平成25年度「刀職者実技研修会」が鉄の展示館横の坂城町中心市街地コミュニティーセンターで開催されました。(8月23日〜25日)
本研修会は公益財団法人日本刀文化振興協会(会長:柳井俊二、理事長:本阿彌 光洲)の主催で開催され今年で6回目を迎えました。
日本刀の製作にあたっては、作刀の技術はもちろんのこと、研磨、白鞘、白銀、柄巻きといった幅広い総合技術が必要です。
今回の研修はこの5部門に分かれ、日本を代表する錚錚たる講師の指導のもと3日間にわたり実施されます。
今回は日本全国から28名の研修生が参加されました。
また、本研修会は平成25年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)に採択され、本日の開会式にも文化庁文化財調査官佐藤直子氏にお出でいただきました。
中央:挨拶する山村、その左:宮入小左衛門行平刀匠(同協会専務理事)
左側:講師陣、右側:研修生
また、今回の研修会では、宮入一門の4名の弟子たちも講師陣の一角として指導にあたっています。 宮入刀匠の弟子を育てる指導力の素晴らしさにも敬意を表します。
研修の様子はどなたでもご覧になれますので、是非、会場へ足をお運びください。
以下、坂城町ホームページから
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8月23日(金)~25日(日)刀職者実技研修会
8月23日(金)から25日(日)まで、中心市街地コミュニティセンターで、公益財団法人日本刀文化振興協会主催による平成25年度刀職者実技研修会が行われています。
今年で6回目となるこの研修会は、日本刀に関わる伝統技術を継承し、高度の人材育成を目的に毎年開催されており、今年は「平成25年度文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)」の対象となりました。
研修会には、全国から28名の研修生が参加し、作刀、研磨、白鞘、白銀(刀身の手元の部分に嵌める金具)、柄巻きの5部門に分かれて、日本のトップクラスに立つ講師の皆さんから熱心に技法を学んでいました。この研修会は、鉄の展示館に入館した方も見学することができます。日本刀を作る過程が見られる滅多にない機会ですので、この3日間のうちにぜひご来館ください。
鉄の展示館では、9月14日(土)から10月27日(日)まで「第八回お守り刀展覧会」を開催します。宮入小左衛門行平刀匠の作品など、数々の素晴らしいお守り刀が展示され、会期中は様々なイベントも催されますので、ぜひ足をお運びください。
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坂城町長 山村ひろし