平成28年 年頭のご挨拶

 

 伊達八重子さん作(切り絵) 「申」

年頭のご挨拶

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明けましておめでとうございます。>

皆様には、健やかに新年を迎えられましたこととお慶び申し上げます。

                 

 今年は、丙申(ひのえ・さる へいしん)の年です。「丙」は、陽気、活動が一段と伸張して、それぞれの域内に入ることを意味します。また「申」は、神の初形、電光が斜めに屈伸して走ることから、「丙申」は、昨年の「乙未」から一歩前進し、それぞれの分野において、積極的に活動し、伸張することが求められるという年になります。

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町では、新たな課題・情勢の変化としての人口減少問題や国道18>

バイパスの進捗、急速に進展する情報通信技術などを踏まえ、第5次長期総合計画後期基本計画」や「人口ビジョン」、「まち・ひと・しごと創生>

総合戦略」の策定を進めています。>

町民の皆さんからいただく提言・ご意見等を計画に反映し、町内各界からの審議会・懇話会委員さんや長野大学の先生方とともに、輝く、明るい、元気な坂城町を創るべく計画の策定をしてまいります。>

また、国の制度が変わり、行政と教育委員会が一体となって施策を推進することとなり、新たに「坂城町教育大綱」の策定が求められています。町の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の展開を図り、特に学校教育では、「坂城の子は坂城で育てる」として教育行政に取り組みたいと考えております。>

 なお、昨年度からの大型事業であります南条小学校建設事業につきましては、昨年校舎棟が完成し、現在は、グランド造成工事を行っています。

 今後も、子ども達の安全確保を図ると共に、近隣住民の皆さんのご理解・ご協力をいただくなかで、3月竣工を目指し工事を進めています。  >

 更に、地域の避難所にもなる小学校体育館の耐震整備等につきましては、>

1月末までには、全ての小学校が完了する予定となっています。>

 さて、「第5次長期総合計画後期基本計画」や「人口ビジョン」、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の重点施策としまして、

まず、一つ目としまして、スマートコミュニティ事業があります。>

町民生活や企業活動において効率的なエネルギー利用を図るため、住宅に>

おける再生エネルギー導入や、マネジメントシステムの導入を促進する>

とともに、テクノさかき工業団地では、スマート工業団地化に向けた調査研究を行い、より「魅力ある賢いまち スマートタウンさかき」を目指します。>

 次に、ワイナリー形成事業では、次世代へつながる農業の再生を図るため、>

3年目の栽培となる試験圃場から、今年度は赤と白のワイン原料となる4種類のぶどうを収穫することができました。収穫したぶどうは、「サントリーワイン インターナショナル」に試験醸造を委託し、試験圃場初の「坂城ワイン」が近々出来上がります。同社においてレベルの高い評価をしていただくとともに、外見・香り・味わい共に質の良いワインとなるよう大いに期待しています。>

また栽培から販売まで、6次産業化に向けた実施主体の検討に取り組み、>

ワイナリーの創業を推進してまいりたいと考えているところです。>

三つ目としましては、「トータルメディアコミュニケーション整備」で>

あります。>

「つながる坂城町」を目指し、必要な情報が取得・発信・共有できる、新たな通信網を整備し、町民全体にお知らせできるシステムについて検討を進めてまいります。>

 このほか、公園の長寿命化計画に基づき、「びんぐしの里公園」につきましては、音楽や芸能など様々なイベントが開催できるよう、国の補助を受ける中でステージ改修工事を計画しており、「湯さん館」を含め、子どもからお年寄りまで、町内外より多くの皆さんに親しんでいただける環境整備に取り組んでまいります。

            

 坂城町が、明るく元気な町でありますように、町民の皆様にとっても、本年が良き年になるようお祈りし、新年のごあいさつとさせていただきます。

 

 

               

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 坂城町長 山村ひろし

 

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