昨日(10月29日)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター主催による「平成26年度第3回坂城経営フォーラム」が開催され、独立行政法人経済産業研究所所長の藤田昌久さんを講師にお迎えし、「全員参加で輝く坂城の未来を創ろう」 を演題にご講演をいただきました。
素晴らしいお話でした。
講演会の前日に坂城へ来られ、町の様子をお調べになった上での講演でした。
講演前、「かいぜ」で 「おしぼりうどん」 を堪能された藤田先生(左)
講演前に挨拶する山村
以下、坂城町ニュースよりご覧下さい。
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坂城経営フォーラム 藤田昌久さん
▲写真上:藤田昌久さん
10月29日(水)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター主催による「平成26年度第3回坂城経営フォーラム」が開催されました。
今回は、独立行政法人経済産業研究所所長の藤田昌久さんを講師にお迎えし、「全員参加で輝く坂城の未来を創ろう」を演題にご講演をいただきました。
藤田さんは今回の講演にあたり、事前に坂城町について調べられ、坂城の発展の歴史を経済学の視点から考察してくださいました。坂城は、昭和40年代あたりから一つの企業がどんどん分かれていき、独立したそれぞれの企業も発展を遂げてきました。これは他にあまり例がないそうで、坂城はこれにより、多様性・差別化(補完性)が高くなり、いろんな分野で「地域」の競争優位を生む集積力(魅力)とイノベーション力につながっているそうです。
藤田さんは、特に「全員参加による地域の活性化」を提唱され、企業だけでなく、農業、商業分野、また高齢者も含めた地域全員が、多様なアプローチで活性化を図ることが重要とのことです。最後には、詩人金子みすずの詩を引用し、「バラと刀とねずこんと私 みんなちがってみんないい 全員参加で坂城の未来を」と詠み、講演を締め括られました。
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坂城町長 山村ひろし