IoTセミナー開催

昨日(2月7日)、坂城町中小企業能力開発学院(学院長:山村)主催のセミナー 「モノのインターネット IoTコース」 が修了しました。

1月17日から4回(4日)にわたり開催されましたが、坂城町内外から16名の方が受講しました。

現代は我々が想像している以上に、すべてのものがインターネットで結ばれています。 工業、農業、商業、行政、学校などすべてです。

これからもあらゆるものが複合的に創造的に発展してゆきます。 (「つながる安心 坂城町」 もそのうちの一つです!)

しかしながら、「IoTとは何か」 と言う点について分かりやすく説明されたものが多くありません。

そこで、今回のセミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、IoT とは何か、定義から始まり、どのように使うかなど実践面に近いところまで研修していただき、かなり濃密な研修となりました。

左:講師の地主岳史さん

今回のセミナーには坂城町役場からも3名が参加しました。

これからの坂城町内での種々の 「IoT」 の取り組みに期待したいと思います。

尚、今回のセミナーを開催するのに当たり、講師を務めていただいた、富士通(株)の地主岳史さん、坂城町商工会経営支援員の青木さん他に心より感謝いたします。

坂城町長 山村ひろし

上田地域定住自立圏連絡協議会

本日(2月7日)、上田市の丸子地域自治センターで「第2回上田地域定住自立圏連絡協議会」が開催されました。

平成23年に始まった、上田地域定住自立圏が5年を経過し、平成29年度から新たな5年計画を策定することとなりその協議会が開催されました。

このたびの協定で、坂城町は新たに8項目の事業に参画することになりました。次の通りです。

1.「結婚支援連携事業」

2.「子育て支援施設『ゆりかご』運営事業」

3.文化芸術振興に向けた連携促進事業」

4.「公立大学法人長野大学の活用と連携促進」

5.「道の駅の連携と活用」

6.「スポーツ合宿・高地トレーニング施設の誘致促進」

7.「ワイン等を活用した地域振興連携」

8.「UIJターンと若者等定住就職支援事業」

以上、です。

母袋上田市長との協定書

坂城町は長野広域と上田広域の両者に属しています。 また、このように定住自立圏連絡協議会にも属し、様々な事業を通して坂城町の活性化の促進を図っています。

坂城町長 山村ひろし

金沢工業大学との連携会議

昨日(2月6日)、平成27年に締結された、金沢工業大学、坂城町、(公財)さかきテクノセンター、テクノハート坂城協同組合との連携協定に基づき、平成29年度の事業計画について打ち合わせを行いました。

金沢工業大学からは、石川名誉学長、河合産学連携局長、新川産学連携東京文室長、倉田主幹、坂城町側からは、栗林テクノセンター理事長、宮後テクノハート理事長他が出席されました。

平成29年度に向けて、「ものづくりのまちの産業振興に関すること」、「研究開発に関すること」、「教育及び人材育成に関すること」、「インターンシップに関すること」、「連携会議の設置」など種々のテーマでご議論いただきました。

また、金沢工大では、平成30年に新たな白山キャンパスを設置されるとの事です。

ここでは、金沢高専(5年)+大学(学部2年間)+大学院(2年間)の合計9年間を過ごすユニークな教育制度がスタートします。 (この間、寮での生活、ニュージーランドへの留学などが含まれるそうです。)

会議の後、鉄の展示館へ移動し、昨年新たに設置した、日本刀に関する研究パネルの前で、石川名誉学長の説明をお聞きしました。

この研究パネルでは、「日本刀のよく切れる ”スイートスポット” はどこか」、「刀の美しさの秘密は」 など分かりやすく解説されています。

日本刀に関する研究成果パネルの前で

左から:テクノセンター栗林理事長、山村、石川名誉学長、テクノハート宮後理事長

坂城町長 山村ひろし

薄雲太夫の続きの続き

薄雲太夫につきましては以前何回か掲載しました。  

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=30564
https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=43921
        

薄雲太夫が高尾太夫から受け継いだと言う打掛は昔の白黒写真でしか見たことはありませんでしたが、坂城町の耕雲寺に保存されていることがわかり、本日(2月6日)、学芸員とともに伺ってきました。

以下が、その内掛です。大分色あせてはいますが鮮やかな色彩は残っています。

薄雲太夫についてはまだまだ不明なところが多くありますが、学芸員の調査もふまえ、もう少し明らかになった段階で改めてご報告します。

今回初めて拝見した、耕雲寺保存の打掛

戦前の写真 「寳物 高尾圓盡卓袱」

        

内掛を収めていた箱。 大正2年に新しく作り変えたようです。

坂城町長 山村ひろし

びんぐしの里ソフトバレーボール大会

 本日(2月5日)、坂城町文化センター体育館で、坂城町ソフトバレーボール連盟(塚田会長)主催による、「第13回体協祭 第15回 びんぐしの里 ソフトバレーボール大会」 が開催されました。
      
 坂城町内外から31チーム、150名の皆さんが参加されました。(坂城町外からは、長野市、上田市、千曲市、立科町、青木村などから。すごいですね)
 昼過ぎから雪の降る中、体育館中では熱気むんむんの試合が展開されました。
 今回も、後援者として、(株)坂城町振興公社から 「坂城町巨峰ワイン」 が提供されました。
 坂城町長 山村ひろし

島田始さん講演会(新春経済講演会)

本日(2月2日)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター主催による新春経済講演会が開催されました。

左、中央:講演される島田始さん

講師は以前にもご紹介した流行仕掛け研究所代表の島田始さんです。     

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=43722

昨年お会いした際に、今回の講演のお願いをしていましたが、今日やっと実現しました。

今回も多面にわたる幅広い切り口からお話を頂き、大変参考になりました。

詳細は以下の坂城町ニュースをご覧ください。

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新春経済講演会 島田始さん

「激動する時代の読みかた、地域活性化のためのアイデア発想法」

新春経済講演会01

▲島田 始さん

2月2日(木)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター主催による新春経済講演会が開催されました。

講師には、流行仕掛け研究所代表で、トレンドジャーナリストの島田 始さんをお迎えし、「激動する時代の読みかた、地域活性化のためのアイデア発想法」を演題にご講演をいただきました。

島田さんは、1973年に平凡出版(現マガジンハウス)へ入社し、雑誌『anan』でファッションや旅担当(アンノン族の旅ブームを仕掛ける)などを経て『Hanako』創刊に携わり、特集責任者として街や一流ブランド特集をはじめ、ティラミス、アウトレット、海外ウエディングなど数々のブームを作りだし、その後、書籍編集部編集プロデューサーを経て、2010年に独立されています。

講演では、様々な事例を取り上げながら、激動する時代で生き残るための体質づくりとして、「時代の変化に適応し、感性を磨くこと」「タブーを捨てること」「技術とアイデアを融合させること」が必要と話されました。また、商品を売るためには、「よいもの」を作るだけでなく、「よいもの」を「欲しいもの」にするために、情報を収集し未来を先読みしなければならないとのことです。講演の最後には、「坂城町には技術力という基盤があるので、そこに様々なアイデアを取り入れ、自分を革命家だと思って革新を続けていくことが地域の活性化につながる」と締めくくられました。

新春経済講演会02 新春経済講演会03

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坂城町長 山村ひろし

坂城中学校3年3組 模擬議会その後

先日、坂城中学校3年3組の生徒さんが、社会科の授業の一環として、「模擬議会」に参加していただいたことを掲載しました。

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=44542

今回の授業を通して坂城中学校の生徒たちがどのような感想を持たれたか興味を持っていましたが、先日(1月31日)、堀口校長先生が、担任の冨田先生のレポートをお持ちくださいました。

今回の模擬授業の事前のアンケートで、「将来、坂城町に暮らそうと思っているか。」という問いに、25人中、わずか4人(16%)が 「暮らそうと思っている」 という内容でしたのでいささかショックを受けておりました。

しかしながら、今回の「模擬議会」を通していろいろ勉強していただいた結果、「役場の方や町長の話を聞いて、坂城に暮らしてもいいかな、と思う人」 が、25人中18人(72%)となりました。

ちょっと安心したとともに、もっともっと子どもたちに坂城町の取り組んでいる事業について情報提供をしなければならないと痛感しました。

以下、子どもたちの感想です。 大変貴重な意見をたくさんいただきましたので、全文ご紹介させていただきます。 ありがとうございました。

(「模擬議会」後の感想)

・初めて「議会」というものを体験して、少し政治が身近なものだと感じることができた。すべての質問に対して回答が具体的で中学生でもわかりやすかった。

・坂城町では様々な政策を行っていることがわかり、自分たちも協力しなければならないと感じた。しかし、勉強しないとわからないことも多かったので、こういったことをもっと広く認知できるような工夫をしていけるといいと思いました。

・こんなにたくさんの具体的な政策を行っているとは知りませんでした。将来、坂城に戻ってきてもいいかな、という気持ちに少しなりました。

・坂城町に暮らすことは考えていなかったけれど、暮らしてみようかなと思えた。特に子育ての支援がすごく良いと思いました。

・思っていたよりも、詳しく丁寧に教えて頂いて良かったし、専門の方々はすごいと思った。

・僕たちが感じていた危機とは裏腹に 「切実な危機なんて迫っていない」 と言う町長さんの言葉が印象に残りました。起こりうる問題に対して、未然に対応していくといった意図の政策も聞き、これからの坂城がさらに発展してほしいと強く思った。

・今回の話を聞いて、坂城には良いところがたくさんあることに気付いたし、大人になっても坂城にいようかなと思いました。

・特に教育環境についての質問と回答を聞いていて、あたりまえだと思っていたALTや様々な工事も、しっかり考えていること、工夫していただいているということがありがたいです。

・今まで知らなかった坂城町で取り組んでいる政策を今回、模擬議会に参加することでたくさん知ることができた。前より坂城町が好きになった。

・自分が想像していた以上に取組みがされており、子どもたちの将来のために努めていることがわかりました。正直自分は坂城に帰って来なくてもいいと思っていたけれど、帰ってきてもいいかなと思えるようになった。

・少子高齢社会に向けた様々な取り組みを聞き、坂城町がもっと好きになったし、誇れる町だ、と思えた。

以上です。 いろいろな観点からの感想ありがとうございました。 大いに参考にさせていただきます。

坂城町長 山村ひろし