将来、坂城町を支えていく中学生を海外に派遣し、豊かな国際感覚を養い、グローバルな視点をもって、これからの進学を含め、国際社会に生きる心豊かな人間の育成を図ることを目的として、町では、昨年度から「坂城中学生海外派遣事業」をスタートしました。
その初めての海外派遣が3月23日(土)から28日(木)までの6日間の日程でアメリカ合衆国カリフォルニア州で行われ、坂城中学校2年生(現在3年生)の男女8名が参加しました。
現地では、サンフランシスコの中学校での授業体験や現地学生の家庭でのホームステイによる交流、シリコンバレーにあるスタンフォード大学のキャンパスツアーや企業、博物館の見学など貴重な体験をしました。
7月3日(水)、山村町長に研修報告書を手渡しに役場を訪れ、言葉が通じたことも嬉しかったが、現地の中学生が「自由」に見えたこと、またジェンダーレスが進んでいたことなど、海外派遣研修を通して初めて感じたことや、異文化や新しい人との交流で多くを経験したことを報告し、これから自分たちは、もっと自分で考えて行動していくことが大切であると感じたと研修の成果を話していました。
秋に行われる坂城中学校の文化祭「大峰祭」では、今回の参加者による全校生徒に向けた報告会を予定しているとのことです。
この事業を通じて、中学生がグローバルな視点を持って、今後のキャリアを考えるきっかけとなることを期待します。
研修報告書は【こちら】https://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1720067501006/simple/sakakityugakuseikaigaihakenjigyou2023.pdf からご覧ください。
坂城町長 山村ひろし