坂城町平成の3大ニュース(信濃毎日新聞)

 今日はいよいよ大晦日。 この一年、多くの皆様に大変お世話になりました。

 例年、信濃毎日新聞では、12月30日に各自治体のその年の3大ニュースを発表しています。

 今年は、坂城町として何が取り上げられるかなと思っていましたが、今年は平成最後の年ということで、「平成30年間」の3大ニュースが発表されました。

 

 以下の通りです。

 坂城町3大ニュース(平成30年を通して)



1.坂城テクノセンター完成

2.びんぐし公園、びんぐし湯さん館オープン

3.坂城産ワイン誕生とワイナリー創業

 長い間の多くの関係者が作り上げてきた平成時代の3大ニュースです。

 これに今年開業したワイナリーも含まれたことについて大変うれしく思っています。


 さて、今年は年明けから全国各地で大きな自然災害があり、国際的にもトランプ大統領の発信するニュースで激動が止まらない大変な年となりました。

 その中で、坂城町では坂城町の皆さんのご協力、職員の頑張りなどあり、 3つの重点プロジェクト「さかきワイナリー形成事業」、「トータルメディア・コミュニケーション」(つながるあんしん坂城町)、「坂城スマートタウン構想」(町全体のエネルギー効率化)など順調に進展いたしました。         

 個別の取組として、防災情報や町からのお知らせをいち早く町民の皆さんへ伝達する仕組みとして「防災行政無線(同報系)」を整備し、全戸・全事業所を対象に戸別受信機を無償貸与したほか、町内25箇所に屋外スピーカを設置いたしました。 今後も、防災行政無線(移動系)や中核避難所への無線LAN整備などを進め、さらなる「つながるあんしん 坂城町」を目指してまいります。

 そのほか、《移住・定住の促進、就業・産業大》については今まで減り続けていた人口が横どまりとなりつつあり、いろいろな効果が出てきました。

 子育て・教育・福祉施策の充実、についても18歳までの医療費無償化、水道メーターをつかった高齢者見守り事業など積極的な取り組みを継続的に行ってきました。 特定検診につきましては、全額無償といたしました。 来年に向けて更なる取り組みを行ってまいります。

 また、国・県による国道18号バイパスや坂城インター線先線の建設が推進されたほか、企業のニーズに沿った新たな工業団地の造成、老朽化している町内公共施設の統廃合や再配置に関する計画策定など、次代の坂城町を形成するための骨格づくりを進めてまいりました。   

 一方、南条小学校の建設にかかわる件につきましては、会計検査院の指摘により、町が文部科学省より交付を受けた、約2億5千3百万円につきまして、12月議会でもお認めいただき返還することになりました。

町民の皆様、ご関係の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけいたし、改めてここにお詫び申し上げます。       

坂城町役場では、今年一年の感謝を心にもち、恒例の「だるま目入れ式」を全員で、心を込めておこないました。 来年もよろしくお願いいたします。

役場職員全員にねぎらいの言葉と来年に向けた取り組みについてお話ししました。

皆様にとりまして、来年が素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

坂城町長 山村ひろし