久々にキャノングローバル戦略研究所研究主幹瀬口清之さんの米国レポートがまいりました。
相変わらず、中国、米国を飛び回っておられるようです。
以下、メッセージをご覧ください。
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各位
今回は6月前半に米国のワシントンDC、ボストン、ニューヨーク、サンディエゴ、そしてサンフランシスコを訪問しました。
ワシントンDCではブルッキングス研究所で中国経済と日中経済関係について講演する機会を頂きました。
米国でも日本と同様、中国経済悲観論は広く共有されていますので、私が常日頃お伝えしているような、中国経済は当面安定を保持する見通しであるといったことを話すとたくさんの質問が降ってきます。
このようなワシントンDCのシンクタンクや各地の大学での講演は、この2年間、米国出張のたびごとに1回か2回ずつお引受けしています。
今回の出張中、ある国際政治学者が、米国政府の中国経済通の人物に私から聞いた中国経済の見方を伝えたところ、その人も同じ考えだと言っていたと話してくれました。また、別の方々は、シンクタンクの中国経済研究者の中にも私と近い見方をする人が何人かいると教えてくれました。
昨夏には外交問題評議会のForeign Affairsに掲載されたエッセイの中で私の日中経済関係に対する見方が紹介されました。
そういう話をしてくださる方々からは、自分たちは瀬口の見方が正しいと思っているので、いろんな人にこれを伝えていると温かい言葉を頂きます。
少しずつではありますが、米国内にも私の見方に賛同してくださる方々が増えてきていることを知って、とても嬉しく思った次第です。
米国出張で私が面談させて頂く相手は殆どが国際政治の専門家です。私からは中国経済および日中経済関係についてご説明し、先方からは外交・安全保障面の日米中関係について伺います。通常、私の出張報告は米中関係、日米関係の話が中心ですが、今回は出張の直前にオバマ大統領の外交スピーチが行われたことから、米国の外交政策自体の問題が主要テーマになりました。
ご一読頂き、ご意見、アドバイス等ございましたら宜しくお願い致します。
キヤノングローバル戦略研究所
瀬口清之拝
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(詳細レポートは以下のサイトで)
http://www.canon-igs.org/column/140630_seguchi.pdf
坂城町長 山村ひろし