるほか、ステキ坂城観光協会のホームページでも紹介されています。

https://sakaki-kanko.com/info-1965

作品

村上義清公とねずこんのオリジナルステッカー

着物でおでかけ坂城町 Sakaki town×Kimono(動画)

村上義清、どんな人!YOSHIKIYO  RAP(動画)

大切な人に贈る笄風お菓子(動画)

以下、二本松先生他の写真

坂城町長 山村ひろし

野中郁次郎先生のお別れの会

 知識経営の世界的権威者で、「失敗の本質」などで知られる、野中郁次郎先生が先日(1月25日)お亡くなりになりました。(89歳)

 私は40年近くいろいろな場面でご指導いただきました。 誠に痛恨の極みです。

 昨日(2月2日)、東京小平市でお別れの会が催され参列させていただきました。

 その際に以下のカードを頂きました。 添付させていただきます。

 相変わらず、叱咤激励を頂いた感です。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 ㈱竹内製作所 宮入修一さん 全国都道府県男子駅伝で優秀コーチ賞を受賞!

 先日(1月28日)、坂城町に本社のある(株)竹内製作所に勤務されておられる宮入修一さんがお出でになり、過日(1月19日)全国都道府県男子駅伝で優秀コーチ賞を受賞された旨のご報告をいただきました。 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 1月19日(日)に広島県で開催された「天皇盃 第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」で、長野県のコーチを務めた㈱竹内製作所に勤務の宮入修一さんが優勝チームコーチ賞を受賞しました。その報告のため、1月28日(火)、役場に来庁されました。

 この大会は、中学生から社会人までの選手が一本の襷をつなぎ7区間48キロメートルを走るもので、長野県は、2時間16分55秒という大会新記録を打ち出し、大会初の4連覇と最多を更新する11度目の優勝を飾りました。

 宮入さんは、もともと自身も実業団で陸上選手として活躍されていましたが、引退後、指導者として引き続き陸上競技に携わるようになったということです。会社の協力も万全のもと、普段は、仕事の傍ら「千曲坂城クラブ(地域クラブ)」などで小中学生の陸上の指導にあたっており、生徒たちには日頃の練習から本番だと思って打ち込むようにと指導されているそうです。

 「選手たちは、阿部守一長野県知事や長野県議会議員をはじめとする多くの応援も糧として強い気持ちで走り切った」と静かな口調でお話されていた宮入さんの言葉からは、陸上への熱い思いが伝わってきました。

 優勝チームコーチ賞受賞、おめでとうございます!

▼(左から)㈱竹内製作所人事部長 山本覚さん、山村町長、宮入さん、長野県議会議員 竹内正美さん、㈱竹内製作所取締役 小林修さん

坂城町長 山村ひろし

坂城町商工会女性部様からご寄附いただきました

 坂城町商工会女性部の皆さんより今年も、町立図書館へご寄附をいただきました。1月28日(火)に坂城町商工会女性部の皆さんが来庁され、西澤豊子部長から塚田教育長、鈴木図書館長へ寄附金が手渡されました。

 西澤部長は長野県で生まれた児童文学作家  椋鳩十の「子に本を読み聞かせる母が増えれば世の中は明るくなる」という言葉を引用して、「世界では戦争により惨劇が起きている状況が続いていますが、そんな中このような寄附活動ができることの喜びを感じています。親と子どもたちが絵本に触れることにより明るい未来につなげてほしい」と思いを伝えていました。

 いただいた寄附金は、絵本や児童書などを購入する予定です。是非図書館で、購入した絵本などを手に取って楽しんでください!

▼(左から)守屋尚子副部長、山﨑あき子副部長、山村、鈴木館長、西澤部長、神田みね子副部長、平林啓子副部長、塚田教育長

坂城町長 山村ひろし

坂城町中学生シリコンバレー研修 諸星俊男さんの事前レクチャー

 昨日(1月27日)、坂城町役場講堂でシリコンバレーを拠点に活躍されておられる国際的な経営者の諸星俊男さんから坂城中学校の生徒たちに素晴らしいお話をしていただきました。 昨年に続いて2回目の講演です。

 再来月、3月22日から27日の予定で、坂城中学校の2年生8名がシリコンバレー研修に出かけます。

 本来でしたら、諸星さんに現地でお話をしていただければと思っていたのですが、その頃、丁度、日本へのご出張とのことで、わざわざ坂城町にお出でいただき、事前に子供たちにお話をしていただきました。

 諸星さんは数日前にインドネシアから日本へ寄られ、米国へお帰りなる前の貴重なお時間を作っていただきました。

 生徒たちは目をキラキラと輝かせながら、諸星さんのお話に聞き入っていました。

 諸星さんからは、「シリコンバレーの歴史」、「シリコンバレーの有名人」(現在は米国籍だが、元々はいろいろな国から来た人が多い。)、「シリコンバレーはなぜ成功したか?」、「日米の違い」、「テクノロジーの変遷」、そして最後に、「皆さんにお願いしたいこと」(私の経験から)として、以下のことを話されました。

・明るく生きて行こう(高校同級生の話)
・家族を大切に(誰でも同じことを言うだろうけど)
・学校時代の友達は宝(ぜひこのグループで同窓会を!)
・前例を踏襲しない(もっと良い方法はないか)
・ムラを作らない(日本人の大きな欠点)
・先送りしない(やると決めたらすぐにやる)
・自分で判断する(これも日本人の欠点)
・失敗を恐れない(失敗は成功のもと)
・絶対にウソをつかない!

 また、米国に行ったら、何かをしていただいた方には必ず、「Thank you ! 〇〇〇(相手の名前)」とお礼を言うことが大切。 など、基本的な心構えなどについてもお話しいただきました。

 子供たちにとって、大変、印象深い、素晴らしい、ためになるお話でした。 ありがとうございました。

▼講演中の諸星俊男さん

坂城町長 山村ひろし