本田財団石田理事長の講演会

 昨日(8月28日)、平成26年度第2回経営フォーラムとして、本田財団石田理事長の講演会が開催されました。

 かつて、科学技術庁の原子力局長、科学技術事務次官、チェコ大使、スロバキア大使などを歴任された後、金沢学院大学学長、日本科学未来館総館長、原子力安全技術センター長、本田財団理事長などをつとめられておられます。

 科学技術の最高峰の立場におられる中、ライフワークである伝統芸能の振興にも積極的にかかわっておられ、日本伝統芸能振興協会会長もされておられます。

 ご出身の石川県小松市は歌舞伎18番「勧進帳」 安宅の関で有名なところ、講演の中でも、「勧進帳」の一節を披露される場面もありました。

                      

 昨日の講演会ではまさに、石田さんのエネルギーあふれる幅広い話題の中で、21世紀に求められる人材育成について大いに語っていただきました。

                        

開講にあたって挨拶する山村

               

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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経営フォーラム  本田財団 石田理事長講演会

石田さ寛人さん

▲石田寛人さん

  8月28日(木)、坂城テクノセンターで、平成26年度第2回坂城経営フォーラムが開催され、公益財団法人本田財団理事長の石田寛人さんを講師にお迎えし、「21世紀の人材を育てる」と題してご講演をいただきました。

 

  石田さんによると、21世紀は働く環境が大きく変化しており、その中で若い人々が生き抜くためには、強固な意志や頑健な身体、社会が求める能力を身に付ける、変化を恐れず、変化を主導する気概などが必要とのことです。

 

  また、本田技研工業を創業した故・本田宗一郎氏の思想・仕事・語録・生き方などを例に挙げ、「資源がなくてもものづくりの技術で発展を遂げた日本には、まだ技術の潜在力がある」と、会場に集まった町内企業の社長の皆さんなどにエールをおくられました。

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 坂城町長 山村ひろし