高倉健さん所蔵の刀剣、書物の寄贈をいただきました。

 昨日(7月24日)、昨年11月に亡くなられた、高倉健さん(本名小田剛一さん)の養女、小田貴(たか)さんから、坂城町に刀剣8振りと約50冊もの刀剣に関する蔵書の寄贈をいただきました。

寄贈いただいた刀剣を拝見する、宮入小左衛門行平刀匠と山村

            

 小田貴さんと宮入刀匠のお話を伺うと、高倉健さんとのお付き合いは20年に渡り、宮入刀匠にとっては高倉さんが父親にも相当する存在だったそうです。

 今回、寄贈をいただいた刀剣の中には、慶長年間に活躍した、新刀の祖とされる堀川国広の脇差も含まれ大変貴重なものが多くあります。 (高倉健さんの故郷である九州で作られたものが多い。)

 坂城町 「鉄の展示館」では今年8月末から1ヶ月間程度の期間で緊急展示を行いたいと思っております。

 また、できれば、来年以降、高倉健さんの寄贈品を中心に、他の絵画、写真なども加え、恒久的な展示コーナーの開設も検討したいと思っています。

 素晴らしい、出会いに感謝致します。

                 

 坂城町長 山村ひろし        

若きスポーツ選手の活躍

 昨日(7月24日)、坂城町在住、小中高のスポーツ選手が坂城町役場に来られ最近の活躍ぶりをご報告いただきました。

 毎年、節目節目の大会で立派な成績を納め、素晴らしく成長されておられる姿を見ると本当に嬉しく思います。

 以下、坂城町ニュースよりご覧下さい。

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坂城の陸上選手が大活躍です!

陸上選手大活躍

▲左から、田村有利奈さん、田村純菜さん、鈴木賀子さん、宮原凛成さん

  今年の夏も、坂城の陸上選手たちが大活躍です。

村上小5年  宮原凛成さん、南条小5年  牧内愛実さん

  6月21日(日)に、松本平広域公園陸上競技場で開催された第32回長野県小学生陸上競技大会において、小学5年生100m女子の部で、村上小の宮原凛成さんが見事優勝。南条小の牧内愛実さんが5位入賞を果たしました。優勝した宮原さんは神奈川県で開催される全国大会へ、また牧内さんは東海小学生陸上競技大会に出場します。

坂城中2年  田村純菜さん、坂城中3年  鈴木賀子さん

  7月11日(土)、12日(日)に、松本平広域公園陸上競技場で開催された第54回長野県中学校総合体育大会 夏季大会 陸上の部において、坂城中学校2年の田村純菜さんが100m2年女子の部で、3年の鈴木賀子さんが800m女子の部でともに準優勝し、北信越大会に出場します。

上田東高校2年  田村有利奈さん

  6月19日(金)から21日(日)に、新潟市デンカビックスワンスタジアムにおいて開催された北信越高校総体陸上競技大会において、上田東高校2年の田村有利奈さんが走り幅跳びの部で5位に入賞し、和歌山県で開催されるインターハイに出場します。

  皆さんのさらなる飛躍が期待されます。上位目指してがんばってください!

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 坂城町長 山村ひろし

刀職者実技研修会開催

 昨日(7月24日)から3日間にわたり、中心市街地コミュニティセンターなどで、公益財団法人日本刀文化振興協会主催による平成27年度刀職者実技研修会が開催されています。

 今回の人間国宝の本阿彌光州先生はじめ日本を代表する錚々たる方々による指導のもと、全国から31名の受講者が集まりました。

           

 

左から:本阿彌光州先生、山村

           

           

 以下、坂城町のニュースからご覧下さい。

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刀職者実技研修会と小柄小刀を作ろう!

刀職者実技研修会

▲刀職者実技研修会

  7月24日(金)から26日(日)まで、宮入鍛刀道場と中心市街地コミュニティセンターで、公益財団法人日本刀文化振興協会主催による平成27年度刀職者実技研修会が開催されており、一般の皆さんにも公開しています。(見学には鉄の展示館への入館が必要です。)

  この研修会は、日本刀に関わる技能を継承し、職業として自立できる次代の人材を育成することを目的に開催され、作刀、研磨、白鞘、白銀(刀身の手元の部分に嵌める金具)、柄巻きの各部門に分かれて日本のトップクラスに立つ講師の皆さんから匠の技を学びます。

  今年は、現在刀職に従事している、もしくは将来刀職に従事することを志して修行中の方が、全国から31名参加され、熱心に励まれていました。

  また、「小柄小刀を作ろう!」も本日(24日(金)から始まりました。これは、今年から初めて開催されたイベントで、3日間かけて本物の小刀に銘を切り、自分の名前が入った小刀を作ります。

  参加者の皆さんは、四角い鉄にマジックで名前を書き、何度も銘切りの練習をしていました。

▼小柄小刀を作ろう!

小柄小刀を作ろう!

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 坂城町長 山村ひろし

居合道演武と公開古式鍛錬

 本日(7月18日)、坂城町 鉄の展示館で 「居合道演武と公開古式鍛錬」 が行われました。

 これは今年5月30日から8月2日まで開催中の、「日本刀の匠たち 第6回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」 のプログラムの一部として実施されたものです。

 本プログラムは昨年に続き2回目の試みですが、坂城町内外から100人ものお客様が来られ満員の状況でした。

    

開会にあたり挨拶する山村

              

 以下、坂城町ニュースからご覧下さい。 

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居合道演武と公開古式鍛錬

居合道演武

▲居合道演武(写真上 :小宮山克巳さん)

  7月18日(土)、鉄の展示館で開催中の「第6回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」のイベント「居合道演武と公開古式鍛錬」が開催されました。

  居合道を披露してくださったのは、夢想神伝流居合道教士の小宮山克巳さんと長野県剣道連盟の宮原さん、上小剣道連盟の酒井さんの3名です。居合とは、敵の不意の攻撃に対して、直ちに居合わせ抜刀し、鞘放れの一瞬に勝負を決める武術として創始されたもので、小宮山さんたち3名は、居合の12の形を披露しながら、居合の作法、形の説明、身体の動きなどを解説してくださいました。

  会場の中心市街地コミュニティセンターには、約100名ものお客様が来場され、普段なかなか見れない居合道と、日本刀の「動」の部分の魅力に引き込まれていました。

  居合道演武に引き続き、宮入鍛刀道場に会場を移して、宮入小左衛門行平刀匠と一門の皆さんによる、熱した鋼と鉄を槌で叩いて鍛える古式鍛錬が行われました。

  炎で熱した鋼を槌で叩くと、「カーン」という綺麗な音とともに火花が飛び散り、何度も叩いている間に鋼が変形していくその様は、人の力強さも感じられ、見る人を魅了するものでした。また、鋼の鍛錬以外にも、刀の研磨など「日本刀ができるまで」の工程の一部を見ることができ、見学に訪れた方は、宮入刀匠や一門の皆さんに様々な質問をされていました。

▼公開古式鍛錬

公開古式鍛錬

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 坂城町長 山村ひろし

南条小学校 3代目校舎とのお別れ会

 昨日(7月17日)、南条小学校体育館で現校舎とのお別れ会が開催されました。

 現在の校舎(第3代目)は約40年前に作られましたが、老朽化が進み、このたび新校舎を建設することになりました。 新校舎があと1ヶ月で完成する機会に、現校舎とのお別れ会開催なったものです。

 数々の思い出の写真や、先輩卒業生の思い出話、現役生徒の歌声など誠に素晴らしい「お別れ会」となりました。 こどもたちにとって、一生の思い出になったことと思います。

体育館いっぱいの子供達と保護者の皆さんにお話する山村

            

 以下、坂城町ニュースよりご覧下さい。

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南条小学校で校舎とのお別れ会

南小校舎お別れ会

  南条小学校新校舎の竣工を間近に控え、長年子どもたちを見守ってきた現校舎に感謝の気持ちを表すため、「校舎とのお別れ会」が、7月17日(金)、南条小学校体育館で行われました。

  会場には、児童だけでなく、この校舎で育った地域の方や保護者の皆さんも集まり、校舎の現在までの歩み(スライドショー)や児童によるよびかけ、作文発表、保護者による回想などが行われました。

  児童たちは、9月から新校舎で学びます。その後、現校舎は取り壊されますが、その姿はこの校舎に関わった大勢の皆さんの思い出の中にきっと残ることでしょう。

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 坂城町長 山村ひろし

老子の講話

 昨日(7月17日)、戸倉上山田ロータリークラブ(会長:市川敏紀さん、会場:笹屋ホテル)の例会にご招待いただき、経営者の皆様向けに、「老子と付き合う」 というテーマでお話をさせていただきました。

 短い時間でしたので現代における「老子」の意義についてそのエッセンスのみをお話させて頂きましたが、皆様方にとって、しばらくの間の 「市中の山居」 の趣になっていただけたと思います。

 老子81章の中から、経営者の皆さんにとって有益と思われる18章を選びお話をさせていただきました。

 なかなかの反応があったと自負しています。

               

 

              

 坂城町長 山村ひろし

男谷燕斎の書 3幅

 以前、江戸後期に8年間、中之条代官をつとめ、後世に名代官と言われ、能書家でもあった、男谷思孝(燕斎)、(1777(安政6)年~1840(天保11)年)について何回か記述しました。

(男谷燕斎について)

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=30345

 

(男谷燕斎の書について)

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=35217

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=36860

 

 先日、私の友人から以下の3幅を新たに紹介され、個人的に入手しました。

 いずれも、真筆と思われますが、如何でしょうか。

       

「無欲速無見小利」

             

 これは、論語 子路 の文で「速やかならんと欲すること無かれ、小利を見ること無かれ」です。あわてるな、小利を追い求めては大事が成らずということです。 いかにも燕斎の好みそうな文だと思います。

             

「瓶花力尽無風堕爐火灰深到暁温」

                 

 「瓶花力尽き、風無く落ち、爐火の灰深く、暁温に到る」、以前、ご紹介した一幅に似た風景のようです。

       

「允矣君子展也大成」

          

 これは、詩経(小雅)の一節で「允(まこと)なり君子、展(まこと)なり大成す」です。 意味は、「まことに君子と仰ぐべき天子であり、まことに中興の大業を成して、天下を復興された明天子である。」

            

 以上、男谷燕斎らしい書3幅をご紹介しました。

 いずれも坂城町役場公室に並べてあります。

 機会がありましたらご覧ください。

               

 坂城町長 山村ひろし

第37回納涼音楽祭開催

 先日(7月11日)、坂城町文化センターで、「第37回納涼音楽祭」 が開催されました。 (主催:坂城町音楽愛好会、坂城町公民館)

 真夏に近い好天気、まさに「納涼音楽祭」日和でした。

 坂城町の音楽愛好団体が日頃の練習の成果を披露し満員の観客にそれぞれの持ち味を披露しました。

 参加団体は:  モアナハワイアンズ・坂城コーラス・坂城文化箏クラブ・アルストロメリア・坂城オカリナ教室・童謡唱歌を楽しむ会・坂城町吹奏楽団・南条小学校金管バンド部・坂城小学校合唱部・村上小学校2年生の10団体です。

 以下、いくつかの写真をご紹介します。

                 

開会あいさつする山村

              

まずはじめに、「坂城町の歌」を全員合唱

                

村上小学校2年生のコーラス 「スイミー」

                

「文化琴」の演奏

                

南条小学校 「ハッピーブラス」 相変わらずの熱演

              

「坂城コーラス」 も熱演。 男性後列右から2人目に山村

「坂城コーラス」にも男性が7人加入し、ようやく「混成コーラス」らしくなってきました。

                           

 坂城町長 山村ひろし

ポンプ操法 県大会出場ならず

 昨日(7月12日)、千曲市大西緑地公園で、埴科消防ポンプ操法大会及び埴科消防ラッパ吹奏大会が開催されました。

 昨年は、第2分団が見事、県大会に出場しましたが、今年は僅差でかないませんでした。 来年へ向けてご努力をお願いしたいと思います。

 ポンプ車操法(第2分団、金井地区)、小型ポンプ操法(第11分団、上平地区)、ラッパ分団のご健闘を称えます。

                

 

大会終了後、消防団員を激励する

                

 以下、坂城町ニュースからご覧ください。

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埴科消防ポンプ操法大会

埴科消防ポンプ操法大会

  7月12日(日)、千曲市大西緑地公園で、埴科消防ポンプ操法大会及び埴科消防ラッパ吹奏大会が開催されました。

  このポンプ操法大会には、6月28日(日)に坂城町で行われた消防ポンプ操法大会において、ポンプ車の部で優勝した第2分団(金井)と小型ポンプ操法の部で優勝した第11分団(上平)が、ラッパ吹奏大会にはラッパ分団が出場。千曲市の消防団(千曲市大会上位チーム)と競技を行い、ポンプ車操法の部では第2分団が準優勝、小型ポンプ操法の部では第11分団が第4位、ラッパ分団は準優勝となりました。惜しくも県大会出場は逃しましたが、3分団とも日頃の訓練の成果を発揮し、すばらしい操法、吹奏を披露していました。

  また、それぞれの部の出場選手の中で、指揮者、番員ごとに最も優秀な成績を収めた方が個人表彰され、第2分団の宮島秀行さん(3番員)が坂城町で唯一受賞しました。

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 坂城町長 山村ひろし

AREC・Fiiプラザ ものづくりパートナーフォーラム

 昨日(7月9日)、坂城テクノセンターで、AREC・Fiiプラザ 「第7回ものづくりパートナーフォーラム」 が開催されました。

                    

 主催:一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)、  共催:公益財団法人さかきテクノセンター、  後援:坂城町商工会、上田商工会議所、佐久商工会議所、小諸商工会議所              

              

 昨年、坂城テクノセンターでは、20周年記念の 「ものづくり展」 を開催しましたが、それに続く技術展です。 なお、この 「ものづくりパートナーフォーラム」 は坂城町では初めての開催となりました。

               

開会式で挨拶する山村

          

 以下、詳細は坂城町ニュースよりご覧下さい。

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AREC・Fiiプラザ「第7回ものづくりパートナーフォーラム」

                      

AREC

  7月9日(木)、坂城テクノセンターで、AREC・Fiiプラザ主催による、産学官連携、産産連携の推進による地域企業の活性化を目的とした「第7回ものづくりパートナーフォーラム」が開催されました。

  AREC・Fiiプラザは、企業と大学の連携、企業同士のマッチングなどを行っている団体で、坂城町などの地元を中心とした企業約200社が会員となり、県内全ての大学、短大、高専、及び長野県工業技術総合センターをはじめとする研究機関などが賛助会員となっています。

  フォーラムでは、第1部で、町内企業の(株)西澤電機計器製作所、(株)ヤマザキアクティブを含む8社が新製品・新技術を発表し、第2部で長野県工業技術総合センターと信州大学が研究成果の発表会を行いました。参加した会員企業の皆さんは、他社の製品を見たり、名刺を交換することでそれぞれ交流を図っていらっしゃいました。

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 坂城町長 山村ひろし