昨日(2月8日)、玉村豊男先生をお招きして、坂城テクノセンターで「新春経済講演会」が開催されました。
テーマは 「千曲川ワインバレー構想 ~坂城町に期待すること~」 です。
坂城町でのワイン事業も昨年からワイン苗の植え付けも始まり、小さいながらもスタートしました。
一昨年、初めて玉村先生にお会いしていろいろアドバイスをいただいておりましたが、ここに講演を開催していただくことになりました。 感無量です。
挨拶する山村
玉村豊男先生
以下、坂城町のホームページから
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2月8日(金)玉村豊男講演会&巨峰スパークリングワイン発売
▲玉村豊男さん
2月8日(金)、坂城テクノセンターで新春経済講演会が開催されました。
講師には、ヴィラデストガーデンファーム アンド ワイナリー代表で、長野県「おいしい信州ふーど(風土)大使」であるエッセイストの玉村豊男さんをお迎えし、「千曲川ワインバレー構想 ~坂城町に期待すること~」を演題に講演をいただきました。
玉村さんによると、ワイン用ぶどうの畑は、桑畑の跡地が適しているそうです。千曲川周辺は、明治維新後、養蚕製糸業が盛んになり、桑畑がたくさんありました。「千曲川ワインバレー構想」とは、それらの畑を利用してワイン用ぶどう畑を増やし、長野県をワインの一大産地とすることだそうです。坂城町も昨年度からワイナリー事業に着手しており、近隣だと東御市がワイン特区になるなど、長野県内でもその気運は高まってきています。
玉村さんが「坂城町に期待すること」は、ものづくりの町である坂城の企業がワイン生産用の機械(ぶどうをやさしくつぶすプレス機、除梗破砕機、消毒用機械、温熱防除機など)を開発することだそうです。現在、ワイン生産用の機械は多くが輸入品で、経費がとてもかかるそうです。それを国内で生産できれば今後のワイン造りに大きく貢献でき、町の産業用の機械を同じ町内でつくることは、経済の活性化にもつながると話されていました。
講演会終了後、本日発売の巨峰スパークリングワインのお披露目が行われました。
このワインは、地元産巨峰を使い、町振興公社が委託醸造したもので、陽をいっぱいに浴びた巨峰の芳醇な香りと甘みが炭酸とともに口いっぱいに広がる味わいです。明日からはびんぐし湯さん館で販売します。ぜひお試しください!
▼試飲の様子
▲ワインの販売に大行列ができました
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坂城町長 山村