運動会シーズン

今日(9月15日)は、坂城町の小学校の運動会です。 坂城小学校、南条小学校、村上小学校いずれも本日開催されました。

本日は午後少し雨が降りましたが、全般的に好天に恵まれました。

私は村上小学校の運動会に参加しました。

村上小学校は明治6年六郷学校として設立され、今年で138年目を迎えます。

運動会としては93回目を迎えています。

ご挨拶する山村

騎馬帽子とり!

村小運動会01

力を合わせて(綱引き)

先日、全国小学生陸上競技交流大会で優勝した田村純菜さんも5年生短距離走で出場 (楽々1位)

来週の土曜日には坂城町の保育園、幼稚園で運動会が開催されます。

子どもの伸び伸びとした元気な活動を見ると、物凄いエネルギーをいただく感じがしますね。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第67章)

この章では老子の「三寳」(さんぽう 三つの宝)について述べています。

一般的には仏教での三宝(佛・法・僧)のことを言いますが、老子は「慈、儉、先とならず」の三つを言っています。

 天下皆謂我道大似不肖。 夫唯大故似不肖。 若肖、久矣其細。 夫我有三寳。  持而寳之。 一曰慈、二曰儉、三曰不敢爲天下先。 慈故能勇。 儉故能廣。 不敢爲天下先、故能成器長。 今舍慈且勇、舍儉且廣、舍後且先、死矣。 夫慈以戰則勝、以守則固。 天將救之、以慈衛之。

                           

 天下皆我が道を大にして不肖(ふしょう)に似たりと謂(い)ふ。 夫れ唯(ただ)大なるが故に不肖(ふしょう)に似たり。 若(も)し肖(に)なば、久しいかな其の細(さい)たること。 夫れ我れに三寳(さんぼう)有り。 持(じ)して之を寳とす。 一に曰(いわ)く慈(じ)、二に曰く儉(けん)、三に曰く敢えて天下の先(せん)と爲(な)らず。 慈なるが故に能(よ)く勇(ゆう)なり。 儉なる故に能(よ)く廣(くわう)なり。 敢えて天下の先と爲らず、故に能く器長(きちゃう)を成す。 今慈を舎(す)てて且(まさ)に勇ならんとし、儉を舎てて且に廣くあらんとし、後(おく)るるを舎てて且に先んぜんとすれば、死せん。 夫れ慈以(も)って戰えば則(すなわ)ち勝ち、以って守れば則ち固し。 天將(まさ)に之を救はんとす。 慈を以って之れを衛(まも)らん。

                            

 

天下の人々は皆、私(道のありかた)をでかいだけでろくでなしのようだと言います。 しかし大きく普通とは違っているからこそ大きな存在となれるのです。 もしこじんまりと普通の人物ならばいかにも小さな存在でしかありません。 私にはいつも大切にしている道としての三つの宝があります。 一つは慈、母性愛です。 二つ目は倹つまりつつましく控えめにすること、三つ目は天下の先頭に立とうとしないことです。 慈、つまり母の愛こそいざとなれば大変な勇気を発揮することがあります。 倹、つまりいつも控えめに倹約を心がけていれば広く分け与えることも出来ます。 また、あえて人民の先頭に立とうとしなければ、むしろ皆から推されて結局、指導者に推戴されることになるのです。 それを逆に、慈をすてて武勇で突き進もうとしたり、つつましやかにすることなく無理にあちこち手を出したり、後ろに控えるのを忘れ無理に先頭に立とうとするならば無理がたたり死にいたることになってしまいます。 慈愛の心をもって戦えば勝ち、これで守れば堅固な守りが出来ます。 天はまさにこのような人物を救うのです。 天は慈愛のこころをもって守ってくれるのです。
                                          
                         
                      
「不肖の息子」などと言いますね。 親と似ないどうしようもない息子の事を言いますが、ここでは、むしろ「不肖」の方が良い。 「不肖」くらいでないと人並みのちっぽけな人間になってしまうと言うのです。
なかなか厳しいですね。
                          
                        
坂城町長 山村ひろし 

「若さ」 (サミュエル・ウルマン)

先週、今週の週末は各地の敬老会にお邪魔しています。

昨年の敬老会では小川マキさんの「きずな」という歌を皆さんと一緒に歌っていましたが、今年はサミュエル・ウルマンの「若さ」という詩をご紹介しています。

この「若さ」はサミュエル・ウルマンが80歳の時に作詞し、その後、マッカーサーが好んだということで日本でも有名になりました。

原題では"Youth"というタイトルですが岡田義夫さんの訳で「青春」として有名になりました。

但し、この岡田義夫さんの訳した詩は後でリーダース・ダイジェストに掲載されたもので原詩とは一部異なっています。

今回ご紹介するものは、サミュエル・ウルマンの原詩を翻訳したものです。

一部意訳をしていますが、ご覧ください。

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若 さ』 

(サミュエル・ウルマン詩 オリジナル版より  山村弘訳)

(1920年 出版 S.ウルマン80歳)

                                   

若さとは、生きている時間の長さではありません。

若さとは、気持ちのあり方です。

バラのような真っ赤な頬、赤い唇、しなやかな膝のことを言うのではなく、意志、想像力の質、情熱の強さなのです。

若さとは、深い、命の泉の新鮮さなのです。

                                      

若さとは、ややもすると挫けそうになる気持ちを乗り越える勇気です。

時には、60歳の人の方が20歳の青年よりも若さを持つこともあります。

人は、誰も、年の数だけで老いるのではありません。

人は、理想を捨てたときに老いてしまうのです。

                                   

年月は、皮膚にシワを刻みますが、心にシワが寄ると熱情を無くしてしまいます。

悩み事、恐れ、不信が心を歪め、気持ちを埃だらけにしてしまうのです。

                                  

人は、60歳でも16歳でも、驚きへの興味、子供のような将来への探求心、生きることについての喜びを持つことができるのです。

あなたの心、私の心の真ん中には無線の受信機があります。

この受信機が、美しさや希望、喜び、勇気などの力を、他の人から、あるいは神からメッセージとして受けることができる限り、あなたに若さがあると言えます。

                                   

しかし、そのアンテナの力が衰え、あなたの気持ちが無気力な雪におおわれ、悲観的な氷に閉ざされてしまえば、たとえあなたが20歳だろうが老いてしまうのです。

でも、あなたのアンテナが働き、前向きな電波を受け取り続けば、貴方は80歳になっても100歳になっても、若いまま生を終えることができるのです。

                                         

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坂城町長 山村ひろし

びんぐし湯さん館(石風呂)

坂城町 「びんぐし湯さん館」 の改修工事が終了してから約2ヶ月経ちます。

(「びんぐし湯さん館」 http://yusankan.co.jp/ )

温泉の施設が一新され大好評をいただいております。

その中で、新しい「石風呂」は良いのだが、大きくて入りづらいという声をいただいておりました。

若干の時間がかかり恐縮でしたが、本日、石風呂周りのステップ等を設置しました。

ステップ設置前                    

ステップ設置後                                    

これにより、より安全にお風呂をご利用いただけると思います。

まずは、ご連絡です。

今後ともよろしくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

ザンビアの竹内希さんからレポート

以前ご紹介した、JAICAの理数科教師としてザンビア共和国へ派遣されている坂城町南条金井ご出身の竹内希さんから近況をご連絡いただきました。 今後、時々レポートを送っていただけることになりました。

以下、坂城町ホームページのニュースをご覧ください。

坂城町長 山村ひろし

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ザンビアだより(第1回)

青年海外協力隊員  竹内希さん

  平成24年6月末に、町出身の竹内希さんが、青年海外協力隊としてアフリカ南部に位置するザンビア共和国へ派遣されました。

  竹内さんは、現在、広島大学大学院に在学中ですが、理数科教師として、ザンビア共和国の生徒数600人程の中高一貫校に派遣されています。派遣期間は2年間を予定していて、その間、ザンビアの様子や体験したことを町へ定期的に報告してくださることになりました。

  • 青年海外協力隊事業

  昭和40年に発足して以来、アジア、アフリカ、中近東、中南米、大洋州、東欧地域などの開発途上国に派遣し、それぞれの技術・技能を活かして派遣先の国づくり、人づくりに協力をしています。平成23年12月31日時点では、74ヶ国に2,169名の方が派遣されていて、派遣国から高い評価を受けています。

以下、竹内さんからのザンビアだよりです。

ザンビアだより            平成24年9月  竹内希

ザンビアだより8月01

▲竹内さんの授業の様子

  みなさん、こんにちは。日々暑さが増しているザンビアから、8月のできごとを報告したいと思います。

  こちらの学校は、4月、8月、12月は休みです。なので、8月は学校へ誰も来ていないだろうと思いながら配属校へ行ってみると、なんと補講をしていました!!私の学校は、仕事に対して熱心な教師が多いように思います。また休み中の授業では、生徒から普通の授業料とは別に、料金を徴収していました。しかし、その学校の生徒に関わらず、他校の生徒も料金さえ払えば授業に参加できるため、地域に開かれたとても良い学校だと思います。

  そして、私はこの休みの時期を利用し、先輩隊員の学校へ教育実習を受けに行ってきました。実習内容は、ザンビア教師の授業見学や、先輩隊員との共同授業です。ザンビアは、小学校高学年から英語で授業が行われます。英語での授業は、1人では苦戦することも多いですが、先輩隊員と共同でやることで、授業準備の仕方、授業の雰囲気作りなど、多くのことを学べました。また、ザンビアの授業ではほとんど教材が使われないため、アクティビティを入れた授業を行うと、生徒たちは興味関心がとても高まったようでした。私自身も、楽しそうに授業を受ける生徒を見て、嬉しくなりました!!

ザンビアだより8月02

  また、私は広島大学大学院が青年海外協力隊と提携して行っている、ザンビア・プログラムというプログラムの一環でも参加しています。これは、青年海外協力隊での経験が大学院の単位として認定されると共に、日本に帰国後、協力隊の経験を修士論文に書くことができるという制度です。

  そして、そのプログラムの1つの行事に、ザンビア大学との研究発表会があります。今年は、8月23日に行われました。私も、来年ここで研究発表を行う予定です。今年も広島大学院生以外にも、協力隊の方やザンビア大学の方も発表をして下さりました。来年も充実した交流会になるよう、一同励んでいきたいと思います。興味のある方は、広島大学大学院国際協力研究科のホームページをご覧ください。

ザンビアだより8月03

老子の続き(第66章)

この章にはよく、「後己」 というタイトルが付けられます。 まさに大人物であればあるほど、「己を後ろにする」 ということです。

 江海所以能爲百谷王者、以其善下之。 故能爲百谷王。 是以聖人欲上民、必以言下之、欲先民、必以身後之。 是以聖人處上而民不重。 處前而民不害。 是以天下樂推而不厭。 以其不爭故天下莫能與之爭。

                                     

 江海(かうかい)の能(よ)く百谷(ひゃくこく)の王たる所以(ゆえん)の者は、其の善く之に下るを以(も)ってなり。 故に能く百谷の王爲(な)る。 是(ここ)を以って聖人民に上(うへ)たらんと欲せば、必ず言(げん)を以って之に下る。 民に先(さき)んぜんと欲せば、必ず身を以ってこれに後(おく)る。 是を以って聖人上に處(お)るも民重(おも)しとせず。 前に處るも民害(がい)せず。 是を以って天下楽しみ推(お)して厭(いと)はず。  其の爭はざるを以っての故に天下能(よ)く之と爭う莫(な)し。

                                               

 

大河や海がもろもろの河の王と言われるのはひたすらその下流にとどまっているからです。 下流にいてすべてを受け止めているからこそ河の王と言われるのです。 このように聖人と言われる人も、人民の上に立とうとするならば必ず謙虚な言葉遣いでへりくだり、人民の先に立とうとするならばむしろ人民の後方に控えているものなのです。 それなので、人民は聖人が上にいても重みを感じず、前にいても邪魔だとは思わないのです。 結果として、天下の人々は進んで彼を指導者として推戴することになるのです。 誰とも争うことをしないので天下中の誰も敵対しようとはしないのです。
                                           
                     
まさに、「無為自然」 であればこそ 「不爭謙下」 であるのですね。
                                          
                             
坂城町長 山村ひろし

刀剣技術研修会

現在、坂城町の「鉄の展示館」(館長:山村弘)では9月1日より 11月25日まで鉄の展示館開館10周年特別企画として 「宮入小左衛門行平 祈りのかたち」 を開催しております。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/event/W005H0000053.html

この期間中種々の特別プログラムが予定されておりますが、9月7日から9日まで隣接の中心市街地コミュニティセンターで刀職者技術研修会が開催されました。

本研修会には、全国から33名の研修生が参加し、作刀、研磨、鞘、白銀(刀身の手元の部分に嵌める金具)、柄巻部門に分かれて熱心に講師のみなさんの技法を学んでいました。

昨日(9日)には、私が長年懇意にさせていただいている、金沢工業大学石川憲一学長、畝田道雄准教授、(公)日本工学教育協会剣持庸一専務理事がお出でになりました。

左から:宮入刀匠、金沢工大畝田准教授、石川学長、山村、日本工学教育協会剣持専務理事

金沢工業大学の石川学長、畝田准教授はお二人とも刀剣についてご造詣が深く宮下学芸員とも大変深い議論をさせていただきました。

来年あるいは再来年には「刀を科学する」というようなテーマで特別展示ができればと考えております。

技術の町坂城町の原点とも言える刀剣作りを大切に育てていきたいと考えております。

坂城町長 山村ひろし

敬老の日

9月17日の敬老の日を迎え、各地で敬老会が開催されています。
昨日(9月8日)、坂城町内の敬老お祝いの対象の方々のお宅を訪問させていただきました。
今年の敬老祝事業の対象の方は、88歳の米寿の方が87名、99歳の白寿の方が4名、100歳以上の方が13名で、今年の対象者は、全体で104名です。
また、最高齢の方は明治40年生まれの男性で、この8月に105歳になられました。
104名の方々の内、病院などに滞在されておられる方をのぞき、84名の方々のお宅へ伺いました。
朝8時から夕方5時まで、お一人お一人にお会いする時間は限られていましたが、皆さんとお会いできいろいろなお話を伺うことができました。
坂城町はご高齢の方々が皆さんお元気です。
大変素晴らしいことです。
今後とも皆様にとって住みやすい町づくりに最善の努力を続けます。
                
*今日もこれから各地区の敬老会に参加してきます。
                        
                            
           
坂城町長 山村ひろし 

幹部社員教育に鉤役(かんやく)

昨日(9月5日)、本日の2日にわたり、富士通さんからの依頼により、幹部社員教育のお手伝いを実施しました。 (GKI/D・・Fujitsu Global Knowledge Institute Divelopment プログラム) 

富士通研修者へのお話

本研修には長野の言葉である 「鉤役あるいは官役」から 、「”KANYAKU” 体験研修」 と名づけ、下草刈りなどの森林整備、ねずみ大根の試し堀り、ならびに播種作業など、都会の大企業では体験できないようなプログラムを組み入れ、非日常的な空間からマネジメントを学んでいただきました。

「びんぐし山」での下草刈り

ねずみ大根の種まき

また、昨年から実施している坂城の若手経営者の研修プログラム「坂城町経営革新塾」の受講者の皆さんとの合同セッションも行いました。

坂城町経営革新塾のメンバーとの交換会

大変熱心なディスカッションが行われました。

坂城の若手経営者の議論にも素晴らしいものがあり、お互い大いに刺激を受けていたようです。                               

修了書の授与

富士通GKI/Dプログラム修了者全員と

閉塞する日本経済の中、若きエネルギーに期待したい。

また、今回の研修の中から新たなビジネスが発生することもあわせて期待しています。

*本研修の実施にあたっては、「坂城町商工会」「びんぐし湯さん館」「味ロッジわくわくさかき」「かいぜ」「鉄の展示館」「坂城町林業委員」「ねずみ大根振興協議会」(特に山 進一さんには特別にご指導いただきました)それに坂城町役場のスタッフにお世話になりました。感謝です。

坂城町長 山村ひろし

十六夜観月フェスティバル

先日(9月2日)、十六夜観月殿(いざよいかんげつでん)と網掛公民館を使って 「十六夜観月フェスティバル」 が開催されました。(実行委員長:宮入宗乗網掛区長)

坂城町網掛にある、「十六夜観月殿」は月見堂ともいわれ、千曲川を眼下に望み、坂城町全域を一望におさめることのできるまさに景勝の地に建っています。

この観月殿は元中年間(1384~1392)に村上満清が建立をしたと言われていますが、その後、戦火に会って焼失し、寛永年間(1624~1645)、郷人によって再建されました。

貞亨5年(1688年)8月16日、芭蕉が十六夜の月を詠んでいます。

「いざよひもまだ更科の郡かな」(更科紀行)

                                                    

何百年に亘って続けられている句会ですが、今年から小学生も参加し、名も新たに 「十六夜観月フェスティバル」 として開催されました。

このような形で坂城の文化・伝統を継承されておられることに敬意を表します。

   

観月殿を取り囲んで子供たちも参加 

    

網掛公民館でのパーティー(私はパーティのみ参加)

今年はオリンピックが開催されたこともあり、賞は「金、銀、銅」になりました。

いずれも優秀句ばかりで感服しました。

以下、受賞句をご紹介します。

兼題:(金賞句のみ)

「秋の暮」・・・震災の 傷跡残し 秋の暮 (塚田正平)

「十六夜」・・・母の手を とり十六夜の 月を待つ (大山翠風)

「案山子」・・・案山子立て 豊穣祈り 旅に立つ (宮 郁子) 

席題:(金賞句のみ)

「蜩(ひぐらし)」・・・蜩や 夕餉の支度 せかされて (藤本貞子)

「敬老の日」 ・・・・・親不孝 心に刻む 敬老日 (宮 義也)

選者吟:

十六夜や 里連綿と 詩を詠む (大井宗斉)

去り際の 言葉は温し 秋の暮 (宮入照雲)

物いわず 案山子世情の 今映す (宮入透玄)

こどもの部: 兼題・・・「流れ星」「あきまつり」

   「優秀賞」

空の下 みんなでねがう 流れ星 (児玉陽菜乃)

夕暮れに 今年もいわう 秋祭り (児玉陽菜乃)

流れ星 願いを言う間に 消えていく (宮嵜春花)

流れ星 みんなつぶやく 願い事 (宮嵜優花)

子供たちの作品への講評と表彰  

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8月30日に俳人の朝吹英和さんが十六夜観月殿に来られました。

宮入宗乗ご住職にご案内いただきました。 

   

左から:宮入宗乗さん、山村、朝吹英和さん、奥様

後日、朝吹さんから十六夜観月殿に因んだ句を送っていただきました。             

 以下、3句です
                                
 十六夜の 月の兎と 酌み交す
 
 はせをの碑 観月殿に 月巡る
 
 雨匂ふ 狐落(きつねおとし)の 無月かな
                           
                      英和
                             
 坂城の伝統文化に対する皆さんの熱い思いに敬意を表します。
 来年は句会から参加したいと思っています。
                                 
            
 坂城町長 山村ひろし