昨日(6月26日)、第1回坂城経営フォーラムが開催されました。(主催:(公)坂城テクノセンター 理事長:栗林邦夫さん)
今回の経営フォーラムは坂城テクノセンター、テクノハート坂城、ニューリーダー研究会、経営革新塾、能力開発学院の関係役員の方を対象に開催されましたが、講師として、ピップ(株)相談役でコンビ(株)会長の松浦康雄様をお招きしました。
松浦康雄さん
ご挨拶と松浦さんのご紹介をする山村
ピップ(株)(旧藤本薬品)は昭和25年頃、LUCKY印の殺虫剤で全国的に有名でしたが、この殺虫剤のスプレイ缶を製作していたのが栗林製作所さんでした。
ピップ(株)としても戦後の経営基盤を作る上で大きな要因となった商品だったそうです。
栗林製作所にて、左から:吉満社長、松浦さん、栗林会長
松浦さん個人としても坂城町に対して大いなる思い入れがおありで、私とも長いお付き合いがありましたので今回の講師としてお招きしました。
「私の人生の経験」というテーマで、
・人生80年の軌跡
・中小企業の経営者として
・経営者の視点
・人生のモットー
などについてお話をいただきましたが、特に経営者の要諦として、
1.先見性を持つこと。
2.経営者としての自覚をはっきり持つこと。
3.金融基盤をしっかりとすること。
の3点の重要性についてお話しいただきました。
また、松下幸之助さんの言葉を引用され、「経営で成功するには、 〈運〉 が大切。 しかし、〈運〉 を得るには 〈徳〉 がなければならない」こと。
さらに、多くの優れた友人を作ること、積極的に海外へ出ること、など大変示唆に富んだお話をいただきました。
次回、坂城経営フォーラムは公開講演会として、8月30日に開催されます。(講師:川村真二さん)
坂城町長 山村ひろし