先日(12月9日)、坂城町文化センターで、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会 ~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~」が開催されました。
坂城小学校の子どもたちによる、人権作文の発表の後、作家のドリアン助川さんの講演が行われました。
映画「あん」が出来上がるまでのお話を中心に大変心に残る素晴らしいお話をしていただきました。
開会に当たりごあいさつ。 右はドリアン助川さんのサイン
ドリアンの名前は果物の王様と言われる”ドリアン”からとったそうです。
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会
~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~
▲ドリアン助川さん
12月9日(土)、坂城町文化センターで、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会 ~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~」が開催されました。
この集会は、一人ひとりが、共に認め合い支え合う人権感覚を養うとともに、福祉への理解を深め明るく住みよい人権・共生のまちづくりの実現を目指して毎年開催されており、今年は、坂城小学校児童による人権作文の発表と、作家のドリアン助川さんを講師にお招きして記念講演が行われました。
人権作文の発表
坂城小学校が実施している人権教育を、小野龍之介さん、高井仁美さん、清水空音さん、鎌倉暖琉さん、寺澤嶺さんが、それぞれの作文を朗読発表されました。
▲小野龍之介さん
▲高井仁美さん
▲清水空音さん
▲鎌倉暖琉さん
▲寺澤嶺さん
記念講演
ドリアン助川さんは、大学卒業後、放送作家やラジオパーソナリティー、カンボジア内戦の取材などを通して「なぜ私たちは生まれてきたのか?」という疑問を持ち、また、当時話題となっていたハンセン病患者の方々の人生をみて、「本当の命の意味を書きたい」という想いで小説「あん」を執筆されました。2015年には映画化もされ、国内外で高く評価されました。
小説を執筆されるまでの苦労やドリアン助川さんの人生と小説との関わり合いなどについて、ユーモアを交えてご講演いただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
坂城町長 山村ひろし