昨日(2月15日)、坂城町役場内複数の会場、文化センター、テクノセンター、保育園など坂城町施設の全職員を対象としたディジタル化に関する研修会を開催しました。(各会場をインターネットで結んで)
午前10時、午後1時半からの2回に分けて、NTTコミュニケーションズのエヴァンジェリスト(伝道師といわれる、技術のスペシャリスト)林雅之さんからレクチャーを受けました。
これはディジタルトランスフォーメーション(DX)というディジタル化の推進を目指した事業ですが、林さんからは「行政のディジタル化の動向とディジタル技術の基本」というテーマで詳しくお話いただきました。
坂城町では、来年度(ことしの4月)から第6次長期総合計画(10ヵ年)、第2期坂城町まち・ひと・しごと創生総合戦略、人口ビジョンなど16の計画が一斉にスタートします。
各々の計画の整合性を取りながら計画の策定を行っていますが、すべての計画の共通テーマは、「SDGsとディジタル化」です。
特にディジタル化については政府でも新たにディジタル庁を作りますが、各自治体でもディジタル化について具体的な議論、計画策定が必須です。
その意味でも今回の研修は重要で大切なスタートとなります。
坂城町では10年前から、職員全員提案プロジェクト、「チャレンジSAKAKI」を毎年行っていますが、このディジタルに関する研修会もその一環で、新プロジェクトは、「チャレンジSAKAKI DX」です。
今回の研修会を機に、全員から、自分で取り組むべきディジタル化について、レポート(宿題)を提出していただくことになっています。
どんな提案がでてくるか楽しみです。
皆さんにお願いしているのは、「単に外部コンサルなどに委託するのではなく、だれよりも知っている自分の仕事を見直して、自分の頭と心でディジタル化について考え提案していただくこと」です。
いずれ、各提案に基づき、課を越えたクロスファンクションチームを作りシステム構想を創っていくことになります。
坂城町長 山村ひろし