本日(3月16日)の坂城町のニュースから二つご紹介します。
「空き家バンクに関する協定」 と 「トンネルでの小水力発電」です。
以下坂城町ニュースからご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
空家バンク運営協定締結
▲左から、(一社)長野県宅地建物取引業協会上小・更埴支部 柳澤善治総務財政理事、柴崎秀之副支部長、樋口盛光支部長、山村町長、宮下副町長、小林弘行副支部長
3月16日(月)、町と一般社団法人長野県宅地建物取引業協会 上小・更埴支部との間で、「坂城町空き家バンク」の運営に関する協定が締結されました。
町では、町内で増加傾向にある空き家を有効利用するため、空き家の所有者と利用希望者に、町のホームページ等を使って情報を提供する「坂城町空き家バンク」の運用を4月1日から開始します。
今回の協定により、空き家バンクを開設した際は、所有者の相談に町とともにのっていただき、空き家の状況や不動産取引のアドバイスなどをしていただけるようになります。
登録は4月から、申込書類は町ホームページからダウンロードできるようにする予定ですので、空き家を有効利用したい方は、ぜひご登録ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
坂城中3年生が小水力発電
3月16日(月)、坂城中学校3年3組が、この一年間総合的な学習の時間に活動を進めてきた、五里ヶ峯横坑トンネル内の地下水を利用した小水力発電の成果発表会が行われました。
プロジェクト名は、「プロジェクトS ~地球温暖化を防ぎ、地域に貢献する若者たち~」。生徒たちは、昨年4月に国内の主力発電である火力発電が温室効果ガスの増加をもたらしていることを知り、自然エネルギーによる発電の必要性を感じました。そこから、町が進める「スマートコミュニティ構想普及支援事業」を学び、町内に小水力発電機を設置し、地域にエネルギーの供給をすることを目標に活動を開始。信州大学教育学部の村松浩幸教授や、おーい原木会、埴科精機(有)様、公益財団法人さかきテクノセンター、町の協力を得て、自転車の車輪とハブダイナモを用いた発電機を作り、キノコの栽培などをしている五里ヶ峯横坑トンネル内に設置しました。
本日の発表会では、生徒たちが発電機を設置すると、車輪に取り付けた羽が水を受けて勢いよく回り出し、2.0~3.0Vの電圧を得てライトが辺りを明るく照らしました。
生徒たちは、「車輪に取り付けた羽を固定するのが大変だったが、この灯りでトンネル内の作業がしやすくなればうれしい」と、地域に貢献することの喜びを述べていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
坂城町長 山村ひろし