昨日(11月1日)、「さかきふれあい大学」の講演として、国際コミュニオン学会名誉会長の鈴木秀子先生のお話を伺いました。
前回の「さかきふれあい大学」の講師は作家の浅田次郎先生でしたが、(http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=36512&catid=1311)
今回も続いてこのような素晴らしいお話を伺う機会に恵まれたのは幸いです。
以下、坂城町ニュースからご覧下さい。
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さかきふれあい大学 鈴木秀子先生
▲写真上:鈴木秀子先生
11月1日(土)、文化センターで、さかきふれあい大学教養講座が開かれ、聖心女子大学教授で、国際コミュニオン学会名誉会長の鈴木秀子先生に、「幸せに生きるための秘訣」を演題にご講演をいただきました。
鈴木先生は、まず、東日本大震災や阪神淡路大震災などの被災地を支援するために訪れた際、現地の人から聞いた話や、ご自身が体験したエピソードをいくつか話され、これらの話には共通して人間の本質的な部分が現れているとおっしゃいました。それは、「生きるか死ぬか、本当に危険な状況にある人間は、必ず周りの人を助けようとし、やさしさに溢れている」とのことです。そして、「人間は、ゆとりがあると欲が出てしまうが、自分の命が危険になると周りの人間を幸せにしようとする、それが自分の命を救うことにもなる」と話されました。
また、幸せに生きるためには、「今目の前にあることが当たり前と思っている『家庭、食事、健康、仕事など』について、朝目覚めた時や夜寝る前に、それがあることに喜び感謝すること。自分を犠牲にせず、自分の気持ちの中で楽しい思いを作り上げていくこと。自分の思い込みを手放すこと」が大切だとおっしゃられました。
会場には町内外から約180名の聴講者が訪れ、鈴木先生のお話に真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
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坂城町長 山村ひろし