来年はどんな年

来年をどう見るか。

今年、平成30年は、、「戊戌」(ぼじゅつ)の年でした。

 私が昨年申し上げたように、「戊」「戌」とも「茂る」という意味があり、あまり茂り過ぎないように十分に「剪定」をすることが必要だと言われ、しっかりコントロールすることが大切な年だといわれていました。

 しかしながら、今年の様子を見ると、世界中で、「しっかりとコントロール」されるには程遠く、厳しい状況が続いた年でした。 皆さんは如何だったでしょうか。

      

さて、来年、2019年(平成31年と新年号)の干支は 「己亥(つちのとい きがい」 です。

自らの思いを筋道を通して着実に実行し、その中から、大爆発・大飛躍の可能性を期待できる年のようです。

 また、来年は平成31年が4ヶ月で終わり、新しい年号に入ります。

 大いにチャレンジしたいですね。

白河静さんの字句の解説は以下の通りです。

「己」の字句について

「亥」の字句について

 2019年は、干支でいうと、「己亥(きがい つちのとい)」です。

 「己」は象形文字で由来は糸の巻き取りに用いた道具です。安岡正篤さんによれば「己」は「紀」で、「きまり」、「みちすじ」といった意味があり、己の字の形は糸を表していて糸がこんがらがると悪いかたまりになってしまう。筋道を通すことが大切であること。「己」の字をみると、横の線が3本あって、それがからまないように縦の線で分けている。

 従って、「己」の年はわがままにならず規律を守ることが大切であると言っています。

また、「亥」は「核」と同義で上部の「亠」は上を表し、下の「」は、男女が二人並んで、何事かをはらんでいる形と言うことです。つまり、この文字は、「何事かを生もうとしている」、「いろいろのエネルギー・問題をはらんでいる」ということのようです。「核」のように「起爆性を」はらんでいると言うことです。

 つまり、「己亥」でいうと、「きまり」、「すじみち」を守ることが大切で、そうしないと、とてつもない大爆発が起きる可能性があると言うことのようです。少し心配ですね。

 むしろ、自らの思いを筋道を通して着実に実行し、その中から、大爆発・大飛躍の可能性を期待したいと思います。 来年は平成が終わり新しい年号に入ります。大いにチャレンジしたいですね。

 なお、前回の己亥(60年前 1959年 昭和34年)にはこんな出来事がありました。 結構、いろいろな大きな出来事がありました。

             

・今上天皇皇后両陛下のご成婚(ミッチーブーム)

・小澤征爾がブザンソン国際指揮者コンクールで優勝

・ミスユニバースで児島明子さんが第一位に

・キューバ革命

・アラスカが米国の49番目の州に、ハワイが50番目の州に

・伊勢湾台風で5,000人以上の死者 など

  

 坂城町長 山村ひろし

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