本日(8月23日 午後)、東京有楽町朝日ホールで(公益財団)理想教育財団の設立30周年の記念式典があり参加しました。
理想教育財団は理想科学工業(株)が主体となって運営している財団ですが、坂城町も種々教育関係でサポートをしていただいています。
記念講演では清水寺執事補の森清顕さん(毎年「今年の字」を書かれる、清水寺貫主、森清範のご子息)のお話をお聞きしました。 昭和51年生まれのまだお若い方ですが、素晴らしいお話を伺いました。
講演のテーマは「清水のこころ」
お話の中で、清水寺の歴史、「観音」についての話など大変分かり易く興味深く聞き入りました。
例えば、相手の立場になって考えるという話の中で、お寺で遊んでいた子供の一人がちょっとした深い穴に入ってしまった時に、子供が「友達が、高い穴に入ったので助けてほしい!」と言ってきました。 すぐ子供を救い出したのですが、「高い穴」とは何だろうという議論になったそうです。
大人からすれば「深い穴」だろうけれど、その友達にすれば、友達の立場になれば「高い穴」になる。 相手の立場になるということがいかに大切かという話でした。
森清顕さんは清水寺の執事補として活躍されておられますが、文学博士でもあります。
講演中の森清顕さん
森清顕さんと
坂城町長 山村ひろし