10月20日(日)から教育交流プログラムで滞在していた、中国上海市嘉定区の実験小学校の子供たちが坂城町でのプログラムを終わり東京へ向かいました。(明日、羽田から帰国します)
役場前でのお別れ会
お世話になった、ホストファミリーの方々と
(今回の教育交流の様子は以下のサイトをクリックして下さい。)
http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1001000000211/index.html
坂城町長 山村ひろし
坂城町 「輝く未来を奏でるまち」 Create the Bright Future !
10月20日(日)から教育交流プログラムで滞在していた、中国上海市嘉定区の実験小学校の子供たちが坂城町でのプログラムを終わり東京へ向かいました。(明日、羽田から帰国します)
役場前でのお別れ会
お世話になった、ホストファミリーの方々と
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坂城町長 山村ひろし
川島小助(明治13年 1881年~昭和28年 1953年)の名はあまり知られていません。
川島小助は上五明に生まれ、建設事業に携わった人物です。
大正3年から建設が始まった県道力石上田線は、大変難航しながらも、昭和8年にいたって開通をします。 特に坂城から上田側に入った半過の急峻な崖を切り開きこの県道の開発に大いに功績のあったのが川島小助です。
この県道(昭和8年完成)が開通するまでは、崖を上ってトンネルを抜けて上半過へ出なければなりませんでした。 今ではとても想像できません。
川島小助が開いた半過の急崖と旧道のトンネル(「ふるさと探訪」より。 現在はこの道路は通行止めとなっています)
上半過のトンネル(現在は利用できません)
このトンネルは、明治42年(1909)、地元民によって完成したそうです。 それまでは、河川敷の道と、古くからの古道である山越えの道だけでしたが、このトンネルによって人々の交流も盛んとなり、農作業においても利用されました。
しかし、不思議なことにこのトンネルを掘り上げるための中心人物あるいは組織がどうなっていたのか資料は現存していません。(明治末期の話なのに不思議ですね)
ここからの千曲川や坂城方面の眺望は大変素晴らしく、大正10年には日本百景に認定されたそうです。
半過坂城寄りに設置されている「県道開通記念碑(昭和8年4月)」
県道開通記念碑にはこの半過の工事が如何に難工事であったかが記述されていますが、残念ながら工事を請け負った川島小助の名はありません。(国道上田坂城バイパス開通記念誌『半過、明日への道、岩鼻の黎明』 2011年3月26日発刊))
現在、国道18号線のバイパス工事の事業化が始まっていますが、上田側へ通ずるための先人の大変な苦労を偲ぶことも大切なことだと思います。
なお、川島小助はこの事業の成功もあって、村上小学校へ奉安殿を上五明の村上神社には大鳥居を寄贈しています。(奉安殿は現存していません)
村上神社の大鳥居(川島小助の名はありませんが、昭和8年4月建立と記されています)
坂城町長 山村ひろし
本日(10月23日)、上平の自在神社参道付近で、松くい虫防除対策のため松の植林が行われました。
全員で松植林(この辺りは伐倒処理された松が横たわっており、正に「松の墓場」のようです。ここに松を植え復活させるのです。)
松くい虫被害対策協議会滝澤会長
植林をする山村
坂城町では平成20年より3年間、薬剤の空中散布を停止していたため松くい虫の被害が増大しておりました。
昨年より松くい虫防除の総合的対策を新たに検討し、空中散布を含む種々の対策を講じ徐々にその効果もあらわれてきました。
しかしながら ”究極の松くい虫防除対策” は 「松の植林」 です。
このたび、上平区の皆さん、並びに坂城町の関係役員の方々、長野県のご協力を得て初めての植林を実施いたしました。
松枯れにより失われた緑地の復旧と土砂流出防止を図るため、約50名の方が参加し、全員でアカマツを75本植林しました。
また、植林後には、今まで松くい虫対策について種々ご指導いただいてきた岐阜県立森林文化アカデミー客員教授の田畑勝洋先生から 「松くい対策について」 の講話もしていただきました。
田畑勝洋先生
田畑先生からは坂城町の松を守るために今後とも積極的にご指導をいただく約束をいただいており誠に頼もしく感じております。
なお、上平区では、12月1日(日)に、上平区民まつりが行われ、その際に2回目の植林を計画しているそうです。
坂城町長 山村ひろし
昨日(10月22日)、念願の坂城駅エレベータ新設工事の安全祈願祭が執り行われました。
足かけ3年間、エレベータの設置について、しなの鉄道、国土交通省、長野県に働きかけを行ってきましたが、ようやく工事着工に至りました。
工事完成は来年5月末予定です。
それまでの間、工事用車両の出入り、工事の騒音など何かとご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
坂城駅のエレベータ設置に併せて、駅周辺のバリアフリー化工事も行います。エレベータは坂城町全体のバリアフリー化の象徴ともなるものです。
駅前商店街の活性化も大いに期待できます。
来年6月に開催予定の「ばら祭り」には大勢の方にご利用いただければと思っております。
坂城町長 山村ひろし