本日(6月20日)午前中、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会によるこども能楽教室が坂城町の3小学校で開催されました。
私は南条小学校の教室に参加しました。
参加した子どもたちは高学年の生徒たちですが、初めて能の「面」に触れたり、力いっぱいに「猩々」を謳うなどの経験をしました。
不思議なのは全員が違和感なく取り組んでいたことです。
室町時代以来営々と続いている日本文化の体験、生徒全員が感激していたようです。
今年の8月31日(日)には、3年ぶりに、坂城びんぐしの里公園で 「薪能」 が開催されます。
前回と同様、松木先生のほか、野村萬斎さん他、錚々たる方々の出演が予定されています。
おもな演目は狂言の「柿山伏」、能の「紅葉狩り」で、子供たちの仕舞も披露されます。
(以下のサイトは「第二回坂城びんぐしの里薪能」の案内
http://www.town.sakaki.nagano.jp/event/W005H0000108.html
松木先生から「面」についての説明
各々「面」を掛けてみる
海野師範から「猩々」の指導を受ける
子どもによる仕舞の披露
松木先生による仕舞「鞍馬天狗」
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坂城町長 山村ひろし