「下町ロケット2」

「下町ロケット2  ガウディ計画」 (池井戸潤 小学館) を読みました。

前作の直木賞を受賞した 「下町ロケット」 から4年、今度は 「ガウディ」 と命名された、医療機器(人工弁)への挑戦です。

前回同様、相手は悪辣な手口の大企業です。

池井戸文学の軽快な読み心地は相変わらずで、今度は 「ロケットから人体」 への挑戦です。

はらはらドキドキのストーリーでも、勧善懲悪の物語はいつの時代でも心地よい。 

主役は東京大田区の中小企業ですが、生き様は正に、坂城町の企業魂と同じです。

坂城町の企業の皆さんに、今回も、是非、ご一読をお勧めします。

坂城町長 山村ひろし

第46回坂城町合同金婚式

本日(11月20日)、坂城町文化センターで第46回坂城町合同金婚式が開催されました。

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第46回坂城町合同金婚式 末永くお幸せに

 

H27合同金婚式

 

11月20日(金)、文化センターで、第46回坂城町合同金婚式が開催され、今年結婚50周年を迎えられたご夫婦、9組17名(1名欠席)が出席されました。

  皆さんがご結婚された50年前の1965年(昭和40年)は、高度経済成長期が着実に進んでおり、いわゆる「いざなぎ景気」が始まった年で、国民の所得水準が向上し、「新三種の神器」と呼ばれたカラーテレビ、クーラー、乗用車の消費が大きく伸びた年でした。坂城町においても、各家庭にマイカーが普及し始め、幹線道路となるA01号線・産業道路がこの年に竣工しました。

式典では、一組ずつ苦楽を共にした50年間を振り返り、連れ添った相手への感謝と、今二人揃って健康でいられることの喜び、これからの過ごし方などが述べられました。

  いつまでも健康で、輝きのある人生を過ごされることをお祈り申し上げます。

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坂城町長 山村ひろし

信州大学学長 濱田州博氏講演会

昨日(11月19日)、坂城町テクノセンターで、今年10月に信州大学学長に就任された濱田州博先生の講演会が開催されました。(「坂城経営フォーラム」)

テーマは 「信州大学が考える坂城町の地方創生について」 です。

濱田先生には以前から講演のお願いをしておりましたが、今回、学長就任後初めての講演会となりました。

                          

 

左:「信州大学が考える坂城町の地方創生について」というテーマで講演される濱田先生、右:濱田先生を紹介する山村

濱田先生によると、4年連続で 「地域貢献度No.1 大学」に選ばれた信州大学の新たなキーワードは

『 G3 × L3 』  だそうです。

   (Green,Global,Gentle × Local,Literacy,Linkage)

 

以下、坂城町ニュースよりご覧下さい。

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信州大学学長 濱田州博氏講演会

 

濱田先生01  濱田先生02

▲濱田州博先生

 

11月19日(木)、坂城テクノセンターで、平成27年度第2回坂城経営フォーラムが開催され、本年10月から信州大学の学長に就任された濱田州博先生を講師にお迎えし、「信州大学が考える坂城町の地方創生」を演題にご講演をいただきました。

濱田先生は、坂城町と産学官連携関係にある繊維学部長として長年お務めいただき、町の状況にも精通されています。講演では、平成24年度から4年連続で、全国の大学の地域貢献度No.1を獲得している同大学の、地域との協働、産学官連携、地域医療の取組をご紹介いただき、それらが坂城町の地方創生につながると話されました。

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坂城町長 山村ひろし

坂城町の誇る 「信州の名工」

昨日(11月19日)、今年度の 「信州の名工」 に選ばれた、高松 宏さん、山 忠承さん、寺島利勝さんが坂城町役場へ来られました。

坂城町から3人同時に選出されたことは大変素晴らしいことで名誉に思います。

以下、皆さんのご経歴等などご紹介します。(坂城町ニュースより)

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「信州の名工」に高松 宏さん、山 忠承さん、寺島利勝さんが選ばれました

 

信州の名工 

▲左から、 山 忠承さん、高松 宏さん、山村町長、寺島利勝さん

 

平成27年度「信州の名工」卓越技能者知事表彰に、デイリーフーズ(株)の高松 宏さん、(株)ヤマザキアクティブの山 忠承さん、マースウィンテックの寺島利勝さんが選ばれました。

「信州の名工」は、卓越した技能を持ち、その分野で県下第一人者と目されている方を長野県知事が表彰するもので、技能者の技能向上意欲の増進、技能水準の向上及び技能者の社会的評価の高揚を図ることを目的として昭和45年から実施しており、平成27年度までに946名の技能者が表彰されています。

 

高松 宏さん  

かん詰・びん詰・レトルト食品製造工 【デイリーフーズ(株)】
技能・功績の概要

農産加工品の製造、主としてジャムの製造に一貫して携わり、その研究開発を積極的に進めてきた。食品の用途に対応した製品を数多く作り出し、原材料の真空置換法による冷凍保存法、果実のダイスカット、流動性を調整する特殊用途向けジャムの加工方法を考案した。さらに、ジャムを発酵させた製品開発などを行い、用途、嗜好にあわせた新しい製品の開発を常に行っている。
 また、長野県食品加工技術研究会において農産加工技術者や教員の技能の研鑽と人材育成に尽力している。

仕事で信条としてきたこと

「食の安全とおいしさを追求」
 食品添加物を使用した商品が全盛だった1970年に創業。時代に先駆けて合成着色料などを一切使わない商品を作り、以来45年間、「食の安全とおいしさを追求すること」を信条に商品や製造機械を開発し続けている。

 

山 忠承さん  

金属製品製造工 【(株)ヤマザキアクティブ】
技能・功績の概要

研究開発に非常に熱心に取り組み、独自の発想の緩まないナットなどの開発を行った。通常はワッシャーなどを挟むことで解消するが、ナットだけでその問題を解消。従来のものに比べ、高耐久性、工程の短縮など優れた独創的な製品であり、削岩機やプレス機など長時間、大きな振動のかかる重機などに用いられている。
 一貫して金属加工に従事し、技術の幅を広げていく一方、多品種少量生産への取組により、固有技術の確立を目指している。
 また、坂城町中小企業能力開発学院運営委員として、坂城町の企業従業者の人材育成に貢献している。

仕事で信条としてきたこと

「人と人との絆を大事に」
 「ネジは振動により緩んでしまう。ならば振動を吸収できればいい。」という発想のもと、「緩まないネジ」を開発。創業以来、「人と人との絆を大事に」を信条に、さまざまな人との出会いや協力を得て、時代の流れを読んだ工作機械の導入や独自の発想による製品開発を常に行っている。

 

寺島利勝さん  

電子応用機械器具組立工 【(株)マースウィンテック】
技能・功績の概要

手動のタイプライターの設計から、電子タイプライターへの設計へと、エレクトロニクス技術導入期から電子精密機器の設計業務に携わり、空気による紙幣の搬送機、紙幣識別機を代表とする多くの製品化を進めてきた。独創的な方法を考案し、業界初、世界初の製品を多く作り出している。数多くの特許を取得し、業界でも高いシェアを誇っている。
 また、職場内に工作室を設け技能習得の場を用意し、技術の勉強会で講師を務めるなど、積極的に後進指導を行っている。

仕事で信条としてきたこと

「他社にない、独自のアイデアをプラス」
 機械と電子コントロールの融合した商品は競争が厳しいが、「他社にない、独自のアイデアをプラス」することを信条に、さまざまな製品を開発し特許を取得。地元に根付いた企業経営にもこだわり、町内産業の活性化にも貢献している。

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坂城町長 山村ひろし