金沢工業大学による刀剣に関する研究発表

 本日(4月11日)、坂城町鉄の展示館において、長年、日本刀について研究をされておられる、金沢工業大学、石川憲一学長、畝田道雄教授により日本刀に関する研究の発表が行われました。

              

                                                    

 金沢工業大学(学長:石川憲一さん)と坂城町との間での提携協定を検討しておりますが、その一環として、「日本刀の科学的研究 (『匠の技』に科学が何処まで挑めるか???)」 というテーマで発表が行われました。

 内容としては、

 (A)3次元アーカイブ技術の確立に向けて

 (B)重心・握り中心・打撃中心の関係

 (C)「樋」の科学に関するアプローチ

 (D)平成27年度からの新たなる展開

         

             

 詳細は別途といたしますが、「名刀と言われるものは何故美しいか」、「刀のスイートスポット(よく切れる部分)はどこか」、「刀の樋(樋といわれる刀の溝)は何のためにあるのか」などなど、今まで研究されてこなかった点についての大胆な研究です。

 これからの研究成果が楽しみです。

 本日の発表会には、金沢工業大学の先生方の他、宮入刀匠一門の皆さんも参加され活発な意見交換も行われました。

                

研究発表後、「かいぜ」で食事

左から:石川学長、山村、畝田教授、神宮教授

                    

 坂城町長 山村ひろし

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