坂城町 「ろとう桜」 が咲き始めました

 本日(3月22日)、坂城町立村上小学校校庭の「ろとう桜」の様子を見に行きました。 

 今日は日中、22度の暖かさになりました。 村上小学校のろとう桜の様子を見に行きましたら、案の定、三分咲きくらいになっていました。 来週には満開になっていると思います。

 「ろとう桜」は「魯桃桜」、「露頭桜」とも書きます。

 言われははっきりしていませんが、日露戦争に行った軍人が凱旋記念に持ち帰って植えたといわれており、露西亜、あるいは魯西亜の字をとって命名されたものと言われています。

 桜よりは桃に近い品種といわれ、寒風の中でも最も早く花を咲かせます。

 長野県立図書館前や上田城跡公園など名所がありますが、坂城町でも、村上小学校の校庭脇に2本あります。 ソメイヨシノの前に楽しみです。

坂城町長 山村ひろし

「第3回ウェルビーイング学会学術集会」に参加しました

 先日(3月20日)、西東京の武蔵野大学で開催された第3回ウェルビーイング学会学術集会に参加しました。(ウェルビーイング学会会長:前野隆司慶応義塾大学・武蔵野大学教授、今回の大会長は武蔵野大学ウェルビーイング学部教授の秋山美紀先生)

 私も会員とさせていただいている、ウェルビーイング学会は2011年に前野隆司先生により設立された若い学会です。 コロナ・パンデミックの最中に設立されたということもあり、リアルでの学会開催は今回が初めてです。

 今回のテーマは「私の幸せ、あなたの幸せ、みんなの幸せ」と言う正に、ウェルビーイングそのもののテーマです。

 午前中は、基調講演1(前野隆司教授:「ウェルビーイングな製品・サービス設計」、基調講演2(及川美紀氏(元ポーラ化粧品社長):「ジェンダーギャップ解消とウェルビーイングマネジメント」)、基調講演3(島津秋人教授:「ウェルビーイングとワーク・エンゲイジメント」)がありいずれも素晴らしい内容でした。

 また、午後は「組織で活かすコンパッション」というテーマでシンポジウムが開催されました。 ①石村郁夫先生(東京成徳大学):「コンパッショネイト・リーダーシップで組織を強くする」、②秋山美紀先生(武蔵野大学):「自分にコンパッションを向けてウェルビーイングであることを許す」、③若杉忠弘先生(グロービス経営大学院):「タフネスからコンパッションへーコンパッションが導く、ウェルビーイングな組織ー」と3氏の講演の後、前野隆司先生によるパネルディスカッションが行われました。

 限られた時間でしたが、中身の濃い議論が展開され大変素晴らしいものでした。

 坂城町では、「チャレンジSAKAKI-ウェルビーイング」を掲げ、種々のテーマに取り組んでいます。 今回のウェルビーイング学会での議論は大変参考になりました。令和7年度以降、坂城町の種々の事業に採り入れていきたいと考えています。 

 以下、ウェルビーング学会会長で慶應義塾大学ならびに武蔵野大学教授の前野隆司先生との写真など

坂城町長 山村ひろし