キャノングローバル戦略研究所瀬口清之さんの米国レポート

米国、中国の政治経済分野に関して日本を代表する研究者のキャノングローバル戦略研究所研究主幹瀬口清之さんから最新の米国レポートが来ました。

以下、掲載します。

瀬口さんは常に現場に足を置き生の情報を幅広い人脈と意見交換をしながら鋭い分析を行っています。

普通のジャーナリストとは違う鋭い切り口で新鮮な情報を提供していただいております。

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2017.10.13

混迷が続くトランプ政権と対中外交方針

<米国出張報告(2017年9月17日~30日)>

瀬口 清之

瀬口清之さん

          

◇ 8月にトランプ大統領の腹心ブレーンであったバノン首席戦略官が辞任したが、その後もトランプ政権の政策運営にはあまり大きな変化が見られていない。バノン氏は辞任後もトランプ政権に対して強い影響力を保持していると見られている。

◇ トランプ大統領の言動及びトランプ政権の政策運営に対し、有識者の大多数が不信感を一段と強めているが、その不満の受け皿となる魅力的なリーダーが野党民主党の中に現れていない。

◇ 米国一般選挙民のトランプに対する支持率は30%台後半前後で推移しており、あまり大きな変化が見られていない。有識者の間で共有されているトランプ政権に対する不信感の高まりと一般庶民のトランプ政権支持率の動きが乖離しつつある。

◇ 米国の主要メディアは反トランプの立場から偏った報道をしているとの評価が定着している。日本の主要メディアにも同様の傾向があり、そうした本社のバイアスがかかった報道姿勢に対してワシントンDCの記者の間では不満が募っている由。

◇ トランプ政権の対中外交は、北朝鮮問題の解決を最優先課題と位置づけ、中国が北朝鮮に対して強硬姿勢を取らない場合には、中国に対して貿易摩擦の圧力を強めて米国への協力を迫るというのが基本方針。しかし、中国の北朝鮮に対する姿勢はトランプ政権が期待する強硬姿勢からは程遠い状況が続いている。

◇ 中国は北朝鮮から攻撃を受けるリスクがほとんどないため、米国に同調して制裁を強化するインセンティブが乏しい。米国は北朝鮮に対する石油輸出の全面禁止を主張しているが、北朝鮮向け石油輸出の大半を占める中国の同意は得られていない。

◇ 北朝鮮に隣接する中国の東北地域は深刻な経済停滞が続いており、もし北朝鮮が食糧難に直面し大量の難民が流出してくる場合、同地域の不安定化リスクは高い。

◇ トランプ政権は、中国による北朝鮮への制裁協力が不十分と判断し、スーパー301条、貿易通商拡大法232条に基づいて、中国に対する貿易摩擦の拡大を準備しつつある。

◇ ライトハイザー通商代表は、トランプ政権の貿易政策が対中貿易赤字の縮小を主要な政策課題に掲げ、二国間交渉により解決を目指そうとしている基本方針を述べた。

◇ 米国では中国政府による知的財産権の侵害に対する反発が強い。中国に対する警戒感の強まりが中国企業による米国企業買収に対する規制強化の動きにつながっている。

◇ 1980年代以降の米国社会の貧富の格差拡大は、自由貿易体制下の輸入増大、移民流入、不十分な所得再分配制度、金融業の重視等によって引き起こされた。米国内では最近そうした経済社会を再設計すべきであるとの主張が増えてきている。

混迷が続くトランプ政権と対中外交方針 <米国出張報告(2017年9月17日~30日)>PDF:507.0 KB

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 坂城町長 山村ひろし

若者コン in 坂城町 2017

先日(10月14日)、坂城町駅前の男女共同参画センターで、「若者コン in 坂城町2017」が開催されました。(主催:テクノハート坂城協同組合)

このプログラムは坂城町の企業で働いておられる皆さんの交流の場を作ろうと、テクノハート坂城協同組合(理事長:宮後睦雄さん)で企画しているもので、今回で4回目になります。

今回は特別プラグラムとして、「第一部プロに学ぶそば打ち体験」、「第二部カラーで分かる個性分析体験」がセットされ、約30名の参加者の皆さんが積極的に参画されていました。

このような取り組みを通して坂城町企業の若者の皆さんの交流が活発になると良いですね。

▲開会のご挨拶

▲▼そば打ちの講師:「良竺庵」店主:竹内良一さんのご指導でそば打ちの実習

▲特別企画:「カラーで分かる個性分析体験」

講師は坂原直美さん(日本キャメス協会 アドバイザーインストラクター)

坂城町長 山村ひろし

169系電車撮影会

平成25年から坂城駅前に静態保存されている、169系電車はいろいろな形で皆さまにご利用していただいておりますが、先日(10月14日)、「169系電車撮影会」が開催されました。

今回も日本全国から169系電車愛好者の皆さんがお出でになり、大いに盛り上がっておりました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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169系電車撮影会を開催

撮影会01

10月14日(土)、坂城駅前多目的広場にある169系電車で、町と169系電車保存会による撮影会が今年も開催されました。
 電車の正面部分やサボ(行先標)など、それぞれが好きなアングルでシャッターを切り、ヘッドマークを交換して電車の表情を変えながら何枚もカメラにおさめていました。

また、保存会の皆さんに自慢のコレクションを持ち寄っていただき、車内でNゲージ、制服、切符、写真などの貴重なものを展示したほか、電車関係の映像も上映しました。
 外のテントでは、鉄道グッズや撮影会限定駅弁、町内製菓店・飲食店の169系電車オリジナル商品を販売し、鉄道ファンだけでなく、子どもからお年寄りまで大勢の方が楽しんでいました。

撮影会02 撮影会03

撮影会04 撮影会05

撮影会06 撮影会07

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坂城町長 山村ひろし

ウォークラリー大会

先日(10月14日)、坂城町立南条小学校を基点として、坂城町青少年健全育成交流会「ウォークラリー大会」が開催されました。

坂城町各地区の子どもから大人まで47チーム、約300名の皆さんが参加されました。

前日からの雨が気がかりでしたが、何とか曇り空の中、元気にスタートしました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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ウォークラリー大会

ウォークラリー大会01

10月14日(土)、南条地区で、坂城町青少年健全育成交流会「ウォークラリー大会」が開催され、子どもから大人まで47チーム、約300人が参加しました。この大会は、坂城町教育委員会と坂城町青少年を育む町民会議が主催し、毎年地区を変えて行われており、例年大勢の町民の皆さんに参加していただいています。

ウォークラリーとは、コース内の交差点のみが描かれているコマ図を頼りに設定されたコースを歩き、チェックポイントで問題を解きながらゴールを目指し、その所要時間と設定時間との差及び問題回答による得点の合計を競うものです。

今年は、子どもと大人で4~8人ずつのチームを作り、南条小学校の体育館からスタート。各チェックポイントではヒントを手がかりに問題に挑み、仲間同士知恵を出し合い協力しながらゴールを目指して元気よく歩いていました。

ウォークラリー大会02 ウォークラリー大会03

ウォークラリー大会05 ウォークラリー大会05

ウォークラリー大会06 ウォークラリー大会07

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坂城町長 山村ひろし

タブレット端末を使った算数のICT学習

本日(10月12日)、坂城町立坂城小学校で、タブレット端末をつかった算数のICT学習の取り組みがあり私も参加しました。

今回の授業は、坂城小学校5年2組(21名)で行われ、 授業指導ははICTプログラムにいろいろ取り組まれている、森政彦先生により行われました。

課題は台形の面積をどのように求めるかですが、台形を三角形に分けたり、三角形と長方形に分けたりいろいろな考え方があります。

それを生徒の持つタブレットに記述させ、その内容をデータのやり取りをすることによって全員で共有し、いろいろな考え方があることを理解させるものです。

先生のデータを生徒全員に送ったり、生徒一人ひとりの内容を先生が把握したり非常に有効に使えるのだと言うことが分かりました。

子どもたちもタブレット端末の扱い方をすぐに理解し、すいすいと使いこなしているのには感心しました。

今日の授業には坂城町の小学校、中学校の校長先生をはじめ、ICT化授業に関係する先生方皆さんが参加されました。

今日の実験的な取り組みをよく吟味し、坂城町でのICT教育の推進をしたいと思います。

生徒の入力した画面を見ながら解説をする森政彦先生

答えをタブレット端末に入力する生徒たち

坂城町長 山村ひろし

放課後学習(坂城中学校)

本日(10月11日)、坂城町立坂城中学校(堀口潔校長)で3学年生徒を対象とした 「放課後学習」 が始まりました。

これは、「学力向上を願う子、集まれ!」 をテーマに、放課後、坂城町の企業で活躍されておられる方、教員OB・OGの方がご自分の得意分野で子供たちの勉強をサポートする初めての取り組みです。

今回、この放課後学習に参加した子供たちは47名でご指導いただく先生方は全部で19名です。

ご指導いただく先生方は、教員OB・OGの皆さんが11名、企業から参加していただく方は8名です。(参加企業名は:青木固研究所、栗林製作所、竹内製作所、西澤電気計器製作所、宮後工業の皆さんです。)

素晴らしいですね。

今回の「放課後学習」は今日から、来年の2月28日まで、計18回開催されます。

いずれも、毎週水曜日午後3時40分から5時までです。

まさに、「坂城の子どもを坂城で育てる」の実践版ですね。

今日は、栗林製作所の上野克弥さん(数学担当)、元教員の小宮山峰雄先生(国語担当)と鈴木久男先生(社会・英語担当)の3名の先生方にお願いいたしました。

左:上野克弥さんによる数学の指導

右:小宮山峰雄先生による国語の指導

大きな成果が出ると良いですね。

坂城町長 山村ひろし

「標準化」セミナー(講師:産総研審議役 国岡正雄さん)

先日(10月7日)、「2017 さかきものづくり展」 関連のセミナーで、国立研究法人産業技術総合研究所知的財産・標準化推進部審議役 国岡正雄さんの講演を聴きました。

講演中の国岡正雄さん

講演のテーマは、『「標準化」で創る新しいビジネス』ですが、産総研が中小企業に対して行っている、「橋渡し」事業の紹介です。

その中でも、中小企業との連携コーディネーション、ネットワーク作り、スタートアップのための支援、マッチングファンド(資金作り)など大変参考になる具体的な事例を紹介していただき大変参考になりました。

また、「標準化」についてでは、JISやISOとの関わり、戦略的な知財マネジメントも身近なテーマとして取り上げることの必要性について力強く話されていました。

具体的な事例として、坂城町の(株)西澤電機計器製作所の 「換気カプセル形発汗計に関する標準化」 が 「新市場創造型標準化制度」 に採択された紹介がありました。 (この制度は従来の業界団体を通じたコンセンサス形成を経ずに、迅速な国際標準提案やJIS化が可能になるシステムです。)

http://www.meti.go.jp/press/2017/07/20170727003/20170727003-1.pdf

「標準化」についての大切さを改めて認識しました。 また、JIS、ISOがより身近に感じられました。

また、坂城町とも連携協定を締結している、金沢工業大学が 「カシミヤのDNA鑑別法」 で国際規格ISOに認定されたことなども紹介されました。

http://www.boken.or.jp/knowledge/topic/topic_154.pdf

坂城町長 山村ひろし

第30回福祉ふれあいのつどい

昨日(10月7日)、坂城町老人福祉センターで「第30回福祉ふれあいのつどい」が開催されました。(事務局:坂城町社会福祉協議会)

明け方まで降っていた雨もやみ、32の団体の皆さんにより盛大に開催されました。

坂城幼稚園の子どもたちによる演奏に続き、永年社会福祉に貢献のあった皆様方の表彰式も行われました。(社会福祉協議会会長表彰)

・社会福祉功労者表彰:北沢はな江さん、音訳ボランティアおとわの会

・社会福祉協助者表彰:坂城町婦人会、市川信枝さん

・模範在宅介護者表彰:冨田よし子さん、蒲原とき子さん、宮沢玉平さん、小林邦男さん

右:表彰された皆さんと

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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第30回福祉ふれあいのつどい

福祉ふれあいの集い01

10月7日(土)、老人福祉センター夢の湯で、「第30回福祉ふれあいのつどい」が開催されました。

このイベントは多くのコーナーを楽しみながら、あらゆる年代の人たちとの交流を通じて、町の福祉やボランティア活動を知ってもらうために毎年開催されています。

今年は第30回という節目の年となり、『笑顔でつないだ地域の"わ"』をテーマに、チャリティーバザーや各種販売、募金活動、福祉体験コーナー、キッズコーナーなどのほか、もちつき大会などのミニイベントが実施され、オープニングでは坂城幼稚園の園児たちが鼓笛やリズムを披露し、会場を盛り上げていました。

さらに、第30回記念コンサートとして、「うえだサブニュマ」「とくべーず」「南条ハッピーブラス」の皆さんによる太鼓や器楽の演奏が行われ、会場は拍手や歓声で包まれました。

福祉ふれあいの集い02 福祉ふれあいの集い03

福祉ふれあいの集い04 福祉ふれあいの集い05

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坂城町長 山村ひろし

2017さかきモノづくり展&ふーど市開催

10月6日、7日、さかきテクノセンターで、「2017さかきモノづくり展」が3年ぶりに開催されました。 あわせて、ふーど市も開催され大勢の皆さんで大変盛り上がりました。

また、10月6日の夕方、伊那市の企業グループで構成される「世界一の会」(代表:川上健夫 サン工業(株)社長)の皆さんとの交流会も開催され素晴らしい ”商談交流” の場ともなりました。

開会式、テープカット

「世界一の会」の皆さんとの交流会 皆さんは交流会の前に、KYB-YS(株)、(株)竹内製作所も訪問されておられます。

金沢工業大学さんのブース前で

左から:金沢工業大学石川名誉学長、山村、清水坂城小学校長

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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2017さかきモノづくり展&ふーど市開催!

モノづくり01

10月6日(金)・7日(土)の2日間、坂城町の工業の更なる発展と産学官、そして住民一体となった町の活性化を目指してものづくり技術を町内外に発信する「さかきモノづくり展」(主催:公益財団法人さかきテクノセンター)が、坂城テクノセンターをメイン会場に開催されました。
会場では、伝統の技と新しいビジョンで世界にはばたく、町内のものづくり企業精鋭31社が、各ブースごとにその技術や製品を展示するほか、3Dプリンタの造形実演やビジネス商談会などが行われ、企業関係者はもとより、一般の方、見学に来た町内小学生など、大勢の来場者が訪れていました。

また、坂城町の特産品を販売し、坂城町の魅了を発信する「ふーど市」も同時開催され、今年も地元商店による食材・商品の販売やバーベキュー、プレミアム商品券の販売、抽選会、大道芸の披露などが行われ、賑わいをみせていました。

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坂城町長 山村ひろし

南条小学校金管バンド部が東海大会出場

昨日(10月5日)、坂城町南条小学校金管バンド部ハッピー・ブラスの代表の方が坂城町役場へ来られました。

毎年のことながら、今回も東海大会へ出場します。 すごいですね。

また、別の大会でも入賞され、東京都文京区で開催される大会へ出場します。

左から:丸山華那さん(副部長)、吉澤和香奈さん(部長)

以下、詳細は坂城町ニュースからご覧ください。

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南条小学校金管バンド部が東海小学校バンドフェスティバルへ出場します

南条小金管バンド部

▲左から、山村町長、吉澤和香奈さん(部長)、丸山華那さん(副部長)、石坂一彦先生(顧問)

南条小学校の金管バンド部「南条ハッピーブラス」が、8月7日(月)、8日(火)にキッセイ文化ホールで開催された第29回長野県小学校バンドフェスティバルのステージ部門でハイパーミュージカルステージ賞を獲得し、10月15日(日)に愛知県で開催される第21回東海小学校バンドフェスティバルに出場します。
 部長の吉澤さんは、「聴いてくださる方に感謝とハッピーを届けて、最高の演奏をしたい。東海大会3連覇もしたい。」と大会へ向けての意気込みを語られました。

また、同校金管バンド部は、第23回日本管楽合奏コンテスト小学校部門の予選(校名等は伏せ、録音した音源のみを聞いて審査される)において、最優秀賞を受賞し、全国大会への出場が決まりました。

毎年メンバーが入れ替わる中、日々の練習の積み重ねにより、上位大会でも常連校となりました。今後も金管バンド部の活躍から目が離せません。

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坂城町長 山村ひろし