若麻績通明さんの納骨法要

 若麻績通明さんについて、以前、掲載させていただきました。

 (以前のブログから)

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=39229        

             

 今回、多くのご関係者の大変なご努力により、オーストラリア・カウラ市の日本人墓地から分骨されたご遺骨が本日(10月12日)、坂城町中之条西念寺さんに納骨されました。

 1945年7月30日、オーストラリアで亡くなられてから70年後の本日、やっとご自宅の西念寺の家族の墓地に収められました。

 いきさつについては、本日の産経新聞にたいへん詳しく、正確な記事が書かれています。

 以下、ご覧下さい。

                

(本日の産経新聞の記事)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151012-00000066-san-soci

            

若麻績通明さんの法要時の写真

            

関係者全員での記念撮影。中央、若麻績ご住職の左側が在日オーストラリア大使、ブルース・ミラーさん。(完璧な日本語を話されます。その左に山村。)

           

 今回の納骨法要が行われるまでには、日本、オーストラリア両国の本当に多くの方々の熱意、善意、努力が重なり合い実現しました。

 このような素晴らしい物語を一過性のものにしないように、オーストラリア政府、カウラ市との間で何らかの形で交流事業を進められればと思っております。

              

 坂城町長 山村ひろし

張承志氏の近著「中国と日本」

 「モンゴル大草原遊牧誌」や「紅衛兵の時代」など日本でも高名の中国を代表する作家、張承志氏の近著「中国と日本」(批判の刃を己に)が日本で発売されました。(2015年9月)

 ・張承志氏について、ウィキペディアから。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B5%E6%89%BF%E5%BF%97

           

 

 以前から、同氏の著作の監訳・編訳をされている梅村担氏(中央大学教授)が、私の高校の同級生ということもあり、また、今回も監訳をされたということもあり早速拝読しました。

 相変わらず鋭い切り口で中国人の立場から最近の日本を細かく分析し、明治以来の日本の代表的な人物約30名をとりあげ論評しています。

 勿論、日本人として異論ありと多く感じるところもありますが、同様に中国の問題についても鋭い調子でコメントをしています。 それは副題にもあるように 「批判の刃を己に」 と言うとおりです。

 よくこのような著作を中国で出版(2009年)することが出来たなという感もあります。

 この著作を通して新たに日本と中国の近代・現代の関係を考え直す良い機会になると思います。

 また、著者と長年家族ぐるみで交流のあった、岡林信康氏との関係も大変興味ありました。

 この著書のおかげで、岡林信彦氏の 「御歌囃子参上!!岡林信康エンヤトットミュージック 」 もあらためて聴く機会ができましたし、魯迅との関係で引用されていた、太宰治の 「惜別」 も読みなおす機会を得ました。

 なお、この本の帯に書かれているメッセージをご紹介すると、

 「中国人作家が発掘する日本精神のゆくえと人道のかたち」

 「私たちは、ナショナリズムを超えて人として手を結びあうことができないのか。」となっています。

               

 戦後、70年の今年、このような著作が中国の代表的な作家により紹介されたことの意義もあると思います。 是非、ご一読を進めます。

                

 坂城町長 山村ひろし

第28回福祉ふれあいのつどい

 今週末もいろいろな行事が行われています。

 10月10日(土)には、坂城町老人福祉センター夢の湯で 「第28回福祉ふれあいのつどい」 が開催されました。(主催:福祉ふれあいのつどい実行委員会、坂城町社会福祉協議会)

                  

村上小学校鼓笛隊の皆さん

               

 村上小学校鼓笛隊の皆さんの演奏に続き、坂城幼稚園の皆さんによる踊りの発表、「モアナハワイアン」のハワイアン演奏などの他、盛りだくさんの販売コーナー、チャリティーバザー、福祉体験コーナーなど大盛況のうちに開催されました。

 今回も多くのボランティアの皆さんのご協力に感謝です。

               

 坂城町長 山村ひろし