坂城町校長会でのお話 (e-Learningのお話)

本日(9月4日)、坂城中学校で坂城町校長会が開催されましたが、この会で少しお話をさせていただきました。(坂城町校長会は坂城町の小中高校の校長先生と教育委員会で構成されています。)

テーマは、「坂城町のICT教育 平成から令和へ、《GIGAスクール構想》の早期導入を推進」です。

坂城町の小中学校では、平成23年ころからICT教育に力を入れ、文部科学省の受託事業で、Webページの作成とか、岡山県真庭市の小中学校とのICT教育を実施したりしています。

また、その後も町独自の取組でプログラミング学習などを行ってきました。

また、並行して校舎・教育設備・機器のICT化へ向けた充実を計ってきました。

そして、GIGAスクール構想の早期導入を計って、生徒1人1台端末の配備や校内ネットワーク、WiーFi環境の推進も行ってきました。

新型コロナ禍の環境の中でこれらの総合的なICT化を急ピッチで進めています。

坂城町の小中学校では今年度中にすべての計画が完了する予定です。

そこで、校長先生方にお願いしたのは、あとは、「先生方の腕の見せ所です!」ということです。

私が、以前、放送大学で開発したいくつかのe-Learningコンテンツの紹介をしたり、コンテンツつくりには、インストラクショナル・デザインの知識が必要だとかいろいろなお話をさせていただきました。

先生方は多少ビックリしたかもしれません。

また、ずいぶん昔にお付き合いのあった、立教大学教授の中原淳教授が「新型コロナ禍において何をなすべきか」について大変晴らしいレポートをお書きになっておられますのでこれも紹介させていただきました。

タイトルは、『有事のリーダーシップ』

・・学びを「保障」し、学びを「アップデート」せよ! リーダーシップ格差を、子どもの格差につなげるな!・・

中原淳先生のメッセージ、

(1)学びを再びとめない。

(2)激変する社会にあわせて学びのアップデートを急ぐこと、そのために、

(3)学校内での有事のリーダーソップを発揮することが重要

(4)地域・学校のリーダーシップ格差を、子どもの学力格差につなげないことが重要とのことです。

詳細は以下のサイトをご覧ください。


http://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/08/yuji_leadership_nakahara2020.pdf

坂城町の先生方のチャレンジに期待します。

坂城町長 山村ひろし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です