故青木固さんが全米プラスティック協会の殿堂入り

本日(6月1日)日精樹脂工業 さんにお邪魔したところ、素晴らしいニュースを伺いました。

日精樹脂工業 の創業者の故青木固氏が全米プラスティック協会の殿堂入りをされたとのことです。今回5名の方(いずれも故人)が殿堂入りをしましたが、この中にはノーベル化学賞を受賞した方も含まれています。アジア人では初めてとのことです。米国プラスティックニュースによると、故青木固さんは1947年に日精樹脂工業 を設立され、日本の樹脂産業の先駆者として活躍し、900以上の特許を取得した方として紹介されています。また、授賞式では故青木氏の孫にあたる依田穂積氏が受賞の喜びと、3月11日の災害に対する米国民の支援について御礼の言葉を述べられたとも報道しています。

このニュースは日本ではあまり報道されていないようですが、坂城町民として、大変名誉なことだと思います。殿堂入りのグラス杯は日精さんの玄関ホールに飾られています。機会がありましたら日精樹脂さんにお立ち寄りください。

坂城町長 山村ひろし

(米国プラスティックニュースより) The Plastics Hall of Fame inducted five new posthumous members during the awards banquet May 1, the first day of the Boston Antec. Relatives and business associates shared memories about the inductees: Katashi Aoki founded Japanese injection press maker Nissei Plastic Industrial Co. Ltd. in 1947. Aoki, who died in 1988, received more than 900 patents and it credited as a leading innovator and pioneer of Japan’s plastics industry. His grandson, Hozumi Yoda, is the president of Nissei today. “I’m very happy to attend this honorable ceremony,” Yoda said. He also thanked people from the United States for helping Japan recover from the earthquake and tsunami that devastated parts of the country on March 11.