先日(9月10日から12日)、坂城町上平地区で村上小学校の子供たちの 「通学合宿 2016」 が行われました。
今年は小学校4年生から6年生まで15名の参加でした。
この企画は、上平区育成会の皆さんと地域のボランティアの皆さんにより平成12年より行われています。
以前は、このような 「通学合宿」 は坂城町の各地で行われていたようですが、現在まで続いているのは上平地区のみのようです。
2泊3日の合宿の食材の買出しや料理も子供たちが行います。
いろいろ始めての経験を体験できたようです。
私も毎回参加していろいろなお話をしていますが、今回は 「夢を実現する」というテーマでお話をしました。
子供たちの作ったカレーをいただきました。
2日目に子供たちが作成した「エコ・キャップ・アート」。近いうちにふれあいセンターや坂城町役場でも展示されるそうです。
今回、私はいろいろな国の子供たちの「夢」についてお話しました。
中には、悲しい「夢」もありました。 どのようにしたら、「夢」を実現できるのでしょうか。
最後にご紹介したのは、ある小学校6年生の夢の作文です。
ご覧ください。
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「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。>
そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。>
活躍できるようになるためには練習が必要です。>
僕は三歳の時から練習を始めています。>
三歳から七歳までは半年くらいやっていましたが、三年生の時から今までは三百六十五日中三百六十日は激しい練習をやっています。>
だから、一週間で友達と遊べる時間は五、六時間です。>
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロの野球の選手になれると思います。>
そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。>
ドラフト入団で契約金は一億円以上が目標です。>
僕が自信のあるのは投手か打撃です。>
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去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。>
そして、ほとんどの投手を見てきましたが自分が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会四試合のうちホームラン三本を打ちました。>
そして、全体を通した打率は五割八分三厘でした。>
このように自分でも納得のいく成績で野球ができました。>
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だから、この調子でこれからもがんばります。>
そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。>
とにかく一番大きな夢は野球選手になることです。」>
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愛知県西春日井郡豊山小学校六年二組>
鈴木一朗
致知出版社「心に響く小さな5つの物語」より
(そうです、これはイチロー選手の小学校6年生のときの作文です!)
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坂城町長 山村ひろし