先日、坂城中学校3年3組の生徒さんが、社会科の授業の一環として、「模擬議会」に参加していただいたことを掲載しました。
今回の授業を通して坂城中学校の生徒たちがどのような感想を持たれたか興味を持っていましたが、先日(1月31日)、堀口校長先生が、担任の冨田先生のレポートをお持ちくださいました。
今回の模擬授業の事前のアンケートで、「将来、坂城町に暮らそうと思っているか。」という問いに、25人中、わずか4人(16%)が 「暮らそうと思っている」 という内容でしたのでいささかショックを受けておりました。
しかしながら、今回の「模擬議会」を通していろいろ勉強していただいた結果、「役場の方や町長の話を聞いて、坂城に暮らしてもいいかな、と思う人」 が、25人中18人(72%)となりました。
ちょっと安心したとともに、もっともっと子どもたちに坂城町の取り組んでいる事業について情報提供をしなければならないと痛感しました。
以下、子どもたちの感想です。 大変貴重な意見をたくさんいただきましたので、全文ご紹介させていただきます。 ありがとうございました。
(「模擬議会」後の感想)
・初めて「議会」というものを体験して、少し政治が身近なものだと感じることができた。すべての質問に対して回答が具体的で中学生でもわかりやすかった。
・坂城町では様々な政策を行っていることがわかり、自分たちも協力しなければならないと感じた。しかし、勉強しないとわからないことも多かったので、こういったことをもっと広く認知できるような工夫をしていけるといいと思いました。
・こんなにたくさんの具体的な政策を行っているとは知りませんでした。将来、坂城に戻ってきてもいいかな、という気持ちに少しなりました。
・坂城町に暮らすことは考えていなかったけれど、暮らしてみようかなと思えた。特に子育ての支援がすごく良いと思いました。
・思っていたよりも、詳しく丁寧に教えて頂いて良かったし、専門の方々はすごいと思った。
・僕たちが感じていた危機とは裏腹に 「切実な危機なんて迫っていない」 と言う町長さんの言葉が印象に残りました。起こりうる問題に対して、未然に対応していくといった意図の政策も聞き、これからの坂城がさらに発展してほしいと強く思った。
・今回の話を聞いて、坂城には良いところがたくさんあることに気付いたし、大人になっても坂城にいようかなと思いました。
・特に教育環境についての質問と回答を聞いていて、あたりまえだと思っていたALTや様々な工事も、しっかり考えていること、工夫していただいているということがありがたいです。
・今まで知らなかった坂城町で取り組んでいる政策を今回、模擬議会に参加することでたくさん知ることができた。前より坂城町が好きになった。
・自分が想像していた以上に取組みがされており、子どもたちの将来のために努めていることがわかりました。正直自分は坂城に帰って来なくてもいいと思っていたけれど、帰ってきてもいいかなと思えるようになった。
・少子高齢社会に向けた様々な取り組みを聞き、坂城町がもっと好きになったし、誇れる町だ、と思えた。
以上です。 いろいろな観点からの感想ありがとうございました。 大いに参考にさせていただきます。
坂城町長 山村ひろし