令和元年 大宮区 「八十八夜祭・葛尾祭」

 本日(5月5日)、8時より、坂城神社境内横、「蚕国大神」 前で恒例の坂城町大宮区の皆様により八十八夜祭、葛尾祭が執り行われました。

 八十八夜は立春から数えて八十八日目にあたる日に養蚕の安全と発展を祈願するお祭りとして執り行われてきました。

 また、田植えなど耕作の準備のためのお祭りとも言われています。

 「蚕国大神」の祠の横面には「明治八年 乙亥 再建」 記されています。

 祠再建の日からも約143年、大宮区の皆さんが営々とお守りしてこられました。

 例年、びんぐし公園で開催される、「子どもフェスティバル」と同日になってしまうのですが、今年は、「子どもフェスティバル」が来週の開催となりましたので、「八十八夜祭」に多くの子どもたちが参加してくれました。

 好天のもと、「蚕国大神」 前で神事を行った後、参列者の皆さんは葛尾城まで登山道を整備しながら登られました。 (私は登山はパス。)

 大宮区の皆さんの長年のご尽力に改めて感謝申し上げます。

 坂城神社、葛尾山、葛尾城は坂城町の貴重な歴史資産です。

 皆さんと知恵を絞ってより素晴らしい景観を維持できるように頑張っていきたいと思っています。

▲中央:ご挨拶される大宮区の菱田区長さん

 坂城町長 山村ひろし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です