令和4年 第4回坂城町議会定例会招集あいさつ

本日(12月5日)、令和4年第4回坂城町議会定例会が招集されました。以下、招集のあいさつを掲載させていただきます。

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 本日ここに、令和4年 第4回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様のご出席をいただき開会できますことを心から感謝申し上げます。

 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、先月14日から全県に「医療非常事態宣言」が発出されておりますが、その後も新規陽性者数は全国的に増加しており、特に長野県では、患者のための確保病床使用率が70%を超えるなど、医療への負荷が増大している状況が続いております。

 町におきましても、学校や保育園、ご家庭での感染が発生しており、改めて手指消毒や室内のこまめな換気等の基本的な感染予防の徹底と早めのワクチン接種の実施を検討していただくよう周知をしているところであります。

 また、ワクチン接種につきましては、文化センター大会議室において集団接種を実施しているところであり、従来ワクチンを上回る効果が期待されているオミクロン株対応ワクチンの接種を10月31日から開始しております。

 オミクロン株対応ワクチンは、1・2回目の初回接種を完了してから3か月以上を経過した12歳以上の方を対象としており、鹿教湯病院のご協力をいただく中で、11月25日現在で、4,168人が接種を受けられております。

 年末年始を安心して迎えていただくためにも、まだ接種がお済みでない方には、早めの接種をお願いいたします。

 また、テクノハート坂城協同組合による「職域接種」におきましても、町外・外国籍を含む企業従業者を対象に、オミクロン株対応ワクチンの接種を実施いたしました。

 これまでの職域接種と同様、上田市の川西医院にご協力いただき、先月11日から25日までの間、延べ5日間にわたり、19社、636人に対し、ワクチン接種を行ったところであります。

 各企業の職場におけるまん延防止と企業活動の継続の観点から、接種の効果を期待するところであります。

 さらに、今冬は、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されております。

 町では、比較的抵抗力が低い中学生以下のお子さんのインフルエンザ予防接種に対する費用の一部を助成しております。1回の接種につき上限額を1,000円として助成を実施しており、対象の皆さんにはお知らせをお送りしております。

 また、65歳以上の高齢者につきましても、1,000円の自己負担で接種が受けられるよう助成を行っております。

 インフルエンザ予防接種は来年の1月末が接種期限となりますので、早めの接種をお願いいたします。

 続いて、経済情勢でありますが、日本総研などによりますと、アメリカでは、住宅ローン金利の上昇が住宅需要を大きく抑制した一方で、コロナ禍からのリバウンドが続く輸送や飲食・宿泊などを中心に個人消費が増加し、良好な雇用環境も消費の下支えとなる中、7~9月期の実質GDPは前期比年率プラス2.6%と3四半期ぶりにプラスに転じております。

 また、中国においても、7~9月期の実質GDPは前期比年率プラス3.9%とプラス成長が続いているものの、ゼロコロナ政策による活動規制などの影響等により、内需を中心に回復の勢いは緩慢となっております。

 ヨーロッパにおいても、ユーロ圏の7~9月期の実質GDPが前期比年率プラス0.7%と4~6月期のプラス3.3%から伸びが鈍化しており、プラス成長は維持しつつも景気の減速が伺える状況となっております。

 次に国内の状況でありますが、内閣府による11月公表の速報値によりますと7~9月期の実質GDPの成長率は前期比年率マイナス1.2%と4四半期ぶりのマイナス成長となり、4~6月期のプラス4.6%と比べ、急減速した形となっております。長期化するウクライナ侵攻などに起因する、物価高騰の影響などにより個人消費が停滞したことに加え、輸入の伸びが輸出の伸びを大きく上回ったことで、GDPを押し下げた状況となっております。

 長野県内の状況につきましては、日銀松本支店が11月に発表した「金融経済動向」では、公共投資、住宅投資、設備投資、個人消費の個別観測から「長野県経済は、一部に弱い動きが見られるものの、持ち直しの動きが続いている。」との観測であります。

 当町におきましては、10月に実施いたしました町内の主な製造業20社の7~9月期の経営状況調査の結果では、生産量は3ヶ月前との比較でプラスとした企業は11社、マイナス6社、変わらない2社、売上げについてもほぼ同様で、日銀松本支店の観測同様、持ち直しの動きが続いている状況が伺われます。

 また、雇用については、7~9月の実績が、総計で21人の増となっており、来年4月の雇用予定についても、13社が増員、6社が減員分の補充を予定しており、全体では106人の増員と、回復に向けた展望が伺える状況となっております。

 一方で、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響に加え、燃料をはじめとする物価高騰の傾向が続いており、町民生活への影響が懸念されるところですあります。町といたしましては、各種支援策を実施すると共に、国際情勢の安定と経済の更なる回復を願うところであります。

 続いて、9月定例会以降の事業の状況並びに今議会へ上程する議案等の主な内容について申し上げます。

 本年6月の定例会で議決をいただきました「坂城町温泉施設改修工事」につきましては、順調に工事が進み、先月18日には議員各位にもご臨席いただき竣工式を迎えることができました。

 また19日には、びんぐし湯さん館がリニューアルオープンし、新設の展望デッキは町の眺望を楽しみながらの多目的な利用が期待されるとともに、広さがこれまでの倍となり、床暖房も整備されたレストランでは、地域の大人数での集まりや、企業の皆様にも利用していただきやすくなりました。

 工事の期間中、ご理解ご協力をいただきました利用者や地域の皆様をはじめ、工期内に工事を完成されました業者の皆様には改めて感謝を申し上げますとともに、町民の皆様の健康増進と交流促進の拠点として、一層のご利用、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 また、7月にテクノさかき工業団地内にオープンした「テクノさかきストリートパーク」のスケートボードエリアに、新たに大型セクションの「ミニランプ」を設置いたしました。

 このセクション設置に合わせ、10月30日に「スケートボード&ミニランプ体験会」を開催いたしました。

 体験会では、町スケートボード協会の皆さんによるデモンストレーションと、安全にスケートボードやセクションなどを利用するための説明や、ミニランプの体験会を行いました。

 体験会には、親子連れや中高生など約50名が参加し、それぞれのレベルに合わせてスケートボードを楽しんでいただきました。

 これから寒さが増して参りますが、けがなどに十分注意していただき、3×(エックス)3ストリートバスケットとともに、大勢の皆様にご利用いただきたいと思っております。

 秋に入り新型コロナ感染症の状況が、若干落ち着いたことから、開催方法等工夫する中で、様々なイベントが再開されました。

 10月22日、23日には、「第50回文化祭」を、武道館と文化センターを会場に開催いたしました。

 作品展示については、書道や写真など、24団体、508点の作品が武道館に展示され、町国際交流協会が交流を続けているワルシャワ日本語学校を通じてお借りした、ポーランドへ避難したウクライナの子どもたちが描いた絵も展示されました。

 また、芸能公演は文化センター大会議室で行われ、16団体、213名の皆さんが出演し、コーラスやハーモニカ、ダンスなど日頃の練習の成果を発表いただきました。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、一般の方の入場を制限して開催した芸能公演の様子は、上田ケーブルビジョンにて昨日放映され、ご来場いただけなかった皆様にもご覧いただけるよう、対応したところであります。

 ウィズ・コロナのイベントとして、令和2年度から引き続き開催されております「さかきオンライン ワインセミナー」の第4弾が10月30日に開催されました。今回は、教材用にワインとチーズのセットを参加者の自宅にお届けし、町内及び県内外から、定員である80名の方にお申し込みいただき、「ワインとチーズのペアリング」をお楽しみいただいたところであります。

 また、先月10日には、3年ぶりに「令和4年度坂城町戦没者追悼式」を坂城テクノセンターで執り行い、戦没者のご遺族をはじめ、関係者の出席のもと、先の大戦において犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈りいたしました。

 私たちは、戦没者の尊い犠牲の上に、今の平和と繁栄を享受しております。戦争から学んだ多くの教訓と平和の尊さを改めて認識したところであります。

 今回で14回目となる「ねずみ大根まつり」が先月12日午前、さかき地場産直売所「あいさい」 及び 坂城インター線沿いの ねずみ大根の畑で開催されました。

 当日は天候にも恵まれ、直売所では ねずみ大根をはじめとする農産物等の販売に加え、新酒ワインやテイクアウト用ランチの限定販売なども行われ、約550名のお客様にご来場いただきました。また、ねずみ大根収穫会場におきましても、関東圏など県外の方を含め、町内外から約350名の来場があり、例年以上の盛況ぶりとなりました。

 また、同日午後には、さかきテクノセンターを会場に「女(ひと)と男(ひと)ふれあいさかき2022」が、女性団体連絡会と、男女共同みんなの会で構成される、実行委員会により開催されました。

 「すべての女(ひと)と男(ひと)が輝くまち」をテーマに、男女共同参画の視点で、『「単なる長寿」から「健康寿命」へ、そして「活動寿命」へ。』と題し、世界最高齢のプログラマーとして世界的に活躍されている、ITエヴァンジェリストで、デジタルクリエーターの若宮正子さんを講師にお迎えし、年齢を感じさせないエネルギッシュな活動の様子や、経験談などを力強くご講演いただきました。

 また、一昨日(3日)は、坂城テクノセンターで「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会」を開催いたしました。

 今回は、坂城小学校4年生による人権活動の発表と、記念講演としてパラリンピック競泳 金メダリストの「成田真由美」さんを講師にお招きし「自分の可能性を求めて」と題した講演をいただきました。   成田さんは、講演を通して障がい者や障がい者スポーツの周知活動を続けられており、13歳で下半身不随という重い障がいを抱えながらも、23歳から始めた水泳でパラリンピックに出場した思いや、ご自身の体験談などをお話しいただきました。

 この集会により、町民の皆様と共に人権意識の高揚と、福祉への理解をさらに深めることができたものと考えております。

 町が開催するイベントや行事につきましては、今後も、新型コロナウィルス等の感染状況を注視する中で、感染対策の徹底や開催方法を工夫するなどしながら、できるだけ開催する方向で検討してまいりたいと考えております。

 さて、新型コロナウイルス感染症拡大やロシアによるウクライナ侵攻、円安など様々な要因により、エネルギーや食料品等の価格が高騰し、町民の生活や町内事業者の経営に大きな影響を及ぼしております。

 こうした影響を受ける町民や事業所等を支援する事業について、早急な対応を図るため、10月20日付で一般会計補正予算(第5号)を専決処分する中で、実施をさせていただいたところであります。

 具体的には、国の補助により、住民税非課税世帯等に対して物価高騰による負担を軽減するため5万円を給付する「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業」と共に、県の補助により、国の給付金の対象にならない住民税所得割非課税世帯等に対し、支援金3万円を支給し、家計の負担を軽減する「生活困窮世帯緊急支援金事業」について予算化し、町において給付事務を進めております。

 また、町の独自事業といたしまして、「子育て世帯物価高騰支援事業」を行い、物価高騰の影響を受ける町内の子育て世帯に対し、児童・生徒1人につき1万円を支給する事業を実施するほか、物価高騰などにより、事業活動に影響を受けている町内福祉事業所等を対象に、安定的なサービスの提供と事業継続を図るため、「医療・福祉サービス事業者物価高騰支援事業」を実施し、医療機関及び入所系福祉施設に対しましては10万円を、居住系通所施設に対しましては5万円を支給いたします。

 また、町内私立幼稚園に対しましても、「私立幼稚園物価高騰支援事業」として、活動を支えるため10万円の支援金を支給してまいります。

 併せて、「マイナンバーカード普及促進事業」を実施し、来年1月末からスタートする、全国のコンビニエンスストア等で住民票や印鑑証明書等の各種証明が取得できる「コンビニ交付」を周知すると共に、マイナンバーカードの普及と取得促進に向けて、2月末までにカードを取得した方に、プリペイドカード2千円分を進呈し、コロナ禍における非接触による証明書の交付をはじめとした、利便性の向上とデジタル化の推進につなげて参ります。

 さて、国道18号バイパスの整備促進についてでありますが、

 10月11日に、新型コロナウィルス感染症の状況が一時小康状態となったことから、急遽、私と小宮山議長、並びに千曲市長、千曲市議会議長とともに「新国道上田篠ノ井間 建設促進期成同盟会」として地元国会議員、国土交通省、財務省に対し、上田篠ノ井バイパスの早期完成に向けた建設促進等を要望してきたところであります。

 また、主要地方道、県道坂城インター線につきましては、県が事業主体として国道18号からテクノさかき工業団地までの区間について、平成27年度に事業着手し、令和5年度末の完成を目指し、今年度は町道との取付け部の下層路盤工事や、道路の築造工事が実施されているところであります。

 また、昨年度、予備設計に着手した現在の工事区間の西端から、千曲川を渡り国道18号バイパスに接続する区間につきましては、今年度、地形測量による地形図をベースに、線形や基本計画がまとまりました。これを受けて、先月21日に網掛公民館で、29日には中之条公民館で、地権者の皆様を対象に道路計画の説明会を行い、計画の説明を行ったところであります。

 インター先線につきましては、将来的に国道18号バイパスへ接続することにより、坂城インターチェンジへのアクセスが飛躍的に向上すると共に、交通混雑の緩和や産業等の活性化などに寄与する大変重要な路線であります。

 国道18号バイパスと共に、国や県等、関係機関に対して、事業区間の早期完成と未事業化区間の早期着手について、引き続き要望活動を展開してまいりたいと考えております。

 さて、少子高齢化の進展や生産年齢人口の減少が進む中、国においては、複雑高度化する行政課題への的確な対応などの観点から、意欲ある高齢期の職員の能力を活用しつつ、次の世代にその培った経験などを継承するため、定年年齢の段階的な引上げや、管理監督職勤務上限年齢の導入などの「いわゆる定年延長」の制度が設けられたところであります。

 町職員を含む地方公務員につきましては、国家公務員の制度を基準として、その運用を条例で定めることとされており、令和5年度からの運用開始に向けて、全国の自治体で対応が進められております。

 当町におきましても、今議会に関係条例の議案を上程し、所要の整備を進めてまいりたいと考えております。

 続きまして、補正予算についてでありますが、

 歳入につきましては、今年度の地方創生臨時交付金の交付額がほぼ固まったことから、本補正予算に計上し、先行して実施している「さかきのお店応援券事業」や「スタンプラリー消費回復応援事業」「中小企業等事業継続支援金事業」など、新型コロナや物価高騰支援関連の事業の財源として充当してまいります。

 また、歳出につきましては、同交付金を財源の一部として、電気や灯油など燃料高騰分に対する支援及び工事期間中のびんぐし湯さん館への営業制限に係る運営の支援として、指定管理者である町振興公社への負担金を計上したほか、昨年度の医療費負担金の確定を受けて、後期高齢者医療保険事業に係る療養給付費負担金について、増額計上しております。

 併せて、春先の繁殖期に間に合うよう「飼い主のいない猫 不妊去勢手術費補助金」を新たに計上いたしました。また、雨漏りが生じている町立図書館の屋根塗装、雨どい等の防水工事費についても予算化し、対応を図ってまいりたいと考えております。

 今議会に審議をお願いする案件は、専決報告が1件、工事等の契約関係2件、広域連合・一部事務組合の規約改正が2件、条例の制定・改正が12件、一般会計・特別会計補正予算が3件の計20件でございます。

 よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のあいさつとさせていただきます。

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坂城町長 山村ひろし

坂城町 人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~ 成田真由美さんが記念講演

 12月3日(土)、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会 ~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~」を坂城テクノセンターで開催しました。
 この集会は、一人ひとりが、共に認め合い支え合う人権感覚を養うとともに、福祉への理解を深め明るく住みよい人権・共生のまちづくりの実現を目指して毎年開催されています。

 今年は、会場のロビーに坂城中学校の文化祭で行われた「TREASUREキャンドル」 プロジェクトの様子が展示されました。

 各家庭にある不用品を活用し、生徒それぞれの個性を活かしたキャンドルで、世界平和や子どもの権利、障がい者への理解などSDGsに関する願いが込められいて、町民集会にやってきた方々は足を止め、ひとつひとつの作品を鑑賞していました。

 集会では、はじめに、坂城小学校の日置瑠花さん、仙田祐月さん、石倉由麻さん、坂口太一さんの4名が人権学習の発表を行いました。

 「最初は『人権』って何だろう?言葉で調べてみると難しいことがいっぱい出てくるけど、どれも当たり前のことで自分は普通にできてること」と思ったけれど、障がい者の方のお話を聞いたり、障がい者の方もやっているスポーツを体験したり、実際に目隠しをして学校内や町内を回わってみたりと、体験を通して考えてみると、「普通にできた」ことができないことが分かり、できるようにするためには、周りのみんなの理解や思いやり、協力、そして信頼が必要であることが分かったと写真や映像を交えて発表していました。

 記念講演では、6回パラリンピックに出場し、金メダル15個を含む20のメダルを獲得した成田真由美さんを講師にお迎えして「自分の可能性を求めて」と題して講演いただきました。

 成田さんは、自分の経験から、「障がい者への配慮が進んできてはいるが、まだ理解していない部分もたくさんあり、悲しい思いをすることがある」と指摘し、「障がい者を一律にただ『かわいそう』と思うのではなく、その人個人個人を見て、相手の立場に立って考えてほしい」とお話されました。また、パラリンピアンとして、水泳を始めるきっかけが「仙台で美味しいものが食べられる!」というところからスタートしたけれど、水の中で自由に動ける楽しさに魅了され、そして、良いライバルに出会えたこと、更にはもっとパラリンピックを世に広めたいという強い思いが選手として活動してこられたモチベーションにつながっていると笑いを交えながらお話されていました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 今年も村上会の皆さんから図書のご寄付

 昨日(12月2日)、村上会の皆さん(会長:大橋房夫さん)から、村上小学校の図書振興のため図書のご寄付をいただきました。

 村上会の皆さんからは、毎年毎年、地元の村上小学校の子供たちに図書のご寄付をいただいています。

 今年で32年目になります。

 長い間誠、誠にありがとうございます。

 村上会代表の大橋房夫さんから図書の目録をいただきました。

 大切に使わせていただきます。

▼写真一枚目 左から:大橋房夫村上会会長、山村、写真二枚目左から:柄澤俊彦校長、山村

坂城町長 山村ひろし

坂城町 音訳ボランティアグループ「おとわの会」が県社協表彰

 視覚に障がいのある方や文字の音声化が必要な方のために、文字の情報を音声に変える(文字を読み上げる)「音訳」を行う町内のボランティアグループ「おとわの会」の皆さんが、その長年の活動を讃えられ、11月12日(日)に開かれた第71回長野県社会福祉大会において、長野県社会福祉協議会長から表彰されました。


 おとわの会は、平成19年に発足後、これまで15年にわたり、広報さかきや議会だより、社協だより、公民館報などの音訳のほか、要望に応じて鉄道や町循環バスの時刻表の音訳、また対面での本の朗読などの活動を続けています。


 音訳された広報さかきなどは、CDに録音し希望者に配布されているほか、町ホームページなどにも掲載をしています。音訳CDの配布は町社会福祉協議会で行っていますので、利用を希望される方は、電話(82-2551)でお申込みください。


 また、おとわの会では、音訳ボランティアに参加する会員を随時募集しています。活動に興味のある方は、まずは見学から気軽にご参加ください。

以下、坂城町広報 おとわの会の皆さんの説明が音声で聴けます。

https://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1669263645512/index.html

▼表彰の報告に12月2日(金)役場を訪れた「おとわの会」の皆さん
写真左から、町社協・宮入専門員、おとわの会・中村秀子さん、山村、同会・柳沢ヒロ子会長、金子園子副会長、栗林美千枝さん、町社協・宮下事務局長

 坂城町長 山村ひろし