スター混声合唱団 チャリティー トーク&コンサート

昨日(3月24日)、 更埴文化会館 あんずホールで、タレントの山田邦子さんが団長をされておられる、「スター混声合唱団 チャリティー トーク&コンサート」が開催されました。 主催: 国際ソロプチミスト千曲(代表 中村トモエさん、実行委員長 日置妙子さん)、 共催:千曲市、 後援: 坂城町、坂城町教育委員会

本コンサートに千曲市の近藤市長ともどもお招きいただき、児童館充実のための御寄付もいただきました。 感謝感激です。

 (中央、赤いカーディガンが山田邦子さん)

スター混声合唱団は、2008年にがん撲滅を目指して結成された合唱団で、団長は自ら乳がんを経験され、いまだにがんと闘っているタレントの山田邦子さん、副団長は直腸がんを経験されたジャーナリストの鳥越俊太郎さんです。 メンバーはタレント、俳優、歌手、アナウンサー、ボクサーなどなど多彩な方々です。 活動を通じてその収益を関連団体に寄付されたり、がんの早期発見の呼びかけ、がん患者や家族への勇気づけなど積極的に活動されています。

昨日のコンサートでは、山田邦子さんの縦横無尽の活躍で涙と笑い、感動の素晴らしいステージを作っていただきました。

トークショウで、上田市出身のボクサー西澤ヨシノリさんと

西澤ヨシノリさんはかつて、日本チャンピオン(ミドル級)、東洋チャンピオンなどのを経験され、現在、オーストラリアに移られ、クルーザー級の世界チャンピオンになられています。 40歳を過ぎての世界チャンピオン、西澤さんもすごい。

久々に素晴らしいコンサートに出会いました。

(出演者の方々:順不同、敬称略)

山田邦子、清水よし子、服部真湖、石原裕子、原元美紀、森川泉、河村右、鈴木直人、西澤ヨシノリ、嶋崎伸夫、進藤学、鼓太郎、八反安未果、一谷のぶえ、河相我聞、上田悟、黒田アーサー、(演奏:奥村伸樹、赤星裕子他)

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第40章)

前章は、老子の中でも一番長い章でしたが、この章は一番短い章ですね。

しかしながら、この章も老子の本質が語られています。 この章はいわば老子の「生死論」とでも言えます。 冒頭の「反」は反対というより、「もとに戻る、立ち戻る」という意味です。

 反者道之動、弱者道之用。天下萬物生於有。有生於無。

                                      

 反(はん)は道の動(どう)、弱(じゃく)は道の用なり。  天下の萬物有(う)より生じ、有は無より生ず。

                                 

 常に根源に立ち戻るのが道の動きなのです。 また、「道」は一見、弱々しく見えても常に柔軟に働きつづけます。 天下のすべての萬物は、「有(う)」、何かしらの存在から生まれてきますが、その「有」そのものは「無」といわれるすべての根源としての「道」から生まれてきます。

                      

 この章は私にとって大変大切にしている章です。

 私たちの人生は、「道」から「出生」し、人それぞれの人生を経験し、「入寂」します。 私たちの人生はいわば「道」からお借りして、「道」にお返しするようなものです。 従って、大切に、大切に磨き上げてお返ししなくてはならないのです。

 このような話をいつも学生、若者、あるいはお年寄りにも話してきました。

                    

 坂城町長 山村ひろし