第4回AREC・Fiiプラザ事業報告会

本日(6月9日)、上田の高砂殿で、第4回 AREC・Fii プラザ 事業報告会がありました。(AREC・浅間リサーチエクステンション理事長:白井汪芳さん)

また、事業報告会の後、基調講演会として(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所/ファウンダー/エグゼクティブアドバイザーの 所眞理雄さんがお話をされました。

演題は「周りと同じでは新しいものは生まれない ―天才・異才が飛び出すソニーの不思議な研究所 ー」 です。

ARECには坂城町ならびに坂城の企業の皆さんも会員になっています。

このARECの講演会にはしばしば参加していますが、毎回、素晴らしい知的刺激を受けます。

今回も所さんならびに(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所(SONY CSL) の活動には目を見張るものがあります。

この研究所のモットーは以下の通りです。

・テーマより人

・ナンバーワンよりオンリーワン

・同一テーマ・分野は一人

・統一テーマを10年毎で提案する

・自分の評価は自分で提案する

・短期の成果より人類社会のため

有名な研究者として、北野宏明さん、茂木健一郎さんなどがおられます。

私もずいぶん前にまだ若かりし売り出し中の脳学者茂木健一郎さんからお話を伺ったことがありますが、いまだにSONY CSLに在籍しておられるところをみると居心地の良い研究所なんだろうなと思います。

今後ともこのようなユニークな活動に期待します。

一度、坂城の皆さんにもお話をしていただこうと思います。

講演中の所眞理雄さん

坂城町長 山村ひろし

平成29年第2回坂城町議会定例会招集(3)

国民健康保険につきましては、近年力を入れている特定健診の受診率向上の取組みにより、平成27年度の最終結果において、制度開始以降、初めて受診率が50%を超え、また、28年度の受診状況といたしましても、途中経過の段階ではありますが、受診率は51.8%で、前年同期比0.7ポイントの増(前年招集あいさつは5月末51.1%)と更なる向上が期待されるところであります。先月30日に開催いたしました、国民健康保険運営協議会におきましては、28年度の運営状況及び29年度の医療費の給付の見込や、引き続き特定健診の受診率向上に力を入れる中で、医療費の抑制や来年4月からの制度改正も控えていることなどを説明し、保険税率は据え置くことをお認めいただきました。

昭和橋の修繕事業につきましては、千曲川左岸(村上側)の、ゲルバーガーター橋の床版下面(川側)の修繕工事について、年内の完了を目途に工事を実施してまいります。

また、公共下水道事業の整備につきましては、国道18号の谷川南側から鼠まで、車道内に管渠を布設する工事を実施するため、町内業者を構成員として国道工事の実績のある業者との建設共同企業により実施してまいります。

なお、公共下水道業につきましては、6月1日の入札実施後、仮契約の手続きを進めており、本議会最終日に、契約の議決について追加上程をいたす予定でございます。

次に、現在、長野広域連合で整備を進めているごみ処理施設につきましては、「長野地域ごみ処理広域化計画」に基づき整備目標を定めているところでございますが、長野市に建設されるA焼却施設は平成28年8月に工事に着手し、計画どおり平成31年3月の供用開始に向け工事が進められております。

千曲市に建設されるB焼却施設につきましては、本年3月29日に関係する二つの地元区との基本協定書が締結されたところでございますが、施設の稼動につきましては、計画目標である平成30年度より遅れが避けられないことから、施設建設等に係るスケジュールについては、改めて示されるものと考えるところでございます。

このことにより、その間B焼却施設において処理を予定していた千曲市と坂城町のごみについて、どう処理するかが課題となっておりますが、単に千曲市・坂城町というのではなく、長野広域連合の課題として取り組みを進めるよう、引き続き要請してまいります。

また、須坂市に建設される最終処分場につきましては、平成2712月に基本協定が締結され、その後用地取得が進められているところでございますが、現時点では計画目標から遅れが見込まれているところであります。

坂城町の特色ある取り組みとして実施しております子どもたちへの外国語教育でありますが、次期学習指導要領の改訂に伴い、2020年度から小学校5・6年生に英語が教科化されることなども踏まえ、本年度から町単独で英語教育コーディネーターを配置いたしました。

現在、小・中学校や外国語指導講師(ALT)、信州大学などと連携を図るなかで、幼、保・小・中一貫した英語教育カリキュラムの作成などに向けて、精力的に取り組んでいるところであります。

引き続き、これからの国際社会に対応できる子どもたちの英語コミュニケーション能力の向上を図るべく、外国語教育の推進に取り組んでまいります。

 続きまして、6月補正予算の主な内容について申し上げます。

設置後8年目を迎える「さかき地場産直売所(あいさい)」につきましては、直売所の機能強化、体制整備を含め、施設整備の要望が高まっておりますことから、国の地方創生拠点整備交付金の採択を受け、施設の拡充とリニューアルを実施するための経費を計上いたしました。

具体的には、既存の直売部門は現在の建屋の南側に建築面積150 ほどの直売所を新たに建設、機能移転するとともに、食堂部門を部分改修し、販売品目の充実や収容力、対応能力の拡充を図ってまいります。

これにより、町農産物の生産販売拠点として機能強化され、農産物の生産振興、周年安定供給体制の確立、新規就農支援、農家所得の向上など、中核施設としての直売所がさらに充実するものと考えております。

県の地域発元気づくり支援金事業につきましては「地域の道づくり支援事業」が採択となり関係予算を計上いたしました。

内容は、地域の皆様が自ら実施する、上平区の農道「七曲線」、上五明区の林道「農山線」、南条生産森林組合の林道「太郎山線」の3路線の舗装工事で、町では原材料支給、重機手配など支援してまいります。

商品券事業補助金につきましては、10月6日・7日に、「2017さかきモノづくり展」と同時開催をいたします「ふーど市」に併せ、商工会が1セット1万円分の坂城商品券に10%のプレミアムを付けて1,000セットの販売を予定しており、プレミアム分100万円の1/2、を補助するための予算を計上いたしました。

坂城商品券には、ふーど市及びさかきモノづくり展に来場いただいた方に購入いただき、地元商店等での商品券の利用による、地域の活性化と消費喚起を期待しております。

また、国からの交付金の増額を受け、A01号線及びA06号線改良事業につきましては、建物補償、用地代、工事費などを、橋梁修繕事業では、北日名区の中央橋を含め6の修繕工事に係る経費を計上いたしました。

さらに、役場前埴科用水に架かる64号橋の改修に向け、予備設計に係る経費も合わせて計上いたしたところでございます。

当町では、障がいや発達の遅れなどのある幼児、児童、生徒に適切な教育支援を図るべく、教育コーディネーターや教育・心理カウンセラーを配置し、福祉健康課や、子育て支援センター、保健センター、学校、幼稚園・保育園等と連携を図るなかで、特別支援に係る様々な取り組みを進めているところであります。

こうした状況のなか、国と協議を進めてきたところ、先般、特別な支援を必要とする子どもへの就学前から学齢期、社会参加までの切れ目のない支援体制の整備を図る「教育支援体制整備事業補助金」6,652千円が内示となりました。 これ伴いまして、既存事業への補助金の充当と、事業の一層の充実を図るための経費を計上いたしました。

 以上、29年度の主な事業の進捗状況並びに6月補正予算の概略について申し上げました。

今議会に審議をお願いする案件は、教育委員会の教育長人事等に伴う人事案件が2件、条例の一部改正が1件、一般会計補正予算の計4件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のごあいさつとさせていただきます。

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坂城町長 山村ひろし

平成29年第2回坂城町議会定例会招集(2)

高校生の皆さんの大変素晴らしい、前向きな発表を聞きうれしく思ったところでございます。

 今年度も来年3月に実施いたしますので、積極的なご参加をお願いしたいと思っております。

5月27日から8月27日まで鉄の展示館において開催しております「日本刀の匠たち~第8回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会~」につきましては、日本刀製作技術全般の水準の向上を図り、日本刀文化の伝承と啓蒙に寄与するため、毎年この展覧会を一般に公開し、日本刀文化の理解を深めていただくとともに、海外にも本覧会展の情報発信をすることで、日本刀の持つ魅力や刀職技術を広くPRしているところであり、日本の刀剣界において、坂城町がその聖地として認知されつつあります。

6月1日(木)から4日(日)まで、中国上海市嘉定区実験小学校の児童9名、引率者4名、計13名の交流団が当町を訪れ、町内の児童生徒の家庭にホームスティをしながら、小中学校での教育文化交流事業を行いました。また、ばら祭り開催中のさかき千曲川バラ公園の見学も行い、園内に咲き誇ったバラに感激していました。

この教育交流を通じて、坂城町の子どもたちが豊かな国際感覚を身につけていくことを期待するところであります。

次に、トータルメディアコミュニケーション施設整備事業につきましては、5月の臨時会において請負契約の議決をいただき、デジタル防災行政無線(同報系)整備工事に着手いたしました。

現在、電波伝搬調査を進めておりますが、今後、調査結果に基づき、総務省信越総合通信局との協議、無線免許の申請などを行いまして、7月から戸別受信機などの機器制作、10月以降、再送信局を含む屋外拡声子局の工事や親局設備の制作及び設置工事などを予定しております。

また、年内には、戸別受信機の配布方法や操作説明などの住民説明会を開催いたしまして、来年1月から予定しております試験運用にあわせまして、戸別受信機配布を行う予定であります。

まず、有線放送加入世帯への配布を、来年3月を目途に行い、4月には、有線放送から防災行政無線に運用を切替えまして、以降、残りの戸別受信機の配布を進めていく計画としております。

「つながる あんしん坂城町」の構築に向け、整備事業を進めてまいります。

政府から返礼品の見直しを全国的に求められている中で、当町の信州さかきふるさと寄附金につきましては、昨年度以降、全国から寄附を受けやすい体制を整え、寄附者の利便性の向上を図るとともに、特産品振興や地域活性化につながる取り組みを進めた結果、28年度末時点で、1,5672,846万円の寄附がございました。

いただきました寄附につきましては、平成29年度当初予算にて4分野にて充当する予算計上をいたしましたが、寄附金の活用状況について、わかりやすくお伝えするため、平成28年中に寄附をいただいた方々へ直接報告するとともに、町ホームページにおいて公表もしております。

今年度につきましても、町の魅力を発信し、町を知ってもらうための適切な返礼品の充実を図っているところであり、返礼品数は5月末現在で、22事業者、92品目となっております。

引き続き、魅力的な返礼品を提供していただける事業者の皆さんの募集に努め、ふるさと納税事業を適切に推進してまいります。

移住定住対策につきましては、町の総合戦略に基づき、人口減少の抑制及び定住人口の増加を図るため、29年度新たに、町に移住又は定住する方が、新築住宅を取得する費用に対し支援をし、移住定住促進を図るための補助金を創設したところでございます。

事業の開始に当たっては、事業のPRチラシを作成し、宅地建物取引業協会上小更埴支部や町商工会、町内の金融機関に配布したほか、町土地開発公社とともに、上田、南長野の住宅展示場の住宅メーカーを訪問し、事業の周知を依頼したところです。

4月の事業開始後、これまでに8件の補助金申請があり、うち1件は町外からの申請であります。

町土地開発公社分譲地への問い合わせも増加していることから事業の周知については、一定の効果が出ているものと考えております。

引き続き、移住定住対策の推進に努めてまいります。

平成29年度地方創生関連交付金の活用につきましては、内閣府より428日付けで、地方創生推進交付金12,306千円、地方創生拠点整備交付金13,800千円の内示がありました。

地方創生推進交付金では、「さかき 農業と製造業が支える特色あるものづくりのまち再生事業」として、ワインぶどうの産地化などによる6次産業化・ブランド化の推進、新たな視点による製品やサービスの創出に向けたコトづくり支援の推進、若者の定住促進と町内企業における優秀な人材の確保に向けた移住定住・人材確保の推進に取り組んでまいります。

地方創生拠点整備交付金では、「さかき地場産直売所 拠点機能向上対策事業」として、「あいさい」における農産物の販売スペースの拡充とレストランの拡張などにより、町農産物の生産販売の拠点として再構築を図るとともに、町の情報発信を担う拠点として整備してまいります。

この他、平成28年度からの繰越事業となっている「坂城しごと創生イノベーションセンター整備事業」と併せ、農業と製造業の相乗効果を生み出すような、坂城ならではの「特色あるものづくり」を展開してまいります。

松くい虫被害防止対策につきましては、引き続き伐倒駆除を中心に、空中散布、枯損木処理、樹幹注入、松の植樹などの総合的な防除対策を講じてまいります。

4月14日の住民説明会でもご説明させていただきましたが、今年度も、地形が急峻なかつらお山風致地区と自在山風致地区につきまして、住民の健康に対する配慮を図る中で、6月21日に空中散布の実施を予定しております。

また、苅屋原地区においては、同じく6月21日に無人ヘリコプターによる地上散布を実施し、人家に近く、有人ヘリでは散布できなかった急峻な地区における予防対策を実施してまいります。

今年度から施行しております「荒廃農地等再生利用補助事業」につきましては、現在2名の方が事業実施に向け、計画されております。

荒廃農地や低利用農地を活用し、町内農地の有効活用を図るため、農業経営の規模拡大や町で推進している醸造用ぶどうの栽培など、農地の再生、土壌改良等、幅広く事業に活用できますので、今後もPRに努めてまいりたいと考えております。

野菜や花卉の生産振興と地域内農産物の周年安定出荷を図るための「農業用ビニールハウス資材購入補助事業」につきましては、現在1名の方が事業着手しており、安定的な農産物の周年生産を町としても支援してまいりたいと考えております。

平成26年4月の消費税率引き上げの影響緩和として、町民税非課税の方を対象に昨年度から実施をしております、臨時福祉給付金経済対策分支給事業につきましては、平成28年度中に対象者のおよそ7割にあたる1,766人の方への支給が完了し、本年度も引き続き、まだ支給を受けていない方を対象として1人につき15千円を支給してまいります。対象になると思われる方には、今年2月に申請書を送付してありますが、まだ未申請の方は8月18日が申請期限となりますので、お早めに申請をお願いいたします。

平成29年第2回坂城町議会定例会(1)

 本日(6月5日)、平成29年第2回坂城町議会定例会が招集されました。

 以下、招集のあいさつを掲載させていただきます。

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平成29年 第2回坂城町議会定例会 招集あいさつ

 本日ここに、平成29年 第2回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただき開会できますことを心から御礼申し上げます。

さて、先月5月28日(日)、東京都赤坂にある「テックショップ東京」において、全国の自治体で初めてとなる法人会員としての調印式を行いました。

昨年4月にオープンしたテックショップ東京は、金属加工や電気工作、溶接、カラーリングなどの最先端の工作機械がそろい、企業や個人、学生など様々な会員が利用しております。

「モノづくり」のまちである当町の企業や技術者、起業しようとされている方が、アイデアを形にしたり、異業種会員との交流や情報交換の場として、ご利用いただきたいと考えております。

契約内容は、毎月5人までが利用でき、月単位で入替えが可能となります。また、施設と工作機械等が無料で使用でき、その使用方法や助言をテックショップスタッフから受けることができるようになっております。

調印式に合わせて、5月27日(土)、28日(日)の二日間、テックショップ東京において、当町と信州大学のファブラボ長野、町内企業、テックショップのコラボイベント「さかきオシボリソン」を行いました。

「オシボリソン」とは、広い意味でソフトウエアのエンジニアリングを指す「ハック」と「マラソン」を組み合わせたアメリカIT業界の造語で、「ハッカソン」という手法がございます。

近年はIT業界以外の分野にも拡大し、組織の壁を越えて優れた発想を取り込み、新しい商品やサービスの創出につなげる「オープンイノベーション」の手法の一つとして、国内でもさまざまな企業が活用し始めており、今回は、おしぼりの様にアイデアを絞り出そうと「オシボリソン」と題しましてコラボイベントを開催いたしたところでございます。

このコラボイベントは、新たなねずこんグッズの活用方法を学生らと考え、今回、実際に工作機械等を利用して、ねずこんのワインラックやパスケース、おろし金や写真たてなど、すぐにでも商品化ができそうな様々なねずこんグッズの試作品ができあがりました。

出来上がった試作品は、10月6日、7日に開催される「モノづくり展に展示して、来場される皆様にご覧いただきたいと考えております。

次に、「さかき千曲川バラ公園」では、第12回「ばら祭り」が5月27日(土)から6月11日(日)までの16日間の日程で、「薔薇人の会」を中心とした実行委員の皆様により開催されており、昨年よりも充実した320品種、2,300株のバラが咲き誇っております。

5月27日(土)祭りの初日には、多くの方にご来園いただき、開会式を行いました。開会式に続き、坂城小学校合唱部やナチュラルムーブメント3・2・1の皆さんのキッズダンスなど、発表していただき、ばら祭りを一層盛り上げていただいたところです。

バラの開花状況を申し上げますと、昨年は天候により開花状況が早めでしたが、今年は花の開花が例年並みで、現在、満開となっており、開会初日から多くの方にご来園いただいており、この1週間で約21,000名。特に一昨日の土曜日には、3,700名、昨日の日曜日には4,900名の方にご来場いただいております。

また、これまでの来園された皆さんや実行委員の皆さんのご意見を踏まえ、総合案内所の位置の変更や、遊歩道の整備等を行なったことにより、来園者の皆さんの流れが、よりスムーズとなり、ゆっくりとバラ観賞を楽しんでいただいております。

期間中、講演会や講習会、イベントにも、ご来園の皆さんにご参加いただくことで、「ばらのまち・坂城」を町内外に発信していきたいと考えております。

昨日6月4日(日)新しく完成した、びんぐしの里公園屋外ステージ(びんぐしわくわくステージ)において、「ハワイアンフェスタin びんぐし」が開催されました。

当日は、モアナ・ハワイアンズによる演奏やハワイアン・フラサークル6団体によるフラダンスが披露され、大勢のファンでにぎわいました。

この、「びんぐしわくわくステージ」を芸術文化の拠点として多くの皆様にご利用いただきたいと存じます。

さて、緊迫した世界情勢の中、日本を取り巻く世界の経済情勢は、日本総研などによりますと、アメリカでは、個人消費の伸びが鈍化している一方、設備投資や住宅投資は堅調な増加が続いたほか、輸出も増加に転化し、全体としてみれば、景気回復傾向が持続しており、ヨーロッパにおいては、企業・家計部門ともに回復の動きが持続しております。

 また、中国においては、1~3月期の実質GDP成長率が前年同期比プラス6.9%と、2四半期連続で上昇し、景気減速に歯止めがかかり、持ち直しの動きが見られるものの、今後を展望すると、中国政府は構造調整の優先度を高め、住宅市場の加熱の動きにブレーキをかけるとみられ、成長率は緩やかに鈍化することが予想されることから、引き続き注視していく必要があると考えております。

 次に国内の状況でありますが、内閣府による4月の「月例経済報告」では、「景気は、一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。」とし、先行きについては、「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあり、緩やかな回復に向かうことが期待される。」とする一方、「海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」としております。

長野県内の状況につきましては、日銀松本支店が5月に発表した「金融経済動向」によりますと、公共投資、住宅投資、設備投資、個人消費の個別観測から「生産は回復し、雇用・所得は確実な改善が続いている」とし、「総論として長野県経済は、緩やかに回復している。」としております。

当町におきましては、4月に実施しました町内の主な製造業20社の経営状況調査の結果では、生産量が3ヶ月前のプラス1.94%からマイナス0.63%と2.57ポイント減少し、売上げについてもほぼ同様な傾向が見られます

雇用については、1~3月の実績が、総計でプラス36人と、前回調査のプラス1人から大幅に改善し、来春の雇用も、すべて企業が増員又は減員分の補充を予定しており、全体で33人の増員予定となっております。

続きまして、平成29年度の主な事業の進捗状況について申し上げます。

平成28年度 高校生タイ国研修事業の報告会を5月11()役場講堂で開催いたしました。

高校生8名が、3月20()から24()までの5日間、タイに生産拠点を有する(株)アルプスツール、(株)カヤマ、そして(株)高松製作所の工場視察、大使館での研修、現地学生とのバンコク市内の散策、そして寺院や遺跡などを見学し、海外で活躍する町内企業の実態と、タイ国の歴史・文化に触れる体験をしてきました。

報告会においては、参加した高校生から、「異国の文化を肌で感じ、企業が海外進出する利点や現地での活躍ぶり、タイ人の優しさを知ることができ、また、外国の方とのコミュニケーション力が大切であることを学びました」などの感想の発表がありました。

ハワイアンフェスタ in びんぐし '17

昨日(6月4日)、坂城町びんぐしの里公園屋外ステージ 「びんぐしわくわくステージ」 で 「ハワイアンフェスタ in びんぐし 2017」 が開催されました。(実行委員長: 朝倉国勝さん)

ハワイを思わせるような素晴らしい天候に恵まれました。

モアナ・ハワイアンズによる演奏やハワイアン・フラサークル6団体によるフラダンスが披露され大勢のファンでにぎわいました。

このような形で 「びんぐしわくわくステージ」 がどんどん利用されるとよいですね。

出場したグループは、モアナ・ハワイアンズ(演奏)、フラスタジオ・マーヒナヒナ、ナーレイイリマオカラニ寺澤フラスタジオ、ADSJ・カパフラオカ・ラウアエ、ホクラニ・フラサークル、フラサークル・ヨーコ、アロハ・ピカケ

私もハワイアンソングで参加 右はモアナ・ハワイアンズ

以下、坂城町ニュースからご覧ください。

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ハワイアンフェスタ in びんぐし

ハワイアン01

6月4日(日)、びんぐしの里公園のびんぐしわくわくステージで、『ハワイアンフェスタ in びんぐし』が開催されました。

ハワイアンバンド「モアナハワイアンズ」の奏でる陽気で癒やしのある音楽にのせて、様々なフラダンスサークルの皆さんがフラダンスを披露しました。
 フラダンスサークルには、ハワイからいらっしゃった方もおり、また、衣装は曲目ごと色鮮やかに変わり、まるでハワイにいるかのような雰囲気を味わえる素晴らしいステージとなりました。

ハワイアン02 ハワイアン03

ハワイアン04 ハワイアン05

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坂城町長 山村ひろし

上海市実験小学校の生徒来訪

先日(6月1日)、長年にわたり坂城町と交流を続けている、中国上海市嘉定区実験小学校の皆さんが来られました。

1年づつ交互に坂城町の子どもたちと上海の子どもたちが交流を行っています。

坂城町文化センターでの歓迎会で(6月1日)

坂城町役場で歓迎会(6月2日) 、ねずこんピンバッジなどプレゼント

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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中国上海市嘉定区実験小学校との教育交流

6月1日(木)、中国上海市嘉定区の実験小学校から13人(児童9人、引率先生4人)の教育交流団が来町し、文化センター大会議室で歓迎レセプションが行われました。

この事業は、実験小学校との教育交流を通じて、豊かな国際感覚を養うとともに、坂城町の次代を担う子どもたちの国際社会に生きる豊かな人間形成を図ることを目的に、平成20年度から行われています。

今回来町した児童たちは、昨年7月に坂城町の小学生が中国上海市を訪問した際に、ホストファミリーとして受け入れていただいたご家庭の皆さんで、約10か月ぶりの再会となりました。
 歓迎レセプションでは、ホームステイを受け入れるホストファミリーの皆さんが、受入児童と同じテーブルで夕食をとり、早速友好を深めました。

5日の帰国まで、町内小中学校での交流、ホストファミリーとの生活や東京観光などが予定されています。

▼歓迎レセプション

中国教育交流団01

中国教育交流団02 中国教育交流団03

中国教育交流団04 中国教育交流団05

▼町長を表敬訪問、役場内を見学

教育交流団06 教育交流団07

教育交流団08 教育交流団09

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坂城町長 山村ひろし

稚鮎の放流

本日(5月31日)、坂城大橋の近くの千曲川で稚鮎の放流を行いました。

本来は、先日(5月27日)、「ばら祭り」の開会式の日に坂城小学校の子どもたちと一緒に放流を予定しておりましたが、前日の雨のため、千曲川がかなり濁っていたために本日の放流となりました。

従って、本日は平日のため、残念ながら子どもたちを交えた放流はできませんでした。

15センチ程度に育った鮎を150kg(2,000匹程度)川に流しました。

鮎釣りの解禁は6月3日からです。 釣り客が増えることを期待します。

詳細は坂城町ニュースよりご覧ください。

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千曲川で稚鮎の放流をしました

稚鮎放流01

5月31日(水)、千曲川の坂城大橋下流で、更埴漁業協同組合による稚鮎の放流が行われました。

 更埴漁業組合員など約30名が集まり、6月3日(土)の鮎の解禁を前に、150kg(約2,000匹)を千曲川へ放流し、元気いっぱいの鮎が飛び跳ねながら川の中へ消えていきした。
 放流した鮎が大きく成長し、大勢の釣り客に楽しんでいただける「巨鮎の里」が復活することを期待しています。

稚鮎放流02 稚鮎放流03

稚鮎放流04

▲放流した稚鮎が元気に泳ぎ回っています

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坂城町長 山村ひろし

坂城高校生徒会の皆さんから寄付

先日(5月26日)、坂城高校の生徒会の皆さんが来られ、過日の子どもフェスティバルでの収益金を寄付金としてお持ちいただきました。

まことにありがたいと思います。

詳細につきましては以下の坂城町ニュースをご覧ください。

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坂城高校生徒会の皆さんから寄付がありました

坂高寄付01

▲左から、手塚 真優(まゆ)さん、林 優太(ゆうた)さん、山村町長、北島 誠治(せいじ)さん、大谷 愛理(あいり)さん

先日開催された子どもフェスティバルで、坂城高校生徒会の皆さんが模擬店で焼き鳥を販売し、本日、その売上金(24,998円)を町に寄付していただきました。

生徒会長の北島 誠治さんは、「販売は大変だったけれど、生徒会のみんなが協力してくれた。」、副会長の林 優太さんは、「当日は暑くて忙しかったけれど、子供から大人まで買いに来てくれて良い経験になった。」、書記の手塚 真優さんは、「地域の方々とコミュニケーションをする機会になって、子どもフェスティバルの雰囲気を楽しむことが出来た。」と当日の様子を振り返り、充実した活動になったことを報告しました。

生徒会担当の前山先生は、「坂城町には素晴らしい観光名所や景色がたくさんあるので、生徒たちがもっと積極的にイベントなどに関わって、坂城町の良さに気がつく機会になれば」とおっしゃっていました。

坂城高校生徒会の皆さん、本当にありがとうございました。

坂高寄付02 坂高寄付03

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坂城町長 山村ひろし

後藤敏一さんが子ども会育成で受賞

このたび、坂城町青少年を育む町民会議理事で民生児童委員会長でもある後藤敏一さんが永年のご功績により、 「長野県子ども会育成連合会表彰」 を受賞されました。

昨日(5月29日)、坂城町役場で受賞の伝達式を行いました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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後藤敏一さんが長野県子ども会育成連合会表彰を受賞

後藤敏一さん表彰01

坂城町青少年を育む町民会議理事の後藤敏一さんが、多年にわたり町の育成活動の発展に努力された功績が認められ、「一般社団法人 長野県子ども会育成連合会表彰」を受賞することとなり、本日、山村町長を表敬訪問されました。

後藤さんは、平成12年6月の発足当初より坂城町青少年を育む町民会議理事に就任し、町の育成会活動に尽力・活躍されており、平成17年から毎年開催している「川の学校」では、講師として身近な千曲川で、川の恵みや命の大切さを教え、子ども達の自然体験活動に熱心に取り組んでいただいております。

今回の表彰は、他にも9名、1団体が受賞されました。後藤さんは、受賞にあたり、「坂城町の中心を流れる千曲川が今後も町民にとって身近な存在であること、特に子ども達が安全に川と関われる環境づくりをしていきたい。」と今後の抱負を述べられました。

後藤敏一さん表彰02 後藤敏一さん表彰03

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坂城町長 山村ひろし

テックショップジャパンと調印

昨日(5月28日)、坂城町は東京赤坂の会員制工房「テックショップ東京」(運営会社「テックショップジャパン」社長:有坂庄一氏)と法人会員契約をいたしました。

この赤坂の工房はサントリーホールや全日空ホテルの隣にある工房で、約1200平米の広さがあり、約50種類の工作機械を自由に使える工房です。

現在会員は、10才代から60才代の個人会員と法人会員で、会員数は約740名。(多数の外国人デザイナーなどもおられます。)

自治体で会員になるのは全国初めてです。

今回はじめての試みとして、信州大学の先生、学生十数名の「FabLab長野」の皆さんとともに若い発想でモノづくり、知恵を絞っていただく、「オシボリソン」プロジェクトを行っていただきました。

先月(4月15日)、坂城町の男女共同参画センターでアイデア出しのセッションを行っていただき、今回(5月27日、28日)、テックショップの工房を使い、実際にモノづくりを行っていただきました。

今回の契約により、坂城町の若者、技術者、あらゆる業種の皆さんが自由にこの工房を使えることになりました。(常時5名まで)

また、この工房を使って坂城町の技術を発表することもできます。 いろいろな工夫をして利用していきたいと思っています。

契約調印 赤坂のテックショップにて

左から:有坂庄一テックショップジャパン社長、山村、ねずこん

参加者全員で記念撮影

 

学生たちがその場で作り上げたいくつかの作品

作品を前にして記念撮影

坂城町長 山村ひろし