先日(9月18日)、「お守り刀展覧会」 のイベントとして、居合道演武が行われました。
今年で3回目となりますが、演武は夢想神伝流居合道教士8段の小宮山克巳さんと、長野県剣道連盟上田支部の宮原浩義さん(7段)、高野智宏さん(4段)、酒井早苗さん(4段)、子どもたち2人(小宮山さんのお子さん)により行われました。
小宮山さんは私の従兄弟ですが、今年、8段に昇格されました。
また、上田支部の宮原浩義7段は、10月22日(土)に武道館で開催される、第51回全日本居合道大会に長野県代表として出場されます。
日本刀は通常、展示されている作品を 「静的」 に観察せざるを得ませんが、日本刀が本来持っている 「動的」 な姿を観ることも大切です。
今回も小宮山8段の解説・演武でわかりやすく説明をしていただきました。
居合演武開会であいさつ
「お守り刀展覧会授賞式」の様子は以下のサイトをご覧ください。
http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1474013693118/index.html
「お守り刀展覧会」授賞式で、坂城町長賞を川崎仁史に授与
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
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お守り刀展覧会イベント 居合道演武
夢想神伝流居合道教士8段の小宮山克巳さん
9月18日(日)、鉄の展示館で開催中の「第11回お守り刀展覧会」のイベントとして、夢想神伝流居合道教士8段の小宮山克巳さんと、長野県剣道連盟上田支部の宮原浩義さん(7段)、高野智宏さん(4段)、酒井早苗さん(4段)、子どもたち2人による居合道演武が行われました。
小宮山さんによると、居合とは、立会に対する言葉で、不意に生じる敵に応じる技(突然の敵に際して、とっさに鞘から抜刀して身を守る術)として、日本刀の成立と同時に抜刀の技術も生じ、剣術と柔術の間にある剣術とのことです。
本日は、日本刀の構造や居合道の成り立ちについての説明の後、居合の作法、形の説明、身体の動きなどを解説しながら、12の形を披露していただきました。会場を訪れた皆さんには、鉄の展示館に展示されている静的な日本刀鑑賞だけでなく、素早く迫力のある抜刀や刀がするどく空を切る音、洗練された身体捌きなど、日本刀の動的な面も味わい、また新たな日本刀の魅力を感じていただけたことでしょう。
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坂城町長 山村ひろし