「平成23年第2回(6月)坂城町議会定例会」終了しました。

皆さまのご協力をもちまして、「平成23年第2回(6月)坂城町議会定例会」が本日(24日)終了いたしました。

議事内容につきましては、別途、坂城町広報誌あるいは議会からご案内がなされると思いますので、本日は議会閉会にあたった、私のご挨拶を掲載させていただきます。

 坂城町平成23年第2回(6月)定例会閉会ご挨拶
 
 平成23年第2回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
 町長となりまして初めての定例会は、本日までの12日間の長きにわたり、ご審議を賜りました。提案いたしました、条例の新設、一部改正、一般会計補正予算を原案どおりご承認、お認めいただきました。ありがとうございました。
 いよいよ新しい町づくりのスタートと考えます。
 
 さて、「第6回ばら祭り」が、6月4日から6月19日までの16日間開催され、薔薇人(バラード)の会の皆さんや企業オーナーの皆さんの思いが見事に開花し、県内外から約38,000人の大勢の方が来園され、交流・観光の拠点となりました。更なる町全体への活性化へつなげることができるよう、皆さんとともに頑張りたいと思います。
 また、来園者の皆様から「ばらの気持ちを被災地へ」を合言葉に、被災された方々への応援メッセージを書いていただきました。明日(6月25日)陸前高田市へ、私が直接お届けしたいと考えております。
 
 明後日、26日(日)には、町ポンプ操法大会が開催されます。地域を守る消防団員が、有事の際の機敏な対応や消防技術の向上を目指し、日頃の訓練の成果を発表いたします。多くの皆さんの応援をお願いいたします。
 なお、この大会の優勝分団とラッパ分団は、7月10日(日)に同会場で行われる埴科ポンプ操法大会に出場いたします。
 
また、同日となりますが、26(日)午後、日本食育協会理事の引地(ひきち)ユリ先生が「21世紀を生きるために」と題して、「さかきふれあい大学」の教養講座が、文化センターにおいて開催されます。これからの未来を担っていく子供たちを、親が、地域がどのように接し、また、子供たちの個性をどのように伸ばすかを講演されます。子育て世代の皆さんなど大勢の皆様に参加いただければと思います。
 
 町民まつり「さかきどんどん」を8月6日(土)に開催いたします。今回は、東日本大震災による被災地を離れ、坂城町に避難されている方々もご招待したいと考えております。  
また、踊りコンテストの賞品には被災地の産品をということも、先日の実行委員会でお認め頂きました。大勢の皆様にご参加いただき、“坂城町から元気を”発信しようではありませんか。
 
 さて、私の町政運営に向けての考え方、方向性につきましては、所信表明や一般質問の答弁で、その一端をお示しできたかと考えます。
 メガソーラ発電につきましては、「クリーンなエネルギーを坂城町から」という思いで、手をあげました。
クリーンエネルギーについては、色々な方法があろうと思います。あらゆる知恵を使いたいと思います。
「ものづくりの町さかき」として、私たちの日常生活にとって、電力の安定供給は欠くことはできません。この点につきましても、皆様と一緒に研究を続けたいと考えております。
 
何回も申し上げますが、3月11日以降、私たち日本人の価値観に大きな変化があったと思います。防災に対する考えであったり、エネルギーのあり方、国家、自治体色々な視点が生まれていると感じます
また、中部電力浜岡発電所の停止が当町へどんな影響を及ぼすのかが懸念されます。日本国政府におきましても一刻も早く、長期的な新エネルギー政策を確立されるよう切に願うところであります。
 
 日本全体が重苦しい、暑い夏を迎えます。議員各位におかれましても健康にご留意され、ご活躍されんことを心からお祈り申し上げ、閉会のごあいさつといたします。以上。
 
坂城町長 山村ひろし