第8回お守り刀展覧会(宮入刀匠が文部科学大臣賞受賞!)

本日(9月14日)、坂城町 鉄の展示館で第8回お守り刀展覧会が開催されました。(9月14日~10月27日 主催:全日本刀匠会 会長 三上孝徳)

同展覧会は今回で8回目を迎えましたが、今回から、文部科学大臣賞、ポーランド大使賞、新人賞の3賞が新たに加わりました。

また、大変うれしいことに、宮入刀匠がこの新設された文部科学大臣賞を受賞されました。

また、宮入刀匠の弟子の皆さんも続々と入賞されました。

日本刀は日本文化を表す代表的な総合芸術であり、坂城町の誇る鉄の文化の結晶でもあります。 

坂城町として、刀の文化を大切に支援していきたいと考えております。

左側:挨拶する山村

ご挨拶される全日本刀匠会三上孝徳会長

以下、詳細は坂城町ホームページより

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9月14日~10月27日 第八回お守り刀展覧会

第八回お守り刀展01

▲総合の部 第一席  特賞  文部科学大臣賞
    宮入小左衛門行平刀匠の作品

  9月14日(土)から10月27日(日)までの間、鉄の展示館の秋の企画展「第八回お守り刀展覧会」が開催中です(詳しくはこちらから→鉄の展示館HP)。この展覧会は、現代刀匠・刀職者たちの新作刀と外装の優品によるコンクール展で、14日(土)の展覧会初日には、授賞式が行われました。

  今回から最高位の賞に文部科学大臣賞がつくこととなり、坂城町無形文化財の宮入小左衛門行平刀匠が、総合の部において、第一席 特賞 文部科学大臣賞を受賞されました。
  また、一門の皆さんも刀身の部においてそれぞれ入賞され、根津秀平さんは第三席 特賞 長野県教育委員会賞及び新人賞、河内一平さんは第七席 入賞 信濃毎日新聞社賞、上山輝平さんは佳作を受賞されました。

▼授賞式の様子

第八回お守り刀展02-03

  会期中は、展示解説のほか、イベント「手づくりナイフを作ろう」「日本刀に触れてみよう」「公開古式鍛錬」が行われますので、ぜひご参加ください(詳しくは上のリンク・鉄の展示館HPをご覧ください)。

  • 「お守り刀」とは
    皇室に伝わる「賜剣の儀」に代表され、子どもの成長を願い、愛する人をあらゆる災難から断ち切り、持ち主の身を守ってほしいという願い、祈りが込められた刀です。

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坂城町長 山村ひろし

「ゆるキャラグランプリ2013」が始まります!

今年も「ゆるキャラグランプリ」が始まります。

投票開始は来週9月17日(火)からです。

昨年はエントリが遅れたために苦戦をいたしましたが、それでも最終的に、長野県では43キャラクター中 10位、 全国では865キャラクター中 264位 と善戦いたしました。

長野県内で10位に入ったおかげであちこちのイベントにもご招待されています。

今年はすでにエントリー済みです!

あとは、皆さま方の投票「1日ワン・クリック」にお願いするのみです。

投票の方法についてはまだ公表されていませんが、9月17日までには以下のサイトで説明があります。

http://www.yurugp.jp/

昨年と同様だとすると、皆さんがお持ちのPC、携帯、スマートフォンなどすべてのIDで投票できます。(1日1回のみ)

さあ、9月17日から、朝起きたらすべてのIDで「ワン・クリック」をお願いいたします。

今年も 「ねずこん」 は頑張ります。

「ねずこん」本人の希望を聞きましたら、本人は長野県で3位以内、全国でも上位(30位以内)を目指したいそうです。

皆さま方のご支援をよろしくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

網掛の大井直治郎さんが長野県男性最高齢に

先日、坂城町の敬老のお祝いとして、約90名の方を訪問させていただきました。

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本日(9月12日)、長野県から、網掛の大井直治郎さんが長野県の男性最高齢者であると発表されました。(9月1日現在、106歳)

なお、女性の長野県最高齢者は飯田市の原そとみさんで111歳とのことです。

https://www.pref.nagano.lg.jp/kenko-choju/happyou/130911_syukuga.html

(長野県最高齢者)

来週、9月16日、大井直治郎さんの敬老のお祝いに、長野県加藤副知事が訪問されことになりました。 (山村も同席いたします。)

とにかく、今まで、男女含めて坂城の方が長野県最高年齢者になられたことはないと思います。

誠におめでとうございます。

いつまでもお元気で。

坂城町長 山村ひろし

文化・スポーツの季節

昨日(9月8日)の未明、念願の東京オリンピック2020年が決定しました。

心よりお祝いしたいと思います。

昨年の安倍政権誕生から、政治、経済、外交面など安心してみていられる政権運営がなされていると思います。

オリンピック招致についても最終場面での落ち着いた、しっかりした対応が世界から受け入れられているのだという感があります。

ぜひとも、万全の準備を行い次期東京オリンピックを成功させなければならないと思います。

さて、坂城町でも文化・スポーツの季節を迎え、種々の催しが目白押しです。

昨日は、朝8時から大宮区、坂端区、日名沢区、新町区の葛尾分館4区対抗球技大会が行われました。 (降雨のため残念ながら室内競技のみとなりました)

また、8時50分からは坂城勤労者総合福祉センターで 「第15回センター祭」 が開催され、オカリナ、コーラス、ダンスなど14グループの皆さんのステージ発表、陶芸、絵画など6種の展示・体験コーナーなど日頃の練習の成果が発表されました。

トーン・チャイムの演奏

太極拳(剣)の演技披露

そのほか、鼠区、金井区、中之条区では敬老会が開催され、私も参加させていただきましたが、元気な高齢者の皆さんによる各種催しに花が咲きました。

あちこち、忙しい一日を過ごしました。

坂城町長 山村ひろし

「第20回団地まつり」 開催

先週の金曜日(9月6日)、テクノさかき工業団地組合(組合長:宮後睦雄氏)主催による 「第20回団地まつり」 が開催されました。

このお祭りは団地組合傘下の各企業の皆さんのお祭りでしたが、第20回目を迎え、まさに坂城町の大きなお祭りの一つとして定着してまいりました。

本日も南条小学校金管バンド部の迫力ある演奏に始まり、ゲスト歌謡ショー(浦京子&ハニーシックス他)、抽選会等が行われ、頭上の大花火がお祭りをさらに盛り上げました。

 

挨拶する山村           

以下、坂城町ホームページから

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9月6日(金)第20回団地まつり開催! テクノ団地まつりH2501

テクノ団地まつりH2501

▲南条小学校金管バンド部

9月6日(金)、テクノさかき駅前広場で、テクノさかき工業団地組合主催による「第20回団地まつり」が開催されました。

記念すべき20回目を迎えた今年の団地まつりは、南条小学校金管バンド部の迫力ある演奏に始まり、ゲスト歌謡ショー、お楽しみ抽選会が行われ、ビールやおつまみなどの屋台村もオープンし、駅前は大変な賑わいとなりました。また、まつりの締めくくりには恒例の花火大会が行われ、坂城の夜空に大輪の花が咲きました。

テクノ団地まつりH2502-04 

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坂城町長 山村ひろし

坂城の100人 第24回目は中島銀右衛門

坂城の100人 第24回目は中島銀右衛門さんです。

中之条の国道沿いに 「中島銀右衛門」 さんを讃えた筆塚があります。

先日もご紹介しましたが、国道沿いにあるため筆塚の痛みが激しく。

6月から約2か月かけた修復作業が漸く終了いたしました。

左から修復作業にあたる、文化財センター青木所長、時信学芸員、宮下学芸員

江戸時代、中之条地区には多くの文人が出ていますが、中でも有名なのが中島銀右衛門です。

(文化3年 1806年~明治16年 1883年)

銀右衛門は、中之条陣屋によって教学人(教師)に命じられ、代官以下の役人の子や村人の子に漢籍や詩歌を教えました。

門人の中で著名な者は、明治維新後子爵となった陸軍軍医の石黒忠悳(ただのり)がいます。

忠悳は当時、陣屋手代の秋山省三(母親の弟)の家に母と共に陣屋で暮らしていました。

忠悳の長男が忠篤(ただあつ)で、戦前・戦後を通じてわが国の農業政策を展開し、農業の神様とよばれた人物です。

銀右衛門は門弟から慕われ、心温まる人であるばかりでなく、孤高の人、毅然として生きた人であったといわれています。(坂城町「ふるさと探訪」より)

また、仁厚の人で、世の中が軽薄になり師弟の関係もだんだんと薄くなりつつあった時代に、門弟から慈母のように慕われたといいます。 (「坂城のいしぶみ」より)

碑の最期に詩が書かれています。一部のみ訳をご紹介します。

「孤高の人、毅然として生きた人、こういう人こそ世の中へ顕彰すべきである。今ここに其の恩に酬ゆるために、馬のたて髪のような形をした筆塚をたてそれがそばだっている。いつまでも崩れず立っていてほしい。今我は碑文を作った。そしてこの碑を讃えて高野山のようだといいたい。」 (「坂城のいしぶみ」より)

「いつまでも崩れず立っていてほしい。」 とあるように今回、補修をいたしました。

坂城には大きな功績を残された方々がまだまだたくさんおられます。

これからもご紹介を続けていきます。

坂城町長 山村ひろし

敬老のお祝い

9月16日の敬老の日に向け各地でいろいろな敬老のお祝いが行われています。

昨日(9月7日)、坂城町にお住いの皆様方を訪問させていただきました。

坂城町では今まで、いろいろな形で敬老のお祝いをさせていただきましたが、私が町長になってからは、できるだけ多くの方とお会いしようと思い、88歳(米寿)の方、99歳(白寿)の方、100歳以上の方を直接ご訪問させていただき、お祝いの品をお届けさせていただいております。

今年、対象になる方の人数は、88歳 95名、99歳 6名、100歳以上 10名で、全体で111名となります。

このうち、病院におられる方、施設におられる方々を除いて、90名のお宅を訪問させていただきました。

朝8時から午後5時過ぎまで、お一人ずつでは平均5分程度しか時間が取れませんでしたがそれでも皆さんとお会いすることで私も皆様方から大変な「生命エネルギー」をいただいた気がいたします。

中には、ご家族多くの方々と記念撮影をしていただいたり、あるいはお一人で矍鑠とされておられる方々など様々ですが、長い年輪を重ねられた方々の表情は皆様立派な輝きをお持ちです。

来年もお会いできることを楽しみにしております。

坂城町長 山村ひろし

田村純菜さん来訪

昨日(9月6日)、村上小学校6年生の短距離ランナー田村純菜さんが先日の全国小学生陸上競技交流大会の報告に来てくださいました。

小学校6年生、100mで見事3位銅メダルです。

昨年の大会では優勝、金メダルでしたので本人はいささか残念でしたでしょうが、堂々の銅メダルです。 健闘を称えます。

左:田村純菜さん

以下、詳細は坂城町ホームページから

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陸上100m  田村純菜さん全国大会で第3位!

田村純菜さん01

▲写真左から、山村町長、田村純菜さん、塩野入コーチ

  9月6日(金)、全国小学生陸上競技交流大会に出場し、全国で第3位となった村上小学校6年生の田村純菜さんと陸上スポーツ少年団「坂城JAC」の塩野入コーチが、山村町長に報告に来てくださいました。

  田村さんは、8月24日(土)に神奈川県の日産スタジアムで開催された、日清食品カップ・第29回全国小学生陸上競技交流大会で、6年女子100mに出場し、決勝では13秒27を記録して第3位となりましたが、優勝を逃したことがとても悔しかったそうです。塩野入コーチは、「田村さんはこれからの成長とともに、さらに速くなるでしょう」と話されました。田村さんの、今後ますますの活躍が期待されます!

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坂城町長 山村ひろし

中之条石碑の修復作業

6月中旬から取り掛かっておりました、坂城町中之条国道沿いの石碑の修復作業が終了いたしました。

今回修復したのは、筆塚3つと常夜燈1つです。

左から:淵室庵隆禅筆塚(天明5年 1786年)、善光寺常夜燈(万延元年 1860年)、中島源蔵筆塚(嘉永2年 1850年)、中島銀右衛門筆塚(明治14年 1882年)

とにかく、暑い夏の中、坂城町文化財センターの皆さんに丁寧な、細かい、根気のいる作業をしていただきました。

国道に面しているため多くの車両の振動を受け、かなり傷んでいた石碑の表面に特殊な樹脂を塗って安定させるという緻密な作業です。

7月中旬、中島銀右衛門の筆塚を修理する青木文化財センター所長、時信学芸員、宮下学芸員(左から)

中島銀右衛門(文化3年 1806年~明治16年 1883年)については別途、坂城の100人の一人としてご紹介しますが、江戸時代末期の偉大な教育者であり多くの人から慕われていました。

この筆塚も銀右衛門が存命のうち(明治14年)に作られたものです。

坂城町の文化財センターではこのように町に残る貴重な歴史遺産の補修管理も行っています。

坂城町長 山村ひろし             

平成25年第3回坂城町議会定例会招集挨拶 (2)

(以下、後半部分)
                    
さて、25年度事業の進捗状況について述べさせていただきます。
坂城駅エレベーター設置につきましては、県の6月議会定例会で本事業に係る県補助金の予算議決をいただきました。現在、しなの鉄道株式会社においては、工事に係る国庫補助金の交付申請を進めているところであります。
なお、本体工事につきましては、8月27日に入札が実施され施工業者が決定となり、9月下旬には本体工事に着手し、本年度末完成の予定となっております。
 
南条小学校改築事業につきましては、設計業者による提案に基づき、現場の声を聞きながら、町で検討を行い、新しい南条小学校校舎の基本設計についての中間報告として、本日開催される「建設委員会」にお示しをし、ご意見をいただく予定となっております。
今後につきましては、建設委員会の意見を参考にしながら、基本設計の最終報告に向けて協議を進め、引き続き、詳細設計、建築確認申請を済ませ、26、27年度に本工事を実施、平成28年春には新校舎の完成を目指してまいります。
 
 スマートコミュニティ構想事業につきましては、テクノさかき工業団地内企業の使用電力調査では、「スマートメーター」や「デマンドメーター」による電力使用の見える化を目的としたデータ収集を進めており、調査の中間報告において、見える化による電力使用のピークシフトや生産工程の改善、生産の平準化を進めることにより、約3割の電力削減が期待できることがわかりました。
 今後も、更なるデータ収集と検証を進め、その成果が町内企業に波/及していくよう進めていきたいと考えております。
 また、役場庁舎への木質バイオマスボイラー設置事業につきましては、8月8日に入札を行い、施工業者が決定いたしました。工期は6ヶ月間と見込まれますが、できるだけ早く稼働できるよう進めてまいりたいと考えております。
なお、今議会に、補正予算を計上させていただきましたが、県の地域発元気づくり支援金事業において、新たに「スマートタウン坂城普及・啓発事業」が採択されました。
この事業では、スマートタウン構想の啓発映像制作のほか、子どもたちを対象に自然エネルギーを活用した科学実験教室を計画しております。この事業により、町全体におけるスマートコミュニティへの共通認識と、スマートタウン坂城の構築に向けた気運の醸成を図ってまいりたいと考えております。
このほかにも、先月には「ピークシフト自販機」が「びんぐし湯さん館」と「役場庁舎入口」に設置されました。
この自販機は、最新型のため全国的にも設置例があまりないようですが、大手飲料メーカーが「坂城スマートタウン構想」の趣旨に賛同し設置されたものであります。
なお、「役場庁舎入口」には、災害対応型として備蓄水ボックスがあわせて置かれており、緊急時に飲料水を提供することができます。                                      

 
ワイナリー形成事業につきましては、千曲川ワインバレーの一員として6月に実施された「ワイントレイル」に続き、今月8日に開催される「東御ワインフェスタ」へも巨峰ワインを出展し、ブランド化の取り組みを進めております。また、ワイナリー設立に向けた取り組みといたしましては、酒造免許取得の条件緩和となる構造改革特区の本年中での取得を目標に、関係機関との協議など申請準備を進めております。
町振興公社による巨峰を使ったワイン及びスパークリングワインの生産につきましては、町内での原材料の調達の目処がたちましたので、この秋にはラベルをリニューアルした100%坂城産のブドウによるワインがお楽しみいただけるものと考えております。
 
平成25年度緊急雇用創出事業として、地域資源や特産品の普及宣伝など、町の魅力を町内外に発信する「坂城町魅力発信プロジェクト事業」につきましては、当町のキャラクターである「ねずこん」が、「保育園の夏まつり」や「坂城どんどん」など町内のイベントや、8月に佐久市で開催された「信毎まつり」、上田市での「みんなの信州私鉄フェスタ」など町外のイベントにも積極的に参加し、町の魅力発信に努めております。
また、今月末の28日と29日には、横浜赤レンガ倉庫で開催される「ゆるキャラ グルメフェスティバル イン 横浜」に出展し、「ねずこん」を始め、ねずみ大根焼酎や巨峰ワインなどを宣伝してまいります。
なお、昨年はスタートが遅かったのですが、町民の皆さんにもご協力いただき、全国で264位、長野県内では10位となりました「ゆるキャラグランプリ」に今年は、最初からエントリーすることにいたしました。今月17日(火)から投票が開始さますので11月8日の投票終了までの間、町民の皆さんには「ねずこん」に1回でも多く投票いただきますようよろしくお願いいたします。
 また、「ねずこん」の活動の場を増やし、人気を上げるため、もう一体「ねずこん」の着ぐるみを製作する費用を今回の補正予算に計上いたしました。この「ねずこん」の製作により、更なる坂城町のPRに役立ててまいりたいと考えております。
 
国際交流事業の一環として、去る、8月5日に、和平キャンプ場で、町内の小学4年生から6年生約40名が参加し、坂城中学校の英語講師(ALT)など5名の外国人との「和平国際交流村事業」を開催いたしました。参加した児童は、積極的に外国人とコミュニケーションをとり、外国の文化や英語に関心が持てたと感じております。
さて、昨年、中国から来日する予定が国際状況により、延期となりました中国上海市嘉定区との「小学生国際交流事業」につきましては、10月下旬に、実験小学校児童11名が坂城町を訪れる予定であります。中国との友好の輪が広げられればと考えております。
 
8月15日第58回成人式が開催されました。今年の成人式の該当者は、197名で、うち、152名の新成人が出席いたしました。成人式は、実行委員会の皆さんにもご努力もいただき、和やかな中、厳粛に執り行われ、大変素晴らしい式となりました。
 
創立30周年を迎える町文化協会では、「坂城町の歌」制作実行委員会を立ち上げ、歌のイメージ、活用方法、歌詞や曲で参考となる言葉などについて広く意見を伺うためにアンケートを実施し、現在、集計作業を行っております。なお、今議会に関連の予算を計上させていただきました。
今後のスケジュールといたしましては、アンケート結果を基に10月に歌詞を募集し、プロの作曲家によるアドバイスを受けながら、来年3月の完成を目指しております。町民の皆さんから愛される歌ができることを期待しております。
 
総合的な松くい虫防除対策の一環として、6月20日に、県の特別防除実施基準に基づくヘリコプターによる空中散布を実施いたしました。実施にあたりましては、健康に対する配慮として、リスクコミュニケーションの強化を図り、住民説明会の開催や「申出書」による事前調査を行うとともに、薬剤安全確認調査として気中濃度調査、河川・プールの水中濃度調査、ミラーコート紙による飛散確認調査を行いましたが、すべての調査において不検出という結果が出ました。  
また、町保健センターに設置いたしました健康相談窓口への散布後の相談者はなく、緊急時の医療体制として依頼いたしました千曲中央病院、寿光会上山田病院、両病院からも報告はありませんでした。さらに、農作物や養蜂に関する被害報告もありませんでした。
今後も、松くい虫防除対策につきましては、住民の皆さんの健康を第一に考え、私たちの大切な財産である松林を守るため、伐倒駆除、空中散布等複合的な防除対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 
8月3日には、第36回坂城どんどんが、好天のなか、横町・立町通り・坂城駅前で行われました。今年は、新企画として、169系電車の公開や信州プロレスの公演があり、大勢の町民の皆さんに、会場へ足を運んでいただきました。
また、夜の踊り流しには、昨年よりも3連、約100人多い、48連、約1,500人の方々にご参加いただき、真夏の暑さを吹き飛ばす盛り上がりを見せていただいたことに感謝申し上げます。
今週6日(金)に開催されます、「テクノさかき工業団地まつり」は、今回で、20回目を迎えます。当初、工業団地内企業の福利厚生事業の一環として行われてきたお祭りも、コンサートや花火大会など大勢の町民の皆さんに好評をいただき、「地元のお祭り」として定着してまいりました。
今年は、南条小学校金管バンドの子どもたちの演奏や歌謡コンサート、花火大会を予定しております。
多くの町民の皆さんに、会場にお越しいただき、お祭りを楽しんでいただければと思います。
 
 鉄の展示館では、9月14日から10月27日まで、「第8回お守り刀展覧会」を開催いたします。「お守り刀」には、子どもの成長を願い、愛する人をあらゆる災難から断ち切り、持ち主の身を守ってほしいという願い、祈りが込められております。
本展では、全国の刀匠及び刀職者が技の限りを尽くして製作いたしました「お守り刀」をご覧いただくことができますので、多くの方々のご来館をお待ちしております。
 
9月16日の敬老の日を迎えるに当たりまして、町でも高齢者の方の長寿を祝福し敬老の意を表するために、今週7日(土)に米寿、白寿、100歳以上の方々に敬老訪問事業を実施いたします。
今年の敬老祝事業の対象者は、88歳の米寿の方が95名、99歳の白寿の方が6名、100歳以上の方が10名で、全体で111名であります。
また、最高齢の方は明治40年生まれの男性の方で、この8月に106歳になられました。
 
緊急経済対策として、今年の5月から実施しております坂城町住宅リフォーム補助事業は、補助金に対する全体事業費が約5千4百万円余りとなり、大きな経済効果が生まれたものと考えております。
つきましては、現在も事業への問合せがありますので、本議会に補助金の追加補正をさせていただきました。
町営住宅横尾団地の下水道接続工事のうち、今年度計画対象のC棟、D棟、K棟の16戸について、先月入札を実施し施工業者が決定いたしました。今月末頃から順次工事に入り、年内には竣工の予定となっております。
 公共下水道事業につきましては、現在、入横尾地区、上平島地区、網掛福沢地区の面的整備を行っております。
 また、8月27日に公共下水道の整備区域の拡大による下水道計画の見直しのため、「坂城町都市計画審議会」を開催し、南条・上平地区の整備区域の追加変更承認を得ました。
 
8月4日(日)に長野市飯綱高原スキー場で行われました「第
55回長野県消防ポンプ操法大会」の小型ポンプ操法の部に上五明の第10分団が出場し、県内各地から勝ち上がってきた強豪が集まる中、日頃の訓練の成果を発揮し、第7位と健闘いたしました。
町の小型ポンプ操法の部としては、埴科大会での優勝、県大会出場は、14年ぶりでした。なお、第10分団としては実に36年ぶりの快挙となりました。今後も、更に訓練を重ね、地域の安全を守るため活躍を期待いたします。
8月30日から9月5日までは、「防災週間」として、各種行事が全国的に実施されております。
当町におきましては、町総合防災訓練が8月25日、坂城小学校において実施されましたが、23日の降雨により、小学校グランドが使用不能となったため、日程を縮小し、自主防災会の避難誘導訓練までする形で、訓練を実施いたしました。
雨が降る中、約500名の住民の皆さん、関係団体の皆さん方に参加をいただき、自主防災会ごとの警戒本部設置訓練や町防災無線班による訓練などの一部訓練が実施され、有事の際の行動について確認をいたしました。
今年もゲリラ豪雨やそれに伴う土砂災害などが、全国各地で頻発しております。日頃からの備えが防災・減災活動であり、町民の皆さん方の身体・生命・財産を守ることにつながる非常に重要なことであります。
住民の皆さんの安全・安心を守るため、引き続き、防災意識の高揚と防災対策の徹底に万全を期してまいります。
 
今議会に審議をお願いする案件は、専決報告が2件、人事案件が2件、契約の締結が1件、町道路線の認定が1件、一般会計・特別会計の24年度決算の認定が8件、一般会計・特別会計の補正予算が7件 計21件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のごあいさつとさせていただきます。         
                            
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坂城町長 山村ひろし