本日(2月9日)、坂城テクノセンターで「新春経済講演会」が開催されました。
(主催:公益財団法人さかきテクノセンター:依田穂積理事長)
今年は、新型コロナウィルスの影響で、1月4日開催予定の賀詞交換会が実施できませんでしたので、坂城町の経済界の皆さんがお集まりになるのはこの新春経済講演会が今年初めてとなりました。
3蜜を避けるためにテクノセンターの会場には約30名、そのほかの皆さんはリモートでの参加となりました。
講師の
愛知淑徳大学ビジネス学部教授
真田幸光先生には、
こちらへお出でいただきたかったのですが、先生もZOOMによるリモートでの参加となりました。
真田幸光先生からは、「2021年を俯瞰する厳しい時代の生き方」と題し、ご講演いただきました。(真田幸光教授は、曾祖父が真田家(松代)当主。慶應義塾大学卒業後、東京銀行入行。1998年より愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所)
まずはじめに、近年のコロナ禍を踏まえ、人々の心が「疑心暗鬼(心のウィルス)になっていること」を前提に、株・為替・金利・原油価格の動向などについてお話しいただきました。
新型コロナ禍での価値観の変化をどう捉えるかが重要とのことでした。
新型コロナウィルスは、10数回変異すると言われ、2年目の今年が大変厳しい年になり、来年(3年目)でようやく落ち着いてくる。 これからはワクチンより治療薬へのシフトが重要とのことでした。
また、新たに始まったバイデン政権の考え方や中国・ロシア・インドなどの国々の近年の動きなどについても経済的側面からお話しいただきました。
厳しいコロナ禍であってもビジネスチャンスだと捉え、コストをかけずに新たなものを生み出していくことが経済の発展に繋がるのでは、というお話しもあり、先行き不透明なコロナ禍でいかに生きていくかについて考える貴重な講演となりました。
大変力強い迫力のあるお話をしていただきました。
坂城町長 山村ひろし