「坂城の100人」 第47回目は大川悦生さん

 「坂城の100人」今回は久しぶりに現代版で、大川悦生さんについて。

 現在、鈴木京香さん主演の映画 「おかあさんの木」 が上映されていますが、この物語の作者、大川悦生さん(1930年~1998年)は数多くの童話を書いた日本を代表する児童文学作家ですが、坂城町(旧村上村)出身であることはあまり知られておりません。

(大川悦生さんについては以下のウィキペディアをご覧ください。)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B7%9D%E6%82%A6%E7%94%9F

              

 大川悦生さんが亡くなられた年に、元坂城町教育長 大橋幸文さんが 「ふるさと深訪」 に大川悦生さんについて詳しく書かれています。 以下、その全文を引用させていただきますのでご覧ください。

 また、現在、上映中の映画については以下のサイトをご覧ください。

http://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=011937

            

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(大川悦生さんについて 「ふるさと深訪」 大橋幸文さん記述。平成10年。)

              

 今年、三月二十七日、大川悦生が六十七歳の若さで亡くなられたことが伝えられた。 『信濃毎日新聞』 をはじめ、ほとんどの新聞は、すい臓がんに倒れた大川悦生を悼み、その出身を長野県坂城町と報じた。 悦生の父は、上水内郡三水村の出身であるが、母は旧村上村網掛の小林家 (現当主は悦生と従兄の小林教雄さん) の出である。 悦生は村上村で出生、東京で育ったが、第二次大戦中、最も多感な時代を網掛に疎開し上田中学に学んだ。 中学三年の八月、江田島の海軍兵学校へ入学し特攻隊員となるため、広島へ赴く直前に敗戦、このことが、戦争と平和の問題を基調とした悦生の児童文学の特色をなしている。

                 

 いっぽう、民衆の立場に立脚した、民話・伝承に価値を見出して、沖縄から北海道にいたる民話の編集、研究書の執筆など意欲的な活動を展開した。 まさにふるさとの生んだ文学者であり、坂城町の誇りであった。

 大川悦生は、上田中学から早稲田大学文学部に学んでいる。 亡くなられて一か月後の四月二十七日、日本児童文学者協会の岩崎京子さんを実行委員長に、悦生とゆかりのある人々によって 「故大川悦生さん、お別れの会」 が開かれた。

                 

 

 各新聞は、このお別れの会についても伝えた(以下は一部要旨のみ)。 『読売新聞』は、がんの大手術を終えたあと 「これだけは伝えたい、伝えずには死ねない、という情熱を持ち続けること。それが生きた教育だ」 とある教育誌に悦生が書いた一節を紹介している。 また最後の一冊となった 『新訂子どもに聞かせる日本の民話』 の前書きに 「庶民が口づたえに伝えてきた物語りのなかにこそ、確かなものがある」 と記した一文を合わせて紹介した。

 『朝日新聞』 は、すい臓がんにむしばまれた体は、弱りきっていた。 歩くこともままならない。 それでも子どもたちに語るために、小学校や幼稚園に出かけた。 若いころから民話に興味を持った。 土地の民話を聞きに、全国を回った。

 自分の十五歳の時の敗戦の体験とも重なった。 戦争のありのままを、子どもに伝えたいとの思いを、生涯貫いた。 広島、長崎、沖縄に何度も出かけ、戦争と原爆を書いた。 弱くても必死に生きる人を愛した。 百七三冊の本を世に送ったが最近の風潮を憂えた。 野に在って、財と呼べるものは何も集めなかった。 多くの人に 「心の糧」 を与え続けた一生だった。 と書いている。

 大川悦生の代表作の一つ、 「お母さんの木」 は、各社の国語教科書に二十年近く取り上げられた。 県内で最も多く採用されている光村図書の五年生の教科書にも掲載され、多くの子どもたちが親しんだ。 中学三年の教科書には、日本を考えるというテーマの一つとして、 「大歳の夜来たもの―笠地蔵をめぐって―」 があった。

 いま使用している教科書には載っていないが、エコール(図書館ネットワーク)で検索すると、大川悦生の著作は、二一七冊(内坂城町立図書館に四七冊)あり、 「現代に生きる民話」 『へっこきじっさま一代記』 「広島・長崎からの伝言』 などいつでも読むことができる。

 雑誌 『信濃教育』 の今年の一月号から 「信州の教師に伝えたいこと」 の大川悦生の連載が始まったが、三月号での中断は惜しみてあまりある。 訴えは歴史を忘れ、生きる意味さえ見失いつつある私たちへの警鐘であった。

 戦後五十三年、日本は平和であったが、世界には戦乱が断えることなく続いている。

 この現実をしっかりみつめ、教師も子どもも親も、大川悦生の作品を読み続けなければならない。 (大橋幸文)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 坂城町長 山村ひろし

道路アダプトサイン設置

 本日(6月21日)、朝7時から、一般県道160号 上室賀坂城(停)線 (川島モータース様から渡辺製作所様 前交差点まで約150m) でアダプトサイン埋込式を行いました。

 アダプト(adopt)とは「養子縁組みをする」という意味ですが、地域の皆様や団体が主体となって、ボランティアにより県管理道路の一定区間の美化活動を行う制度です。

 これによって益々美しい町づくりが進むことを期待致します。

 今回のアダプト協定締結は、坂城町としては初めての取り組みとなります。

  また、千曲建設事務所管内のアダプト団体は8団体となります。

           

 今回の協定では、長野県千曲建設事務所が上五明区に里親を依頼し、坂城町は立会人というか、保証人のような役割をいたします。

 これにより、県はアダプトサインの設置を行い、里親(上五明区)へ清掃用具・材料の貸与又は支給をし、坂城町は双方の連絡調整を行ったり、里親が収集したごみの処理の協力をします。

 今回はマリーゴールドの花を植えました。 これからいろいろな種類の花を植樹されるそうです。 近くをお通りの際にご覧下さい。

          

挨拶する山村

         

左から:山村、竹内次雄さん(上五明区長)、丸山義廣さん(千曲建設事務所長)

          

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                 

 坂城町長 山村ひろし 

窪田姉弟の来訪

 昨日(6月19日)、坂城町議会終了後、坂城町こども能楽教室で小さい時から能の勉強をしておられる窪田葵さんと窪田宙彦さんの姉弟が来られました。 いろいろとお話を伺いました。

 特に、お姉さんの葵さんは今年の春休みを使って、青少年海外交流事業·チャレンジホームステイに参加し10日間米国のシアトルに滞在されたとのことです。

 ホームステイ先で、日本文化の紹介として、日頃、松木先生について勉強してきた、能の仕舞を披露したり、抹茶でお茶の作法を紹介されたとのことでした。(なお、仕舞では「羽衣」を紹介したそうです。)

              

左から:窪田葵さん、山村、窪田宙彦さん

                  

 海外でホームステイをし、堂々と日本文化を紹介していただける子供たちが坂城で育っています。 素晴らしいですね。

                   

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

             

 坂城町長 山村ひろし

「さかき千曲川バラ公園」を上空から

 先週閉幕した、第10回ばら祭り開催中に(株)日広様とクリエイトスタジオCURISUTA様が坂城町の許可を得て、ドローンを使い上空から素晴らしい映像(動画)を撮って下さいました。

 以下、坂城町のニュースからご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さかき千曲川バラ公園を上空からご覧ください

日広ドローン

▲写真提供:(株)日広

  6月14日(日)まで、さかき千曲川バラ公園で開催されていた第10回ばら祭り中に、(株)日広様とクリエイトスタジオ CURISUTA様が、町の許可を得て、バラ公園の様子をドローン(無人航空機)を使用して上空から撮影しました。

  (株)日広様は画像を、クリエイトスタジオ CURISUTA様は映像を撮影しましたので、ご覧ください。

▼映像提供:クリエイトスタジオ CURISUTA

  • プロモーションNo.1
  • プロモーションNo.2
  • これらの映像について、著作権はクリエイトスタジオ CURISUTAに帰属していますので、映像データの複製譲渡、再配布、販売等著作権を侵害する行為は禁止します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              

 坂城町長 山村ひろし

第2回坂城町議会定例会閉会

 本日(6月19日)、平成27年第2回議会定例会が閉会いたしました。

 以下、閉会のあいさつを掲載させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

平成27年第2回議会定例会閉会あいさつ>

 >

平成27年 第2回 坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言あいさつを申し上げます。>

 6月8日に開会されました本定例会は、統一地方選挙で当選されました議員の皆様方との、始めての定例会ということで、緊張感が漂う中、本日までの12日間にわたりご審議をいただきました。>

提案いたしました人事案件、条例の一部改正、一般会計補正予算、介護保険特別会計補正予算、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。>

 >

さて、本年度は、平成23年度から10ヵ年にわたる町の基本構想を定めた、第5次長期総合計画の折り返しの年度であり、平成28年度からの後期5ヵ年計画を策定する年度であります。>

一般質問におきましても、複数の議員さんからご質問をいただきましたが、現在「まち、ひと、しごと創生に係る総合戦略」の策定も急ピッチで進めており、町の今後の方針を定める重要な年度となります。>

町の現状を分析し、町の特性や課題を把握する中で、将来を見据え、これからの5年で取り組む施策をまとめてまいります。>

町の独自性を生かしながら、「まちづくりの指針」を、そして、「地域経済のさらなる発展」に結び付けられよう計画の策定を行ってまいります。>

 >

「さかき千曲川バラ公園」では、4月、5月の高温の影響で開花が早く、祭り開始前から観光バスが入るなど、賑わっておりました。>

このような中、満開のバラに囲まれて迎えた「第10回バラ祭り」は、初日から臨時駐車場を使うなど、大勢のお客様にお越しいただき、6月14日に無事終了いたしました。>

今年は、マスコミ各社への取材依頼を強化した結果、テレビ、ラジオなどの放送回数も増え、期間中は、「土、日」を中心に駐車場が満車となり、昨年から設置している臨時駐車場を5日間使用したり、平日も近隣の福祉施設からお越しいただき、身障者用駐車場が連日満杯になるなど、多くのお客様で賑わいました。>

昨年度末に整備した通路につきましては、車いすでも通行しやすく好評をいただきましたし、白いベンチを置いて新設しました撮影スポットでは、バラとアルプスを背景に写真を撮る若い方も大勢いらっしゃいました。>

また、バスにつきましも昨年の38台から65台に増え、北陸や関東など、県外から多くの皆様にお越しいただいております。>

期間中の来園者数は、前年度を大幅に上回る約42000人となり、過去最高だった24年度に並びました。>

「ばら祭り」終了後も観光バスが毎日入っている状況で、引き続き、大勢の皆様にご来園をいただいており、祭り前後を含めますと5万人に近い皆様においでいただいたものと考えられます。>

また、「バラ祭り」期間中「鉄の展示館」の入館者数は、前年に比べ254名増え、その内4分の1の方が「バラ祭り」で配布した割引券をお持ちいただきました。>

地場産直売所「あいさい」への来場者も143名増えており、「湯さん館」へ「バラ祭り」の割引券を持って来館した方は、564名となり、「バラ祭り」の盛り上がりが町内の商業、観光の振興にも繋がっていると考えられます。>

「バラ祭り」の成功にご尽力いただいた「薔薇人の会」をはじめ、出店者の皆さん、交通指導員さんなど実行委員の皆様には、重ねて感謝申し上げます。>

 >

町内企業の受注機会、販路開拓の支援事業として、町内の商工4団体等で組織する坂城町出品者協会が主体となり、6月24日(水)から26日(金)まで、東京ビックサイトで行われる「第19回 機械要素技術展」に出展いたします。>

この展示会は、日本最大級の機械要素、加工技術を集めた展示会で、国内外の約2,200社が出展し、約82,000人の来場が見込まれております。>

今回、坂城町からは、新規出展1社を含む8社が出展いたします。>

この展示会を契機として、町内企業の専門技術力をPRするとともに、新規取引先や受注が獲得できることを期待いたします。>

 >

6月27日(土)、文化センターにおいて「さかきふれあい大学教養講座」を開催いたします。>

 今回は、元NHKアナウンサーで、現在作家として活躍され、日本ペンクラブ副会長もお努めになっている、下重暁子さんをお迎えし、「くちずさみたくなる名詩」と題した講演会を開催いたします。>

 当日は、下重さんの著書「くちずさみたくなる名詩」の中から、ピアノ伴奏に合わせ朗読していただくとともに、老後や家族などについて講演をしていただきます。>

 >

また、同日の午前中から、地域交流や日頃の文化活動等の発表を行う「隣保館交流フェスティバル」を開催いたします。>

第1部につきましては、隣保館で作品展示とグループ発表を行い、第2部の「ふれあいコンサート」については、多くの皆さんに鑑賞いただけるよう、中心市街地コミュニティセンターで開催いたします。>

 出演は、ハープ奏者の徳永泰子さん、フルートの池田美紀さんとチェロの山岸宜公さんの3人のアンサンブルで、「さかきふれあい大学教養講座」及び「ふれあいコンサート」ともに入場は無料ですので、大勢の町民の皆さんのご参加をいただきたいと思います。>

 >

6月28日(日)、町ポンプ操法大会が開催されます。地域を守る消防団員が有事の際の機敏な対応や消防技術の向上を目指し、日頃の訓練の成果を発表いたします。多くの町民の皆さんの応援をお願いいたします。>

 なお、この大会の優勝分団とラッパ分団は、7月12日(日)に千曲市大西緑地公園で開催される、埴科ポンプ操法大会及びラッパ吹奏大会に出場いたします。>

 >

7月1日(水)から5日(日)、午前9時から午後5時まで、坂城町文化センターにおいて、「坂城町プレミアム付商品券」の販売をいたします。1万円で1万2千円分の商品券を購入できる、2割のプレミアムが付いた一般向け7,650セットと、子育て世帯向けには、5千円で7千円の商品券を購入できる、4割のプレミアムがついた2,600セットを販売いたします。>

プレミアムを含めますと、総額1億1千万円分の商品券が直接町内の消費喚起に繋がります。また、これにとどまらない地域経済への波及効果も大いに期待するものであります。大勢の町民の皆さんに活用していただきたいと思います。>

 >

坂城の夏を彩る町民まつり「第38回さかきどんどん」が、8月1日(土)開催されます。来週22日(月)の実行委員会で内容が決定いたしますが、今年もメインステージでは、各種団体の発表を行うとともに、小さなお子さんが楽しめる様々なイベントを計画しております。>

夜の部の踊り流しの参加も含め、大勢の町民の皆さんのご参加をお願いいたします。>

 >

 さて、私の今後4年間の町政運営の考え方、方向性につきましては、所信表明や一般質問の答弁でお示しができたかと思います。>

 今後、私が2期目の公約として掲げた「輝く 元気な まちづくり」の実現に向け、「活力あふれた元気な町」「人の輝く町」「笑顔の町」「誇れる町」の4つの柱を町政運営の基軸とし、新たな決意と情熱をもって「チャレンジ」してまいりますので、議員各位におかれましても、ご協力いただきますようお願い申し上げます。>

 >

これから暑さが増してまいります。議員各位におかれましても、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

・・・・・・・・・・

坂城町長 山村ひろし

村上小学校でも能楽教室

 本日(6月17日)、先日の坂城小学校、南条小学校に続き、村上小学校でも能楽教室が開催されました。

 松木先生の他、坂城松謳会の先生方のご指導を受けました。

 以下、坂城町ニュースより

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

村上小学校で能楽教室

能楽教室 村小

  6月17日(水)、先週の南条小学校と坂城小学校に続いて、村上小学校でも松木千俊先生と坂城松謳会による能楽教室が開かれました。

  児童たちは能で使う面(おもて)を見て、般若などの面をとても珍しがり、代わる代わる面をかけたり、「猩々(しょおじょお)」という曲目の謡(うたい)を練習したほか、松木先生による仕舞「鞍馬天狗」を見学。日本の古典芸術である能楽に触れるとてもよい機会となりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               

 坂城町長 山村ひろし

長野県経営者協会更埴支部総会と立川談慶さん

 昨日(6月16日)、長野県の経済団体である、長野県経営者協会更埴支部(支部長:依田穂積さん)の総会と講演会が開催されました。

                

 講演者は立川談慶師匠です。

 講演のテーマは 「無茶ぶり肯定論 ――大事なことはすべて立川談志師匠に教わった――」 です。

                         

 談慶師匠は真打昇進後10年、人気、実力ともますます上昇中です。

 談慶師匠の経歴は以下の通りですが、地元出身の落語家の活躍に拍手を送りたいと思います。

                         

(談慶師匠の経歴)

1965年11月旧丸子町生まれ。

1988年 慶応義塾大学経済学部卒業後、(株)ワコール入社。

1991年 立川談志に18番目の弟子として入門。前座名「立川ワコール」。

2000年 二つ目に昇進。立川談志の命名により「立川談慶」に改名。

2005年 真打昇進。

             

 「無茶ぶり(とんでもないことを指示する)」は命ずる方と命じられる方の信頼関係がないと成立せず、これにより一見破天荒なことでも新たな発見、あらたな行動が実現するとのことです。

 経営者協会の各経営者の皆さんにも大いに感ずるところがあったようです。

            

 講演の後は、本格古典落語で左甚五郎ゆかりの 「ねずみ」 の一席を堪能しました。

                    

              

 講演会後の交流会で。

左から:長野県経営者協会藤澤令子さん(旧姓青沼令子さん、元バスケットのオリンピック選手)、依田穂積さん(日精樹脂工業(株)社長)、市川和成さん(長野電子工業(株)社長)、立川談慶師匠、山村

              

 坂城町長 山村ひろし

ばら祭り最終日

 本日(6月14日)は、坂城町の「第10回ばら祭り」最終日ですが、午前中から大勢のお客様にお出でいただきました。

 今年は開会式(5月30日)から素晴らしい開花状況でスタートしましたが、ばら祭り実行委員会の皆様方の大変なご尽力で、会期中来場されるお客様に大変喜ばれ最終日を迎えました。

 昨年の入場者数は36,000人でしたが、今年は4万人を上回るお客様にご来場頂いたようです。

        

 

「ばら祭り」会場、受付の皆さんと、右:「ねずこん」も頑張りました。

            

 

まだまだ立派に咲き誇っています。今月中はまだまだ見所いっぱいだと思います。

             

 また、午前中にはサックスのコンサートも行われました。

 以下、坂城町ニュースより

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サックスコンサート

▲MiST Saxophone Ensembleの皆さん

  6月14日(日)、第10回ばら祭り最終日。さかき千曲川バラ公園では、MiST Saxophone Ensembleの皆さんによるミニコンサートが開催されました。

  披露していただいたのは、アニメソングなどのおなじみの曲です。6名によるサックスアンサンブルが公園に響き渡ると、公園を訪れた皆さんが足を止め、その美しい音色に耳を傾け、バラとサックスのコラボレーションを楽しんでいらっしゃいました。

  本日で、ばら祭りは終了となりました。今年は、バラの開花が早く、初日から見頃のバラを楽しんでいただけたことと思います。ご来園いただいた皆様、誠にありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               

 坂城町長 山村ひろし

松木千俊先生ご指導による能楽教室

 先日(6月12日)、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会による能楽教室が南条小学校と坂木小学校で開催されました。 (村上小学校は17日に予定。)

 長年にわたり、毎年毎年、熱心にご指導いただいておられる松木先生には心より感謝申し上げます。

 以下、坂城町ニュースをご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

南条小と坂城小で能楽教室

坂城小能楽教室

▲坂城小学校

  6月12日(金)、南条小学校と坂城小学校で、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会による能楽教室が開かれました。

  この教室は、室町時代から続く日本の古典芸術である能楽を子どもたちに知ってもらいたいという思いで開かれており、児童たちは、普段なかなか触れることのない本格的な能の世界がとても新鮮だったようです。実際に能の面(おもて)をつけてみると、視界がかなり狭まり動きづらいということがわかり、「猩々(しょおじょお)」という曲目の謡(うたい)を習い、発声の仕方や音程を学ぶと、児童たちは一生懸命に声を出していました。また、南条小学校では、坂城松謳会の子ども能楽教室に通う宇野優浩さんが普段の練習の成果を発表しました。

  授業の最後には、松木先生が仕舞「鞍馬天狗」を披露してくださり、その迫力に児童たちも驚いていました。

▼南条小学校

南条小能楽教室

▲南条小学校  宇野優浩さん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 能楽教室の後、今後の能楽教室、2年後に予定されている 「第3回薪能」 などについて種々ご相談をいたしました。 (番外編)

左から:松尾名誉師範、松木先生、山村

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            

 坂城町長 山村ひろし

小松美羽さん、片山和人さんとの講演

 昨日(6月10日)、八十二銀行後援組織の八栄会(会長:栗林邦夫さん)主催の講演会がありました。

 テーマは「坂城人 こだわりの伝承」で、メインスピーカーは画家の小松美羽さんと1級建具技能士の片山和人さんで私はコーディネーター役で出場しました。

 「坂城人」とは何かという難しいテーマでしたが、私は日精樹脂工業(株)を創立され、独特の強い経営感覚をお持ちだった青木固さんの考え方、モットーを紹介して二人の感想などを聞きました。

                  

 画家と建具職人というジャンルの違う二人ですが、お話を聞いていると 「坂城人」 としての気概、こだわり、ユニーク性をしっかりと持った素晴らしい方々でした。

 このような若者がこれからもしっかりと活躍できるためのサポートをしていかなければならないと改めて思いました。

              

講演会の前の総会風景。後ろに見えるのは小松美羽さんのデビュー作品の銅版画 「四十九日」とその原版。

前列左は八十二銀行山科支店長。(6月の異動で茅野支店長にご栄転されることになりました。)

 

講演会の前段の話をする山村

 

パネルディスカッションの様子

左から:小松美羽さん、片山和人さん

 

今年5月にイギリスで開催された「チェルシーフラワーショー」に出品した小松さんの作品 「守り神の狛犬」、 ガーデンデザイナーの石原和幸氏とともに見事、金賞を受賞

昨年の全国建具展示会で長野県議会議長賞を受賞した片山さんの 「間仕切戸」 (組子細工) (片山さんは技能五輪全国大会金賞受賞者でもあります。)

             

 また、片山さんは坂城町の企業が技能五輪へもっと積極的に参加すべしとも話されていました。

                         

                 

 坂城町長 山村ひろし