女と男ふれあいさかき2013

昨日(11月30日)、独立行政法人国立女性教育会館理事長の内海房子さんをお招きして、「女(ひと)と男(ひと)ふれあいさかき2013」が開催されました。

内海さんは長くNECで活躍された後に2年前から独立行政法人国立女性教育会館の理事長に就任され颯爽と行動をされています。

私がFUJITSUユニバーシティーを担当していたころ、内海さんがNECラーニングの社長をされておられた関係から長いお付き合いをいただいております。

以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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11月30日(土)女と男ふれあいさかき2013

女と男ふれあいさかき2013

  11月30日(土)、坂城テクノセンターで、「女(ひと)と男(ひと)ふれあいさかき2013」が開催されました。

  このイベントは、坂城町女性団体連絡会と坂城男女共同みんなの会が実行委員となり、男女共同参画社会(※)の実現のための啓発、推進を目的に毎年開催されており、今年は働く女性にスポットをあて、第1部で基調講演、第2部でパネルディスカッションが行われました。

(※)女性と男性が、互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別にとらわれることなく、男女が対等な社会の一員として、個性に応じた様々な生き方や働き方ができ、誰もが生き生きと暮らせる社会。

  第1部では、独立行政法人国立女性教育会館理事長の内海房子さんを講師にお招きし、「女性の働きやすい環境づくりに向けた取組」を演題にご講演をいただきました。
  内海さんはNECに勤められたご経歴があり、就職した1970年代は女性の働く環境が整っていなかったそうですが、1986年の男女雇用機会均等法の施行から徐々に良くなってきたとのことです。しかし、現代の日本で男女共同参画社会がどれほど進んでいるかを世界の国々と比べるとまだまだ劣っていて、特に経済や政治の分野で働く女性の比率が低いそうです。その理由として、家庭での夫の家事・育児の時間が海外に比べ短いことや「夫は外で仕事、妻は家庭を守る」と考える日本人が多いことなどが挙げられるとおっしゃっておられました。内海さんは、男女共同参画社会の実現を目指すために、「家庭や地域への男性参加と政策決定の場への女性進出」「ワークライフバランスの推進」「企業等の中間管理職の理解」「女性たちが自分の力に自信を持って、未知の世界に挑戦すること」が重要だと話され、会場いっぱいに集まった聴講者の皆さんは真剣な眼差しで内海さんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。

▼国立女性教育会館理事長  内海房子さん

女と男ふれあいさかき201301

  第2部のパネルディスカッションでは、内海さんと坂城町で活躍する女性経営者がパネリストとなり、山村町長がコーディネーターを務めました。

パネリスト

  • 内海房子さん  国立女性教育会館 理事長
  • 佐藤洋子さん  力石化工株式会社代表取締役社長
  • 西澤孝枝さん  株式会社西澤電機計器製作所 代表取締役社長
  • 西澤てるさん  味ロッジ株式会社 代表取締役社長

  パネリストの皆さんは、山村町長の進行のもと、内海さんの講演の感想や、自社の女性社員の労働環境、ご自身の経験などを述べられ、皆さんが「女性が働くためには、家族や周囲の人々、社会の協力が必要だ」とおっしゃっておられました。

▼パネルディスカッション

女と男ふれあいさかき201302

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「女(ひと)と男(ひと)ふれあいさかき2013」実行委員の皆さまと

坂城町長 山村ひろし