小松美羽さん、片山和人さんとの講演

 昨日(6月10日)、八十二銀行後援組織の八栄会(会長:栗林邦夫さん)主催の講演会がありました。

 テーマは「坂城人 こだわりの伝承」で、メインスピーカーは画家の小松美羽さんと1級建具技能士の片山和人さんで私はコーディネーター役で出場しました。

 「坂城人」とは何かという難しいテーマでしたが、私は日精樹脂工業(株)を創立され、独特の強い経営感覚をお持ちだった青木固さんの考え方、モットーを紹介して二人の感想などを聞きました。

                  

 画家と建具職人というジャンルの違う二人ですが、お話を聞いていると 「坂城人」 としての気概、こだわり、ユニーク性をしっかりと持った素晴らしい方々でした。

 このような若者がこれからもしっかりと活躍できるためのサポートをしていかなければならないと改めて思いました。

              

講演会の前の総会風景。後ろに見えるのは小松美羽さんのデビュー作品の銅版画 「四十九日」とその原版。

前列左は八十二銀行山科支店長。(6月の異動で茅野支店長にご栄転されることになりました。)

 

講演会の前段の話をする山村

 

パネルディスカッションの様子

左から:小松美羽さん、片山和人さん

 

今年5月にイギリスで開催された「チェルシーフラワーショー」に出品した小松さんの作品 「守り神の狛犬」、 ガーデンデザイナーの石原和幸氏とともに見事、金賞を受賞

昨年の全国建具展示会で長野県議会議長賞を受賞した片山さんの 「間仕切戸」 (組子細工) (片山さんは技能五輪全国大会金賞受賞者でもあります。)

             

 また、片山さんは坂城町の企業が技能五輪へもっと積極的に参加すべしとも話されていました。

                         

                 

 坂城町長 山村ひろし