赤松の植樹

 本日(12月7日)、上平区で第12回区民祭りが開催されましたが、このお祭りの一環として、自在山で子供たちが参加する赤松の植樹祭が行われました。

 雪のちらつく寒い中でしたが、元気いっぱいの子供たち10名ほどで、保護者の皆さんと一緒に植樹を行いました。(保護者も入れ、総勢30名で赤松の苗30株を植えました)

            

植樹のやり方について説明を受ける

              

早速、植樹を行う

             

昨年、10月に植えた赤松もこんなに立派に育っています。(130センチほどに)

           

記名札の横の松も1メートル以上に育っています。

             

嬉しいことに、自然に生えた「実生(みしょう)の松」もあちこちに見受けられました。

              

 昨年から始めた赤松の植樹は今回で4回目となりました。

 自在山地元の上平区の皆さんのボランティア事業ですが、あと10年、20年先には隆々とした赤松が復活していることと思います。

                     

 坂城町では松くい虫防除のための総合的な対策を進めています。  

 松くいに侵された松の系統的な伐倒処理、樹幹注入(松への薬剤の注入)などに加え、今年も6月17日(火)に健康被害に最大の注意を払い有人ヘリによる空中散布を行いました。(苅屋原地区、上平地区)

 また、さらに、苅屋原地区のご要望により有人ヘリで処置できない地域につきまして、初めて無人ヘリによる空中散布を行いました。(6月17日と7月15日)  

                                           

 「前人木を植え、後人涼を楽しむ」という言葉があります。

 後世の人たちに立派な松林を残すのは私たちの義務だと思います。

                 

 坂城町長 山村ひろし