先週の日曜日(9月28日)、絶好の秋晴れということもあり、あちこちで行事がありました。
まず、8時半に金井のセブン・イレブン裏に集合し、「金井夢物語」探索ということで、歴史的な施設、場所をめぐるプログラムが開催されました。
私は初めの部分一部だけ参加しました。(終了したのは午後3時過ぎだったそうです。)
スタート地点は金井のセブン・イレブン東側の旧農協南条支所跡。
今日の講師は坂城歴史同好会の塩入孝次さんです。
昭和4年生まれの塩入さんは地元の文化・歴史に詳しく正に生き字引です。
山際高明筆塚の前で。
山際高明(茂吉)(宝暦11年 1762年~天保4年 1835年)は和漢・書を修め、弟子の数600人を超え、群馬・越後からも弟子が来たそうです。この筆塚は嘉永2年(1850年)に建立。 撰文をした佐久間象山の名もあります。
この碑のあと仁王坂の道祖神、蚕影(こかげ)神社などをはじめ、全部で20カ所を見聞されたそうです。 お疲れ様でした。
私は、その後、中條神社の秋季例大祭に参列しました。
神事の後、神楽や子供相撲が奉納されました。
また、このお祭りに合わせて、宝刀6振の研ぎが完成し、そのお披露目もありました。
それぞれ名刀ぞろいなのですが、中でも下の一刀は名作です。
6振の宝刀の一つ、法城寺正弘作の脇差
この脇差は刃長:53.4センチ、江戸前期末(元禄前後)の作。
銘:近江守法城寺橘正弘
この刀は江戸期に活躍した法城寺一門を率いた2代目正弘の作だそうです。(宮下学芸員)
中條神社で大切に保管されていたこれらの宝刀は坂城町に寄託されました。
鉄の展示館で大切に保管し、適宜、展示の機会を作りたいと思います。
中條神社へ神楽の奉納
その後、坂城神社の秋季例大祭に参列しました。
ここでも、神事の後に、子供相撲が奉納されました。
地区別対抗戦も行われ、四ツ屋のチームが優勝。 3連覇だそうです。
小学生による奉納相撲
坂城町長 山村ひろし