昨日(2月25日)、坂城町中心市街地コミュニティーセンターで 「坂城町ワイナリー形成事業の懇談・試飲会」 が開催されました。
3年前に坂城町の試験圃場で植えつけたワイン用ブドウが成育し、試験像醸造ができるまでになりました。
(2012年12月のワイン用ブドウ定植の様子)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=30087
昨日は、ブドウ農家の皆さん、企業関係者、醸造を委託したサントリーワインインターナショナル(株)の高谷俊彦さんほか約50名の方々が来られました。
坂城町でのワイン事業について説明する山村
お披露目されたワイン。
白は、リースリングとソービニヨンブランのブレンド
赤は、カベルネソービニヨン
ワインについて説明されるサントリーワインインターナショナル(株)の高谷(たかたに)俊彦課長さん
イタリア料理店オーナーで自身もワイナリー経営を目指す、シニアソムリエの成沢篤人さん
「坂城町ワイン事業担い手」の一人北村智洋さん
今年試験醸造していただいたのは、白ワインは、リースリング、ソービニヨンブラン、赤ワインは、メルローとカベルネソービニヨンの4種類です。
その中で、今回お披露目されたのは、白ワインとして、リースリングとソービニヨンブランのブレンド(3対7)とカベルネソービニヨンです。
印象として、カベルネソービニヨンはまだまだ若いワインですが、そこそこタンニンの味も利いていて、今後が楽しみの味でした。
また、白ワインはほどほどの酸味が利いていてフレッシュなすばらしい味に仕上がっていました。
サントリーの高谷さんの解説では、坂城町の土壌の素晴らしさ、扇状地、砂岩質の特質について高い評価をされておられました。 ますます、期待が高まりました。
今年から本格的なワインの収穫が期待できます。
現在の試験圃場は55アールですが、ここだけでもうまくいけば、最大4000本は収穫できるそうです。
昨日の会は、これからの坂城のワイン作りにとって素晴らしい、キックオフの会となりました。
関係の皆様のご尽力に感謝いたします。
坂城町長 山村ひろし