先日(6月12日)、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会による能楽教室が南条小学校と坂木小学校で開催されました。 (村上小学校は17日に予定。)
長年にわたり、毎年毎年、熱心にご指導いただいておられる松木先生には心より感謝申し上げます。
以下、坂城町ニュースをご覧下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
南条小と坂城小で能楽教室
▲坂城小学校
6月12日(金)、南条小学校と坂城小学校で、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会による能楽教室が開かれました。
この教室は、室町時代から続く日本の古典芸術である能楽を子どもたちに知ってもらいたいという思いで開かれており、児童たちは、普段なかなか触れることのない本格的な能の世界がとても新鮮だったようです。実際に能の面(おもて)をつけてみると、視界がかなり狭まり動きづらいということがわかり、「猩々(しょおじょお)」という曲目の謡(うたい)を習い、発声の仕方や音程を学ぶと、児童たちは一生懸命に声を出していました。また、南条小学校では、坂城松謳会の子ども能楽教室に通う宇野優浩さんが普段の練習の成果を発表しました。
授業の最後には、松木先生が仕舞「鞍馬天狗」を披露してくださり、その迫力に児童たちも驚いていました。
▼南条小学校
▲南条小学校 宇野優浩さん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
能楽教室の後、今後の能楽教室、2年後に予定されている 「第3回薪能」 などについて種々ご相談をいたしました。 (番外編)
左から:松尾名誉師範、松木先生、山村
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
坂城町長 山村ひろし